ライマン・フランク・ボームのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
オズの魔法使いシリーズ2作目。子供に読み聞かせをしながら私としては実は終盤まで内心でだいぶ不満があったのですが、終盤の展開に見事にやられたので、続けて第3作も今注文したところです。
訳者が違うということも理由のひとつではあるのでしょうが、物語の出だしからこれは前作とは違う作者が書いているのではないかと疑ったぐらい、なにかが違うと感じました。前作はどこか抽象的で各キャラクターも設定も何かのシンボルのような印象があったのに対して、私が本作の出だしで主人公の少年に感じたのはもっと生き生きした具体性でした。それでこれは筆者の話術に磨きがかかったということかもしれないと期待したのですが、中盤にさしか -
-
Posted by ブクログ
『オズの魔法使い』の続編、オズ・シリーズの第6作目。
(早川書房ではシリーズ第4弾として出版されています)
オズマ姫の計らいで、カンザスに住んでいたドロシー一家はオズの国へと移住することに。のんびり家族で観光を楽しんでいた一方、ノーム王は魔法のベルトを取られた復讐に、オズの国を征服する計画を企てていた。地下にトンネルを掘り、オズの住人に気付かれる事なくエメラルドの都へ攻め込もうというのだ。
オズマ姫はノーム王の恐ろしい計画に気付いたものの、良い案が浮かばない。一体どうやってオズを守るのか…?
元々作者のボームは、この巻でオズ・シリーズをお終いにするつもりだったので、シリーズ最後に相 -
Posted by ブクログ
『オズの魔法使い』の続編、オズ・シリーズの第3作目。
乗っていた船が嵐に遭遇してしまい、ドロシーはニワトリのビリーナと共にオズの国の近くにあるエヴの国へと流れ着く。彼女はそこでオズマ姫達と出会い、エヴ王家の人々が地底に住むノーム王に捕らえられていることを知った。
ドロシーはオズマ姫と協力して救出へと向かうが…。
この巻からドロシーが再登場です。
チクタクやラングイディア姫、そしてノーム王…個性豊かなキャラクターがたくさん登場しています。特にノーム王との対決は見物で、ノーム王の策略にかかって皆が1人ずつ消えてしまうところではハラハラしました。
にしても、オズマ姫の性格の変わりように -
Posted by ブクログ
「オズの魔法使い」は小さい頃、絵本で読んだことのある有名な童話ですが、こんなに沢山の話が詰まった本だとは知りませんでした。
作者はこの本の序文で「今日の子供たちを喜ばせることのみを目標として書かれたもの」と書いていますが、まさにその通りの楽しい話とユニークな国やキャラクターが次々登場する物語で、とても楽しく読めました。
途中、「そんな無茶な!」とか「おいおい…」とつっこみたくなる場面もあるんですが、そこがまた面白いんです。童話を読んで笑っちゃうなんて思いもしませんでした!
そして私が一番気に入ったのは、挿絵。お話に合った可愛い絵が描かれていて、それを見ているだけでもオズの世界が楽しめます。 -
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
(内容)
サンフランシスコの親戚を訪ねていたドロシーは大地震で地下に落ちてしまう。地下の国の住人に敵視されて困っているところに、同じく地震でできた地割れに入り込んでしまった<魔法使い>のオズが気球に乗って登場。二人は他の旅の仲間と共に力を合わせて地下の国を脱出、さらに地上への道を求め旅を続ける。
(感想)
ハヤカワ文庫ではオズシリーズ第9弾として発行されました。あんまり面白くないから飛ばされたのかなと思っていましたが、いやいやけっこう面白かったです。なんといっても第1作でいんちきペテン師のイメージしかなかった<魔法使い>がけっこう頼れるオジサマとしてカムバックするのがうれしい -
Posted by ブクログ
映画『ウィキッド ふたりの魔女』を見たのでその関連で読んだ。たぶん初めて読んだ。
冒頭の「はじめに」に、『現代の教育にはすでに道徳がふくまれているため、子どもたちは物語の楽しみだけを求めている(1900年4月)』とあった。一時流行った恐ろし過ぎる教訓的な物語ではないらしいので心置きなく楽しめた。
カンザスの家に帰りたいドロシー、脳みそが欲しい(賢くなりたい)わらのかかし、心臓が欲しい(恋心を取り戻したい)ブリキの木こり、勇気が欲しいおくびょうなライオン、が大魔法使いオズにそれぞれの願いを叶えてもらう為、共にエメラルドの都に向かう。
この簡易的な仲間の結束力にたまに疑問を持ったり(意外と簡単に見 -
Posted by ブクログ
東の魔女と西の魔女は悪い魔女です
北の魔女と南の魔女は良い魔女です
今日はこれだけでも覚えて帰って下さい
というわけで、先日読んだ『若草物語』の新訳がすんばらしかったので、麻生九美さんおかわりです
それにしても光文社古典新訳文庫には麻生九美さん、土屋京子さん、小尾芙佐さんと素晴らしい女性翻訳家さんが揃ってます
読みやすいく優しい訳文になっておりますので、古典新訳は是非とも光文社で!
はいはい、オズね、アームストロング・オズマね(それは『巨人の星』)
さすがに読んだことあるっつうの
でね、まぁね最初に言った悪い魔女、良い魔女のやつの話とかってさ、結構現代の小説にも出てきたりすることあるじ -
-
Posted by ブクログ
カンザスに住む少女ドロシーが、ある日家ごと竜巻に飲み込まれオズの国に降り立つ。
家は偶然にも、オズの国東部のマンチキンを支配する東の悪い魔女を直撃。魔女を退治してくれたとドロシーは熱烈な歓迎を受ける。
カンザスへ帰りたいと願うドロシーにマンチキンを訪れていた北の善い魔女は、国の中心部にあるエメラルドの都へ行き、そこで「オズの魔法使い」という人物に会うよう助言。飼い犬のトトや道中知り合ったカカシ・ブリキの木こり・臆病なライオンと力を合わせ、一路エメラルドの都へと向かう…。
言わずと知れた児童文学の金字塔だが、実は原作者の略歴どころか名前すら存じ上げていなかった…。でもボームさん、楽天的な性格で