ナナカワのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
夜更けに会いたい人と、夜明けに会いたい人は?と問われたら…
この本を読み終えて、これらの言葉の意味が静かに、でも深く胸に響いています。
優等生の仮面を被りトラウマに耐える茜と、自由奔放に見えて刹那を生きる青磁。
対照的な二人の過去と未来が「点と線」で繋がり、それは、話の展開では危うくも、確かな運命の糸へと変化していきます。
この作品は、単純な恋愛小説ではありません。
「大切と思える人への想いの在り方」を純粋に問い直させてくれる物語でした。
番外編まで読み終えると、二人の温かな絆をずっと見守り続けたい…そんな優しい気持ちで満たされます。
続編が出たら、必ず読みたいと思える作品でした。
-
-
Posted by ブクログ
遠子を見ていると学生の頃の自分を思い出した。
イジメにあっていたこともある私。
作中に出てきた知らぬ間にライングループから外されていたことや、SNS上に悪口のようなことを書かれているのを見て、今の時代の恐ろしさを改めて疑似体験したような気がした。
香奈と奈々美は本当の友達とは言えないし、遥もそんな2人とつるんでいるのもどうかと思った。
色々な感情が渦巻く中で何が正しい選択なのかはわからないものがあるかもしれないけれど、親友なら困った時や悩んだ時、辛い時には支えてあげることが一番大事なのではないか?
ただ、これら作中のキャラクター達は高校生だというまだ子どもの括りの中にいるからこそ、頑張って -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ親友の好きな人を好きになってしまうのは
親友のことを大切に思うほど辛いと思う。
遠子にとって親友・遥は命の恩人で本当に大切だから
頑張って諦めようとするけど
好きな気持ちを抑えるのが難しくて。
でも遠子の葛藤を知らずに
クラスで一緒にいる友人2人は
遠子に遥のために動くように誘導し
時には酷い言葉や態度を取って
遠子を追い込んでいこうとする。
客観的に見たら
そんな友達必要ないんじゃない?
距離を取った方が良いんじゃない?
って思うけど
遠子にとって遥は大切な親友だから
離れられないという気持ちも分かる。
進学とか社会人になったりとかで
世界が広がった今だから
自分から距離をおくという