真崎ひかるのレビュー一覧
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ネタバレ一葉は、父親に借金のカタにやくざに売り飛ばされかけたところを、鳴宮医院に引き取られた。
鳴宮医院は、養父・康宏とその息子・宏晃の二人暮らしで、恵まれない暮らしをしてきた一葉を大切に慈しまれて育った。
実は鳴宮医院は、昔からの知り合いであるというヤクザのまともな病院へは連れて行けないような病気を実はこっそり見ていた。
そんなある日、いつものように組員から呼び出されて一葉を連れて往診に向かった帰り、いきなり敵対する組のものに銃撃され、足がすくんで動けなかった一葉をかばうようにして康宏が撃たれてしまう。
そしてそのまま康宏は帰らぬ人となってしまうが、一葉はそのことを自分のせいだと悔いていた -
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ネタバレ水沢那智は焼き菓子店を経営している。
そんな焼き菓子店にある日、閉店間際になって一万円を握り締め、「全部ください」という男の子が現れる。
そんな日が2、3日続いた後、水沢は不思議に思って、「保護者を連れておいで」と告げる。
すると、保護者として現れたのは、水沢のかつての恋人・加賀有隆だった。
高校時代に、ひょんなことから関係を持った水沢と加賀は抱き合わずにはいられないほどにお互いを想い合う。
けれど、大企業の社長の息子である加賀と一般人である水沢とでは立場が違いすぎた。
どこからか加賀と水沢の仲を知った加賀の父親が、水沢の母親を通して水沢に加賀と別れるように圧力をかけてきたのだ。 -
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ネタバレ凄く可愛かった♪
初心なツンデレ受けを愛でるには良い作品。
三池さん挿絵の可愛さも光ります!
そして、そのままコミック出しても良いんじゃないかな?ってくらいキャラのイメージに合ってるし、CPの組合せもどこか三池さんっぽい(笑)
コレ、後半は攻め視点で書いてくれたらもっと面白くなったかも?と思います。
エロ薄でもないし、初心で快感に弱い受けは禿萌えるのだけど、良い大人がパイパンに悩む子を騙して…っていう設定を考えると、もっとマニアックなプレイも期待出来たんじゃ?と思ってしまう(エロ心)。
とは言え凄く可愛かったので概ね満足です♪ -
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研究員(兼大学講師?)×大学生
人に言えないコンプレックスを抱えた主人公。
むしろその整ったルックスが邪魔をしてその悩みを相談する相手すらおらずに20歳を迎えてしまった。
その悩みとは、シモの毛がはえてこないこと。
5年前、そのコンプレックスをド派手に刻み込んでくれた人物は、主人公が仕方なく行った銭湯でまたも「20歳にもなって…」と刺激してきた。
しかし、大手製薬会社に勤めるその人が「発毛剤のモニターをやらないか」と持ちかけてきた。
表紙が妙に誘ってくること。
帯が「おまえ、二十歳になってパイパ……」と非常に過激なこと。
口絵イラストがエロいこと。
…これに過剰な期待をした人は、内容のソフ -
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ネタバレよくある可愛い系の受けかと思いきや、意外と積極的だったり、物語途中で3年経過した後にやや男の子っぽくなっているところなどが新鮮で良かったです。
お話は明るいほんわか系かと思いきや、途中突然ドロドロします。
ただ「え、そうだったのびっくり!」という感じではなく「あー、きっとこうなんだろうな。あー、やっぱこうかー」という感じで先が読めるので怖くはないと思います。
兄の狂気は鳥肌ものでしたが。
受けの子がおお振りの三橋のような喋り方をするのが少し読みづらい…かも。
後半は永渡がどういう人間なのかを読者に伝えようとするあまり、説明的になっている感じが少し気になりました。
三池さんのイラストがお話 -
Posted by ブクログ
陶芸家×高校生
雨が降りそうだから、と病院の木陰で眠っていたその人に声をかけたのがきっかけで、主人公は目が見えず退屈しているその人に本を読み聞かせることを約束します。
変声期前の声が女の子のようだから、勘違いされているだろうと思いつつ通いますが、兄に叱られてしまいその後は行けずじまい。
ですが、3年後運命的な再会をしたその人。主人公は徐々に惹かれていきます…。
両親を早くに失い、年の離れた兄(異母兄)と暮らしてきた主人公なんですが、途中で兄が暴走するんですよね…。
その暴走っぷりや怖くて怖くて!!
そんなお前迫り方したら、相手逃げるに決まっとるやんけ!という怖さ。
面白かったのですが…主人