市川春子のレビュー一覧
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ネタバレ作品集としてはこちらが先で「25時のバカンス」が後になります。本来であれば古いものから読むのですが、訳あって今回は順番無視です。
25時のバカンスに漂う雰囲気が「海」・「冬」・「月」なら、こちらは「大地」・「春&夏」・「太陽」といったところでしょうか。
あちらは表紙の加工も海ぽかったのに、こっちは表紙をめくったらバッタとかカマキリとか見えて見なければよかったと思いました。
4話おさめられていますので1話ずつ感想を書きます。
「星の恋人」
「宝石の国」ではわからなかった著者の世界観というか作品の方向性を「25時のバカンス」で悟ったので、こちらも間違いなく何か爆弾が仕込まれているに違いないと用 -
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ネタバレ前々から読んでみたいと思っていたのですが、宝石の国を買いに行ったら隣にこれと虫と歌が置いてあって、ピーン!ときたこちらを先に購入しました。
ビニールをはがしたら、表紙に透明な浮き出る加工がしてあってとてもきれいでした。うわあ~と声がでました(笑)
カバーを取ると、その加工の模様が描かれていてよくわかります。シャンデリアみたいです。
描き込んである緻密な絵ではないので、ちょっとわかりづらいところも正直あるのですが、もう気にならないくらいすべてがとても素敵で漂う空気がもうたまらないといった感じです。
この世界の空気を吸って生きていたい。
とても詩的で、漫画でこんな風な表現ができるのだと、普段あ -
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ネタバレ「25時のバカンス」
中身を食べられて貝殻になったお姉ちゃんと片目が赤い弟のお話。
幸せになってくれ。
「パンドラにて」
宇宙にあるお嬢様学校の不良生徒と、無口な新入生とのお話。
ラストがいまいちすっきりしないが、好きな人は好きそう。
「月の葬式」
医者志望だった天才男子高校生と、病気を煩っている月の王子様のお話。
体の皮膚がボタンになっちゃうってかわいいけど、結構グロい病気が印象的。
本当に兄弟ぽい2人が見てて寂しい気持ちになっちゃう。
もー市川さんの作品って本当に人間だけの物語が無いよね(笑)
いつも人間じゃないのが出てくるから面白い。 -
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面白い・・・が、時々、読み返していると怖くなる時がある、この『宝石の国』の世界観に惹きこまれ過ぎている自分が
ストーリーの質が異様に高いからこそ、私はこの作品と、市川先生を推している訳だが、どちらかと言うと、私は話の内容よりも色使いに惚れているな、うん
基本、カラーなのは表紙と裏表紙、申し訳ない程度に登場人物で少々
本編は白黒だ
でも、それだけで、市川先生の色彩センスの高さがズバ抜けている、と肌で感じられる
ここまで、キラキラしている色を塗れるのは、数多い青年漫画家でも、市川先生を含めて一握りだろう
また、謎が明かされる毎に、それよりも大きな謎が目の前に出現する、まるで悪意って名称の、同じ形が -
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うわわわわ……!なんか今回すごく良いな!すごく良いな!
フォスが明確な目標を持って試行錯誤していて話の流れがすごく良くなって楽しい。
そしてキャラクターの関係とかがわかってきて。また話したかったり諦めてほしかったり離れて寂しかったり奪った相手を憎んだり仲間を売ろうとしてたことに気がついて苦しんだり。影というか闇というか、そういうの市川さんが描くとなんだか狂おしい。でもそれでもちゃんとしないといけなくてするべきで、だってほら彼らはほとんど不死だから。そんなわけであの「なんちゃって」はなんて切ないんだろう。
次巻はいったいどうなるんだろう。期待。 -
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今回も、カバーがキラキラ。室内の照明の当たり具合によっては、結構、目に鋭く刺さってくる
こんだけの加工(?)が施されてるのに、この値段でいいのかしら。一読み手としては嬉しいが、市川先生に利益があるのか、ちょっと心配
しかし、内容の鮮やかさはもっと激しい
一話、一ページどころか、一コマごとに市川先生が成長しているのがハッキリ見える
自分にしか描けない漫画、ストーリーを描いてなんぼなのが、漫画家にしろ、ここまで読み手の心を惹きつける話を生めるレベルの漫画家は、数が限られるだろう。その才能に振り回されてないだけでも凄いのに、まだ伸び代を感じさせるのだから、末恐ろしい
一つの秘密が明かされるかと思えば -
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ネタバレカードゲーム付と悩んだのですが、2,600円はちょっと高いな~と思い、漫画だけの方にしました。
表紙のこのふわふわは何だろう?と思ってたのですが、、、。
もっふもふでふわっふわのわんわんだったのですね!
わんちゃん(らしきもの)たちもかわいいですが、それに埋もれる宝石ちゃんたちや先生もかわいいです~。
前巻、つらい話でしたが、今巻ではみんな冬眠?から目覚めて賑やかになったのもあり、ちょっと癒される展開でした。
しかし、フォスはまだアンタークちんに囚われているのですね、、、。
私はフォスがアンタークちんに対して抱いている気持ちはアンタークを失ったのが自分のせいだという後悔や贖罪の気持ちだと思っ -
購入済み
ヤバい。
かつてこんなに続巻が待ち遠しい作品があっただろうか。。。
いったいあと何ヶ月待たなきゃいけないのか……
短い…短いよ……いや、面白くてどんどん読み進めちゃうからなんだと思うけど。
美しく、ほんとに宝石のような、宝物みたいなキラキラした作品です。
ちょいちょい挟むユーモアも好き。
電子版だけでなく、本も買いたくなる。 -
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疑惑の巻。怪しい怪しいと思っていた先生にさらに怪しさが加わる中、フォスは皆と同じように疑いから目を逸らしつつ信じることではなく、本当のことを知ることを選ぶ。昔、末っ子で感情に正直で、戦う理由なんて先生が好きだからに決まってる、と言い切ったフォスからすると180度くらい違う。いつまでも変わらない不老不死の宝石たちの中で、フォスだけが季節のように移り変わろうとしていて、変わろうとすることで否が応でも元の自分を無くしていってるのが悲しい。
そしてダイヤちゃんとボルツの関係再フォーカスな会は良かった。この兄弟の在り方に変化を与えたのもフォスなんだな。