夜に舞う薄紅の花

真崎ひかる / 高久尚子

亡き養父の厚意で、成宮家の一員となった一葉。幼い頃から兄のように慕い、密かに恋い続けた宏晃から想いを返され、今は甘い日々を過ごしている。宏晃の役に立つため法曹を志し大学生になった一葉の前に、ある日、祖父だという人物が現れた。自分を引き取りたいとの申し出に一葉は戸惑うが、宏晃は成宮の家を離れることを止めてくれなくて……?

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: 幻冬舎コミックス
• 掲載誌・レーベル: 幻冬舎ルチル文庫
• 電子版発売日: 2014年06月13日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★☆]

幼い頃から密かに恋心を募らせていた宏晃から想いを返されて甘い日々を送っていた一葉に、兄や祖父の存在が知らされる。祖父は裕福な経営者で、偶然にも同じ大学だった兄には失望したから一葉に会社を継がせたいと申し出てくる。
康宏との約束もあり、断った一葉に「ヤクザの面倒を見ていると知れたら病院は困るだろう？」と脅された一葉は康宏を守る為に自分を捨てた家へ行く決心をするが。
それにしても一葉は気立てがよいのに、実の母親の横暴さに吐き気がしました。
人に非ず、ですね。跡継ぎとしてしか子供を見ない祖父や実母。
一葉が心優しく育ったのは康宏や宏晃、それから八重さんの愛情にたっぷり包まれていたからなんでしょう。
鳴宮家に戻ると決めて中庭へ向かうと一人縁側に佇む宏晃がいて、堪らず抱き締めた一葉と舞い散るサクラの風情が儚くて美しかった。

[yurichitian20 · ★★★☆☆]

本当に幸せになって欲しい

まさかの実の母親、兄、祖父が登場
前作がとてもよかったので購入したけれど、ちょっと祖父やら兄が出てくる
あんな父親のもとに自分を捨てた母親もそこまでできるのかと思ってしまった
しかも兄だけ連れて行く？
もし康晃さんが「見つけて、診察代変わり」に連れて帰ってなかったら
きっと生きてはいなかったよ
まして出生届も出していない？個人的にはこういう展開好きじゃないので☆3つ
やっぱりほっこりする話がいいです
ちょっとヘビー
ひど過ぎる

＃深い ＃シュール

[ブクログ · ★★★☆☆]

年上ヘタレ攻め…ダメダメじゃん！甘やかしたいならもっとﾄﾞｰﾝとしないとさ！もう手を離したらだめなんだからね！！