篠月しのぶのレビュー一覧
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出口戦略のないまま泥沼の総力戦に絡めとられてしまう帝国。組織論としての「失敗の本質」を知りたい人は、本書を読むとよい。Posted by ブクログ
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サラマンダー戦闘団を練兵しながら連邦と対峙したと思ったら、魔導大隊を率いて北方の艦船を攻撃し、また東に配置換えになって連邦と対峙。戦術レベルでは勝利を重ねても、戦略レベルで勝てない帝国は、第二次世界大戦のドイツ軍や日本軍を彷彿とさせる。Posted by ブクログ
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ライヒの民衆に声に押される形で地獄絵の戦争に突き進まざるを得ない状況を描いた。戦争は目の前の敵にただ勝てばいいというものではないということをまざまざと見せつけられる。Posted by ブクログ
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マンネリになりそうなところを、上手くいなしている。非常に面白い。メアリー・スーとの戦いも目が離せなくなる。Posted by ブクログ
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タイトルで損をしていると思うが・・・
読んでみるとライトノベルどころか、ガッチガチのハードノベル。
戦記ものとして非常に優れている。特に戦略面としての兵站や補給の面をきっちりと書き込んでいるところが、素晴らしい。
第一世界大戦、第二次世界大戦の知識を持っているとさらに楽しく読める。Posted by ブクログ -
アニメ2話→全話リピ→漫画→原作総ナメ→劇場版が待ち遠しい、WEB版を印刷して製本すべきか考慮中。
全て其々の良さがあり、(ハマる人には)狂喜乱舞其足踏む処を知らず状態を保証する。 -
この本を一言で言うならば「よく解る組織内生存術」と言ったところです。主人公であるターニャ・デグレチャフの行動理念は、合理主義的かつ権威主義的。それは勉学に励んだ二十代の我々にとっては、懐かしい学校生活を思い出させて仕方ありません。
その彼女(彼)が、存在Xという超常的な存在からその性根を批判され、魔...続きを読むPosted by ブクログ -
ライン戦線と南方戦線について書かれた巻。アニメ化されたのは、この巻の途中まで。その後の展開も面白い。最近発表された劇場アニメは南方戦線が描かれるのだろうか?Posted by ブクログ
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され竜初の公式アンソロジー。
今をときめく幼女戦記やリゼロの作者、古株のベテラン作家まで、古今東西からされ竜を愛する執筆陣が集結してます。
まず読んで驚いたのはされ竜シリーズへの理解。
特にカルロ・ゼンや長月達平、望公太など、暗黒ライトノベルと喧伝されたされ竜にインスパイアされた世代、若い頃からされ...続きを読むPosted by ブクログ -
異世界に幼女として転生した元社畜系エリートサラリーマンが、第一次大戦時の欧州と似た世界観の異世界で、帝国軍の兵士として立身出世をもくろむ物語の第2弾。
第一次大戦をはじめとした戦争に関する作者の知識量が圧巻の一言。これだけの作品をラノベで読むのはフルメタ以来ですかね。「皇国の守護者」の新城直衛が帝...続きを読むPosted by ブクログ -
アニメより文庫は描写が細かいのは良いですね、主人公がアニメと文庫でだいぶテンションが違う感じは面白いかと。
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異世界に幼女として転生した元社畜系エリートサラリーマンが、第一次大戦時の欧州と似た世界観の異世界で、帝国軍の兵士として立身出世をもくろむ物語の第2弾。
第一次大戦をはじめとした戦争に関する作者の知識量が圧巻の一言。これだけの作品をラノベで読むのはフルメタ以来ですかね。「皇国の守護者」の新城直衛が帝...続きを読むPosted by ブクログ -
異世界に幼女として転生した元社畜系エリートサラリーマンが、第一次大戦時の欧州と似た世界観の異世界で、帝国軍の兵士として立身出世をもくろむ物語。だと思います。
はてさて、現代日本の企業戦士は軍人としても完全に機能しうるのだなぁ、と驚き半分呆れ半分。現代の価値観で近代の戦場を生きようとすると「こうなっ...続きを読むPosted by ブクログ