あらすじ
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1900年にアメリカで出版された『オズの魔法使い』は、出版されるやいなや、子どもたちの心を魅了し、空前のベストセラーとなった作品です。その後、作者である児童文学作家のライマン・フランク・ボームは、“オズの国”を舞台にした続編を、約20年かけて次々と発表していきます。ボームに生み出された、《オズ・シリーズ》は14作となり、シリーズ誕生から100年以上が経つ現在でも、世界中で愛読され続ける不朽の名作となりました。
今回は、シリーズ1巻目にあたる『オズの魔法使い』だけでなく、2~14巻までの続編と、日本で初めて出版されることになる『オズの小さな物語』(Little WIZARD Stories of Oz)を合わせた全15巻の《オズの魔法使いシリーズ》として、完訳版で刊行いたします。
第1巻の翻訳は、大人気作品“ランプの精 リトル・ジーニー”シリーズを手掛ける宮坂宏美氏が担当。ユーモアあふれる親しみやすい文章で、新たなオズの物語が生まれました。
装画・挿絵は“ハリスおばさんシリーズ”などでもおなじみのサカイノビー氏。キュートなイラストで彩られた《オズの魔法使いシリーズ》を、どうぞお楽しみください。
※本書は読み物でありますが、レイアウトを維持するため、画像データにて作成しております。文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。タブレットなど大きいディスプレイを推奨いたしております。予めご了承ください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
私が小学生の時に特に好きだった本がオズの魔法使いでした。
ハヤカワ文庫から出ていたシリーズを全部揃えたのも良い思い出です。
いま子供が小学生になって、ぜひ読ませたいと思って本を探しました。
ハヤカワのシリーズは今は手に入らなかったので、どの出版社の本にするかかなり悩みました。
私としては挿絵も重要で、新井苑子さんのイラストがとても好きです。
集英社から出ている子供向けの本は新井苑子さんの挿絵で良かったかのですが、トトの名前がトートーに訳されていて、どうしても馴染めなかったのでこちらの本を選びました。
こちらは全ての漢字に振り仮名かあるので子供でも読めます。
最初の部分だけ私が読み聞かせて、残りは小二の子供でもスラスラ読めました。
何歳になってもオズの魔法使いは私の心をワクワクさせてくれます。
Posted by ブクログ
幼少期に本を読まずに大きくなったため、児童書にはとんと疎い私。本書も出だしのドロシーが家ごと飛ばされるシーンしか知らなかった……。
かかし、きこり、ライオンと仲間になる感じが西洋版桃太郎みたいだなーとか思いながら読み進めて……
え?あ?オズの魔法使いってそういうことなん?!と普通に衝撃を受ける(笑)
今回の完訳版については、文体も読みやすく、装丁もかわいく開きやすく、とにかく読みやすい本だなーという印象。続刊があるみたいなんで、是非読んでみたい。
あと、訳者さんのあとがきが丁寧でよかった。
Posted by ブクログ
オズシリーズ全14巻に日本では未刊行の番外編を
加えた15巻を完訳なんてうれしすぎるっ!
本自体も児童書として子供たちが読んだり
読み聞かせてあげる本としてもより理解しやすくなっていたり、
今までの翻訳本に比べても、ほんの少しの1行があるだけで
大きく物語の整合性がアップしていたり、
優しさが伝わりやすくなっていたりと
丁寧に物語を紡いでくれていて、このシリーズで
オズのすべてを読めると思うとますます楽しみに。
かかしの限りない優しさと強い明るさが
本書ではより豊かに描かれていることも
かかしの優しさにいつも感動していた私にとっては
よりうれしいことでした。
ドロシーたちを包む景色の表現もとっても素敵で、
さわやかなそよ風が眠りを覚ましてくれるのを待ったり、
緑の野原と鮮やかな花畑で星空だけに覆われて眠ったり、
場面を想像するためにほんの少しの表現の違いで
こんなにも情景はよりステキに見えてくるという喜びを
きちんと大切にしてくれている翻訳でした。
残り14巻、とってもとっても楽しみです。
Posted by ブクログ
あらすじとかウィキッドとか有名だけどそういえば読んだことなかったと思って読んだ本
竜巻で家ごと知らない世界に吹き飛ばされてしまったドロシーが、魔法使いオズを訪ねて冒険する物語
脳みそがないかかしくん、心臓がないブリキの木こり、勇気がないライオンとともに世界を旅する
単純に旅の道中が面白くて、考える力も心も勇気も身につけてたんだよっていう結末があたたかかった
あとがきに書いてあったんだけど、これちゃんと完結してるのに読者の期待に応えて何度も続いてるのすごい
Posted by ブクログ
フワッとしか知らなかったオズの魔法使い。
気持ちのいい冒険譚でした。ドロシーが最初に着ていた青と白のギンガムチェックの服や銀のブーツ。犬のトトも終始話の中に登場してて可愛かったです。
皆それぞれの国で王様になるんですね。
他にもOZの正体だったり、西の魔女の倒され方だったり、知らないことが多くて楽しかったです。
気球が出てきた時にそういえば気球に乗って帰るんだけ?と思ったら置いてかれた笑
Posted by ブクログ
15巻のシリーズものだったとは知りませんでした!
昔、劇を観たことがあったのですが、内容を忘れており手にとってみました。
きこりのブリキになった理由がなんとも切ない気持ちになりました。
あとは結構残酷なシーンもあったりしたのだな、と。まあそれでも子供向けなので描写もスッキリしているというのもあり、そこまで気になりませんでした。
Posted by ブクログ
シリーズなんて知らなかったので、最初から読んでみた。
ほのぼのしていて楽しかった。
かかしの目が書き直されていたとは。
細かい謎がこの後明かされて行くことに期待。
Posted by ブクログ
読んでみて、私はこれまでオズの魔法使いを通しで読んだことがなかったんだとびっくりしました。
おくびょうなライオンが仲間になるところまでしか知らなかった。
魔法使いのオズのことも知らなかったので、これを読んで初めて映画のOZが作られた理由がわかりました。読む前に見てたらきっと意味がわからなかったと思う。
良い魔女グリンダは名前だけを知っていたから、出番はたったこれだけなんだ、とびっくり。
シリーズの続きも楽しみです。
Posted by ブクログ
児童書なのですらすら読めた。結構残酷なシーンが普通にあり驚いた。タイトルと主人公くらいしか知らなかったので、内容がわかって、派生作品も楽しめそう。