市川春子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2010年初版
市川春子 著
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耽美ではかなげで空恐ろしい短編が3つ入った、市川春子さんの漫画。
なんつーか、エロいです。形は異なれど、3編とも基本は愛のお話し。ですがそこに、「あなたと私はもはや同じ存在ではない」という底知れない絶望感と、それでも共にありたいと思う無理と、それが崩れゆく運命にあることがあらかじめ分かってしまうという悲哀があって、
だから、エロいのでしょうね。それでもそこに愛があるのであれば、もはや見た目が異形であれ、それが形を保てない運命であれ、人は人としてそこに存在できるのだという、そういう、人間の話を描きたかったのかなあ、とも思いました。
なんとも言えない読後感。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ待望の5巻です。
いきなり、とつぜん、眩いばかりのイケメンが登場してルチルにも人間というか宝石の?心があったのだとちょっと安心しました。
パパラチアという名前も何だか太陽のように輝いているイメージ(母音あが多いからかな…?)。
おまけページのルチル「内側すべすべ」発言にはフォスでなくてもうわあ…ですが。
ルチルはパズルをする度、パパラチアのお洋服をちゃんと元に戻しているのでしょうか。ルチルもパパラチアも傷つかない解決方法がほしい。
これまた、とつぜん、気配もなく現れた週1でヴィジュアル系のライブ通ってますみたいなゴーストちゃんはメンヘラな見た目とは真逆の明るいいい子ちゃんでした。
ゴーストが二重構造ということは、別ゴーストが今後見られるということでしょうか。
二重人格といえばアレキ先生(そうなの?)。
今までコメディ担当というイメージが強かったのですが、「私からクリソベリルを奪った月人のことを毎日考えて新鮮な憎しみを忘れないためよ」という言葉に胸が苦しくなりました。
フォスの月人研究は少し進んで、月人と話をしてみようというところまでいきましたが、一体何の「ふ」?
目に色がついたというのも気になりました。
もしかして攫った宝石ちゃんから月人を作っている?!のか?!
それにそれに先生は腕から割った宝石の欠片を海に捨てていた?そして腕は自然に傷口が塞がったように見えました。う~ん!
どうしても続きが気になるので、まだまだ先は長いなあ、もっとお話をぎゅっとコンパクトに濃縮したら1巻でもっとお話が進むのになあ、と正直思うのですが、お話とあまり関係なさそうに思えるふわふわした部分がなければ読み進めるのが苦しいだろうなあとも思います。
気長にふわふわ待ちます。ふわふわ好きです。
わたしもレッドベリルにふわふわわんこを作ってほしいです。 -
Posted by ブクログ
ふぁぁん。
この次元に行きたい。
市川さんの漫画は一コマ辺りの情報量がややもすると見落としかねない程繊細で、いつも嘗めるように隅々まで見落としが無いか確認するんだけど、それはちょっとしたキャラクターの表情や動きなんかにも集約されていて、物語としての重要性とは別に、単に風のそよぐ感じや日が差して照らす感じ、その辺の機微を見ているだけでも癒される。
5巻には新キャラも登場。
パパラチア。個人的にはギャルをイメージしたのかなと思うんだけどどうなんだろう。
今更だけど宝石人達って多分無性別って設定、なんだよね?
(女性にしてはバストが未発達過ぎる、男性にしては骨格、特に骨盤部分の張り方が男子のそれではない。ため)
技巧的な部分でいつもこの完全に中性的なキャラクターの肢体が描けるのは本当に凄いテクニックだなと思うし、客体としてどちらにも捉えられるプロポーションなので見る側の主観である意味BLにもNLにもGLにも出来ちゃう、っていうのは凄い仕込みだなって。
ゴーストの言葉遣いが好き。
改めて見るとボルツのロングヘア超かわいい。
そしてダイヤ2人はやっぱりアイドル。
新型月人の演出も素晴らしかった。