雨瀬シオリのレビュー一覧

今回もいろいろ考えられる話ばかりだった。
実際の人間の葛藤に対しては普遍的な正解が必ずしも最適解ではないと思い知らされた

いい噂は聞いていましたが。
とても良かった。
色んな偉人の名言とかもあって勉強になる。

一番心に残ったものが、
「何を聞かされようと、
自分の理性が受け入れたもの以外信じるな」

押しつけがましくない、いい言葉だ。
こういう倫理だの道徳だのの話は、総じて「押し付ける」
傾向にある。
或いは、読む側...続きを読むが、押し付けられてもいないのに
押し付けるな、憤る場合とある。

だから、上の名言がとても心に響いたし、
ラクな気持ちで読めるのだと思う。

付録の落書き帳が欲しくて限定版で購入しました。

苗鹿と江文のエピソード＆高校ラグビー予選2回戦の途中まで。

・江文の努力に脱帽。しかもランニングで体力つけるだけじゃなく本読んでルールの勉強もしてたんやな。どうりでまだ試合に出してもらえていない時にも祇園にきっちりルール説明できたのね。

・2回戦...続きを読むの平塚学院のチャラさとセコさに腹が立つ。絶対勝ってほしいけど・・・赤山が・・・

続きはモーニングツーの1月号から読めたけどまだ決着がつかないので悶々中。

残波くんかっこよくてしびれる…本能でラグビーやってる感がハンパない。そういう意味では江文くんと近いのかな？とも…「またやろうね」みたいなやつは本当に泣ける。残波くんの台詞がとてもイイ。

チームメイトとの関わりが、先輩・後輩関係なく少しずつ見えてきて、深まっていくのがわかる。表紙の二人もそうだけど、特に３年生のゴタゴタはぐっときます…１０巻と一気に読みたい内容ですね。

慶常との合同練習の続き、そして来るXデイ、菅平合宿へ向けて、のストーリー。
御幸くんが相手の成長をみて嬉しそうにする姿が印象的だった。
体が追いつかなくなって辞めていくしかなかった１年生…本当に切なくて、涙が溢れました…
そして菅平合宿に向けての伊勢くんの問題…江文くんがチームメイトの、友達のために...続きを読むかかわってくれたシーンがめちゃくちゃかっこよかった。二人はそれぞれ事情があって今があって、高校の３年間を大事にしようとしてるのが見える、いい話だった。
涙ナシには読めない一冊。