片岡人生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
10回くらい通読してなんとなく自分なりにわかった事。
この漫画版『エウレカセブン』はドミニクとアネモネのための物語だったのだと思う。
2巻の感想でレントンとエウレカの‘ホーム’たるゲッコーステイトの描写が足りないなあ、なんて書いたけれども、この漫画版が果たすべき役割は‘ホーム’が無いドミニクとアネモネ、ふたりを置き去りにしないための居場所となるべくして用意されたものなんじゃなかろうか。
例えば表紙の絵、1巻はレントンとエウレカが真っ直ぐに前を向いている図。これはまあわかるよ、主人公とヒロインだし。2巻はホランドとデューイの全く交わり合うことはない視線でもって道を違えたふたりを表現していると -
Posted by ブクログ
あんまりにも物語が若々し過ぎて今の私にはちょっとキラキラが過剰かもしれないですが。良い。
何者でもなかった14歳の少年がある日とつぜんミステリアスな雰囲気を纏った美少女と出逢い、好きだという気持ちを臆面無く大声で叫んで、ロボットのパイロットとなって、少女への恋を育みつつ立ちはだかる苦難逆境を乗り越えてゆき、やがて自分がこの世界を左右する鍵を握った無二の存在であることを知り…という、中学二年生が妄想するであろうアレやコレを全部突っ込んだかのようなストーリー。
それがよいのです!
いわゆるセカイ系というジャンル、とりわけこの『交響詩篇エウレカセブン』は‘青さ’が半端なく突き抜けていると思う。
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Posted by ブクログ
「ずうのめ人形編」終了。
戸波さんの壮絶なテロ攻撃はビジュアルを得ても凄惨でした。
そして短編の「胎児の夢」の話がありました。この回はぜひ原作も皆さんに読んでほしい。男が女性に対して「秀でたものがない」と猛り語るのは脳の構造なのではなく、自分の肉体の影や輪郭の枠から外れた魂の削り滓かもしれないと思い知るはずです。
男が女性よりも秀でているところなんてないです。逆も然り。先天的に健常者であるならば努力で必要な部分は補える。人間の価値観など必要性と好奇心で大きく左右されるものであって、他人から強制されるものでも強要されるものではない。
もし、目の前の誰かに『こんなことも知らないのか』『こんなこ -
購入済み
良かった!
最近、知ったマンガだったけど、すごい面白かった!
アニメの方も見てみたいな。
絵も綺麗だし、ストーリーもいい。
購入した価値があった(*^^*)
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Posted by ブクログ
この漫画の主人公は魂石回収業者の桜井と天野。
公務員風のビジネススーツに身を包み常に名刺を持ち歩く桜井とは対照的に天然で掴み所ない天野、順風満帆とはお世辞にも言えぬ凸凹コンビが、故人の記憶が残留する場所を訪れ、記憶の結晶―「魂石」を回収していく。
魂石回収という特殊な職業に就きながらも、桜井は非常に生真面目な善人。
しかし彼もまた歪みを抱え、人生に悩み挫け迷う人々との出会いによってその歪みと否が応にも向き合わざる得なくなる。
基本一話完結の連作シリーズ。結末は苦く救いのないものが多い。単純な二元論で割り切れる善人や悪人は登場せず、パッと見善人がグロテスクな本性を隠していたりもする。
もう一つの