ナナカワのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
夜更けに会いたい人と、夜明けに会いたい人は?と問われたら…
この本を読み終えて、これらの言葉の意味が静かに、でも深く胸に響いています。
優等生の仮面を被りトラウマに耐える茜と、自由奔放に見えて刹那を生きる青磁。
対照的な二人の過去と未来が「点と線」で繋がり、それは、話の展開では危うくも、確かな運命の糸へと変化していきます。
この作品は、単純な恋愛小説ではありません。
「大切と思える人への想いの在り方」を純粋に問い直させてくれる物語でした。
番外編まで読み終えると、二人の温かな絆をずっと見守り続けたい…そんな優しい気持ちで満たされます。
続編が出たら、必ず読みたいと思える作品でした。
-
-
Posted by ブクログ
遠子を見ていると学生の頃の自分を思い出した。
イジメにあっていたこともある私。
作中に出てきた知らぬ間にライングループから外されていたことや、SNS上に悪口のようなことを書かれているのを見て、今の時代の恐ろしさを改めて疑似体験したような気がした。
香奈と奈々美は本当の友達とは言えないし、遥もそんな2人とつるんでいるのもどうかと思った。
色々な感情が渦巻く中で何が正しい選択なのかはわからないものがあるかもしれないけれど、親友なら困った時や悩んだ時、辛い時には支えてあげることが一番大事なのではないか?
ただ、これら作中のキャラクター達は高校生だというまだ子どもの括りの中にいるからこそ、頑張って -
-
Posted by ブクログ
純粋に"素敵だな"という感想。
言葉にならない想いでいっぱいになる作品。
青磁と茜、二人の真っ直ぐでピュアな心根に感動した。
また茜とは自分と何処か重なるものを感じて沢山心揺さぶられる箇所があった。
私も学生の頃、青磁のような同級生が居て憧れたこともあったなーと染み染み。
また美術関係の話も盛り込まれていて新しい目を養うことが出来たことにも嬉しかった。
夜明けや夕焼けはひと言では言い表せない大きなものがあることも本当で、また実際に私も夕焼けや夜明けをゆっくり真剣に観に行きたいなと思わせてくれた。
空は毎日、瞬間瞬間に違う表情を見せてくれるのも本当だし、私自身も気がつけばいつ