梶川卓郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ歴史的な流れとしては大きく進んではいないが、SF的には結構大きなポイントが描かれていた。
タイムスリップものなので、私の気になるところは、
・歴史は変わるのか、信長は本能寺の変で光秀に討たれるのか
・主人公のケンを含むタイムリーパー達は現代に戻るのか
の2点が気になるところなのだが、この19巻では、
・記憶喪失が治って記憶を取り戻すと、喪失中の記憶を失うことがあると何度かに渡って言及されている。ケンが現代に戻って記憶を取り戻し、過去の体験を忘れる伏線か?
・これまでケンが色々動いても歴史は動かせなかった(ように見えた)。ある意味、ケン達の行動も歴史の中にあらかじめプログラムされていたかのように。ところが今回、本来なら信長が怪我をしていたはずの天王寺砦の戦いで信長が怪我をせず、ケン達の干渉で歴史が変わる可能性が示された
と結構、設定の根幹に関わることが描かれた。この先どうなるのだろうか。
ヨウコは本願寺の顕如の元に残ることを選び、松田は海外に渡ることになったが、ケン共々このまま歴史の中で生きるのか、現代にまた戻されるのか。
また、もう一人のタイムリーバー、望月の顔がまだ一度も明確に描かれていないのも気になる、この先、登場するのだろうか。 -
購入済み
面白い!
タイムスリップものはいろいろありますが、主人公のケンが誠実でクレバーで、そして信長を始めとするまわりのキャラがしっかり立っていて面白いです。店舗もよく早く続きを読みたくなります。TV化されたのも頷けます。どなたでも買って損はないと思います。
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Posted by ブクログ
今回は珍しくコミック本の紹介。漫画も読まないわけではないけど、なんせ読むスピードが早いのであんま記憶に残らないんですよね。でも、これは面白かった。
主人公は現代から戦国時代にタイムスリップしたシェフのケン。この辺りはテレビで大ヒットした「JIN 仁」に設定が似てなくもないですが、あちらは医者で幕末が舞台だったのに対し、こちらは料理人で戦国時代。戦乱の世で、人がいつ死ぬかという時代に、凄腕のシェフがタイムスリップするという設定だけでも奇想天外です。
でも、逆にそれがいいんですよね。死がいつも隣り合わせだった時代だったからこそ、人の心を動かすのが”食”であるというのが物語の根底にあり、これにすごく共感するのです。前に会社の研修で、人と食事をするということは、その人に対して胸筋を開くという行為をすることと同じと聞いたことがあります。衣・食・住という生活に関わる、もっともプライベートな事項でありながら、もっとも疎かにしやすいのが”食”でもある。でも、その”食”で人の心を動かしたり、癒したりという効果があることが、物語を進めていく重要な起爆剤になっているのです。
それに戦国史好きにも嬉しいキャラクターや、重要なトピックにうまく物語が絡んでいることもいい。ケンの初陣が、信長の生涯の戦いの中ではいささかマイナーな伊勢侵攻の北畠家との戦いというのがすごくマニアック。。この後に朝倉・浅井の連合軍との戦い(金ケ崎の逃亡劇、姉川の戦い)や本願寺との戦いも絡んでくるというのは、、、考えるだけでもワクワクしてきます。