真崎ひかるのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
御曹司(周防)×植物園オーナー(陽向)
御曹司が結婚までの最後の自由の1か月を自由に過ごしたいと、3年前一度会っただけで会話もしたことのない陽向のもとへ「ワンコ」のふりして押しかける。
まあ、突拍子もない始まりで、ホントの魔法とかワンコじゃなくて、御曹司がローマの休日的なことをしたかったようです。
正直なところ、周防が陽向に向ける気持ちが微妙な部分が多すぎて恋情からくる行動だとしても素直に読めなかった。
変わった御曹司ってやつです。
浮世離れしてても、それが人の気持ちを省みない理由にはならないかな。
御曹司しかり、それを絶対崇拝している執事しかり。
この二人、精神的に横暴すぎw -
Posted by ブクログ
正体不明で凄みあるセクハラ男×強気で口の悪いツンデレメイド。
きれいな表紙イラストだったので手に取りましたが、帯を外したらすごくエロかった…!
でも、コスプレメイドから想像するようなピンクな話ではなく、色気がまったくといっていいほどなくて、ある意味びっくり。その分、ストーリー展開はなかなか面白かったです。
19歳の未来がなぜメイドコスプレで働いているのか?という理由がそもそもの始まりになっています。未来は父親と暮らしているのですが、生活を支えるためにメイド姿にも甘んじて働いているんです。お父さんにはいろいろ問題がありますね~決して悪い人じゃないんですけどねw
叔父さんもけっこうクセモノだし、未来の周囲にはとんでもない人々ばかりです。
特に志方!どこからどうみても893ですが、舎弟を連れていないのですぐにそうじゃないのはわかりますが…893以上のオーラを持っていますw
そんな志方にロックオンされてしまった未来。二人のやりとりが爽快で、読んでいて気持ちよかったです。
負けん気の強い未来は、いつもピンチを志方にカッコよく救われてしまうのがどうにも気に入らないんですよね。
太刀打できそうにない相手だとわかっていても、おとなしく従うことができない、はねっかえりらしくズケズケものを言う未来がよかったです。
対する志方は、未来がどんなにツンでも怒ったりせず、むしろ楽しんでいる器の大きさ。
なので、未来はいつのまにか志方の思惑どおり、幼妻的な立場になっていて、まんまとエプロン着用で卵焼きまで作っていたりします!
とにかく、言葉の応酬がポンポンと飛びかっていて、こういうところはさすがだな~と思わせます。
エロが少なめだったのがちょっと惜しかったです。タイトルからいくと、そうとう濃厚なものを期待しちゃいますからねw
でも、持っている雰囲気は好みなので、こんな感じのストーリーならぜひまた読んでみたいです。
イラストも美麗で、とてもすてきでした。 -
Posted by ブクログ
▼あらすじ
世間的には有名進学校に通う良家のお坊ちゃんで、八方美人の事なかれ主義に見える郁海。だが幼い頃、雨の日に父を亡くした郁海は、心に傷を抱えていた。母の再婚相手の家でも孤立している郁海は、夜の街で中年男に絡まれていたところを一人の青年に助けられる。折しも降りだした雨に、郁海は博人と名乗った青年とともにホテルへ。それは過去に囚われたふたりの運命の出逢いで?ー!?
***
郁海(受)が博人(攻)に惹かれる気持ちはきっかけがあるから一目惚れでもまぁ何となく分かりますが、博人が郁海に惹かれた理由は正直良く分からない…。
二人の抱える過去にばかり重点が置かれていて、徐々に惹かれいく心理描写(特に博人)がちょっと少なかったかなーって印象。
それでも作品に流れるしっとりとした雰囲気は良かったです。
これといって特に派手なイベントが起きる訳じゃないけど、穏やかで淡々と物語が進むので個人的にはかなり読みやすかったです。
ただ、それ故に読み終わった後は少し物足りないというか釈然としない部分が残ります。なので後もう一捻り、もしくは何らかの刺激があればなぁといったところ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ宮大工×供物にされるために育てられた少年
神社の修復を手掛けるため、怪我をした師匠にかわり島にわたってきた主人公は、宮司の息子と出会う。
その少年は、主人公が過去に出会ったことのある少女ににていた。
修復を進める間に二人は距離を縮めていくが、ある日供物として淫らな儀式を行っている場面を目撃してしまう。
深入りしてはいけない、という師匠の言葉に従わなければならないが・・・。
テーマとしては、あまり珍しいものではありません。
しかし、その描写がメリハリのあるもので、とても楽しく読ませてもらいました。
挿絵がぴったり、なのもこの作品のいいところ。
挿絵が挿入されるタイミングも絶妙なので、これは編集さんの力のたまものですね。
禁忌もの、因習ものが好きな人におすすめです。
ちなみに、師匠がイイおっさんでGJです。