出口治明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・『教養』とは、自分の「生きる選択肢」「人生を楽しむ選択肢」が増えること。選択肢が増えれば、人生の面白さや生きやすさがまるで変っていく。『名言』とは、人生を面白おかしく、ワクワクしながら生きるための知恵がギュッと凝縮されたもの。歴史の風雪に耐えて、今の時代まで生き抜いてきた言葉。時間と空間を超えて、多くの人たちに支持されてきたからこそ語り継がれてきたさまざまな人類の知恵を学ぶことができる。それゆえに『名言』になり得た。
・人の幸福は、死ぬときまでわからない。これは人生の真実。そして死ぬ間際に「ああ、いい人生だったな」と思うことができれば、それが一番いい。
・『愚痴を言う』『他人を妬む』『誰かに評価してほしいと願う』…人生をムダにしたければ、この3つをどうぞ(byちきりん)
・過ぎてかえらぬ不幸を悔やむのは、さらに不幸を招く近道だbyシェイクスピア
→「たら」が好きなら魚屋で買え。「れば」が好きなら肉屋で買え。「タラ」も「レバー」も腹一杯食べれば満足するのと同じように、愚痴もグッと呑み込んでしまって、振り返らないのが一番。
・まさかのときの友は本当の友(A friend in need is a friend indeed.)こうした友に出会えるのはごくごく稀なこと。素直に喜べばいい。
・困難なことは、自己自身を知ること。容易なことは、他人に忠告すること(byタレス) 人間は年を重ねるにつれ、誰と付き合うかがかなり自由になる。そのときただ
ただ一緒にいて楽しい人とだけ付き合うのか、それとも、そういう人だけでなく、あえて直言居士ともかかわっていくのか。どちらを選ぶかは、その人その人の人生観。
・悪人とはゲームができるが、善人とはゲームはできない(by中野好夫) これこそが正義だと固く信じて周りにガンガン働きかけてくる人とは交渉も取引もできない。本人は100%善意でやっているつもりだから、何を言っても聞く耳をもってもらえない。こちらとはまったく異なるルールで生きている人たちなので、はじめからゲームにならない。こうした善人に遭遇した場合は「敬して遠ざける」のが一番。「無知の善人」は「悪人」より始末が悪い。
・インプットした知識はあくまでも自分の人生の参考に過ぎない。それを材料にして、自分の頭で考える。そこで獲得した知識が自分の血となり、肉となる。インプットしたら即刻アウトプット(言語化)する。これこそ確実に力がつく一番の方法。
・この世界では、ほとんどすべての企てが失敗する。ということは、たとえ自分が失敗しても、多数派になるだけ。99%の1人になるだけ。別に恥ずかしいことではない。「私はやっぱり多数派だったんだ」ということが確認できるだけ。みんなが失敗するのだから、ダメ元の気持ちで挑戦すればいい。歴史を知ると失敗が怖くなくなる。
・巨人の肩に乗っているから、遠くを見ることができる(byベルナール・ド・シャルトル) 新刊書を読むよりもまずは古典を優先に。古典を「巨人」にたとえ、今を生き
る自分たちは、その巨人の肩に乗ることで、巨人たちよりも多くのもの、より遠くのものを見ることができる。私たちには先人が残してくれた知見が膨大に残っている。その力を借りれば、より広くより深くこの世界を見ることができる。
・年齢の傲慢さは許しがたい。若い人に教えを乞うべき(byエドマンド・バーク)
人間の大きな欠点の1つは年齢を経るに従い、このような傲慢さが表に出てくるところにある。いつまでも若々しくいたい、現役で仕事をし続けたい、世の中への好奇心を失いたくないと思うのなら、こうした新しい風潮を若い人たちに教えてもらうことがとても大切。
・ゆっくり急げ(byアウグストゥス) 急がば回れ、ゆっくりと着実に行動することが一番の成功への近道である。 人間はせっかちな動物で、それが多くの場合、人間にとって失敗
の元凶となってしまう。
・力強いとは、相手を倒すことではない。怒って当然というときに自制できる力を持っていること(byムハンマド) 経験を積み、豊かな知識を持つにつれて、人はどんなことが起
こっても、一呼吸を置いて冷静に状況を判断できるようになる。感情に振り回されることなく、適切に行動していけるようになる。強い人になるためには、やはり経験や知識を増やし続ける努力が欠かせない。
・自家薬籠中のもの(by狄仁傑) 偏見なく「いい」と自分で思ったら、どのようなものでも貪欲に受け入れていく。そうした姿勢で生きている人は、その懐の深さゆえに、自ずと物事にも幅広く精通していくし、経験も豊富になる。付き合っている人たちを見ても多種多様。様々な世界にまたがって知り合いがいる。こういう人たちは非常に魅力的だし、人間としても非常に強い。
・流れをいち早く察知し、タイミングよくつかむにはつねに「I'm ready.」の状態にしておくこと。そのために「勉強」と「自己管理」が必要。運命の女神は、準備している者だけに微笑む。
・花は半開を看、酒は微酔に飲む。この中に大いに佳趣あり(by洪自誠『菜根譚』) 花は半分咲いたころを鑑賞し、お酒はほろ酔い程度でやめておく。これくらいが花や酒を楽しむ最上の方法なのだ。花は「これから大きく美しく咲き誇るのだ」という状態のときが一番見応えがある。
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購入済み
期待してたのと違った
表面的にビジネスで使えそうな本をがんがん紹介してくれる本かと思っていたが違った。
もっと本質的な部分で参考になる本を紹介する本だった。ビジネスをするためにはまずは歴史から学ぶこと、等根本的な部分に焦点があてられているためすぐに役立ちそうな考えを取り入れたいという人には向いてない。紹介してるのはなかなかお堅い本が多い。 -
Posted by ブクログ
【マネジメントを出口流に説く】
マネジメントを学びたいと思って、手にとった本の1つ。既にレビュー済みの『3分間コーチ』とはまた違ったアプローチでマネジメントを説いている。
『3分間コーチ』は精神論やマネジメントする際の部下とのアプローチ方法について、この本は具体的にどうやってマネジメントするかという方法論について記述している点で異なる。
どちらかだけでも不足で、どちらも組み合わせてやっていく必要がある。個人的には、あまりにもマネジメント初心者だったので、『3分間コーチ』の方が心に響くことが多かった。
本自体は短いので、30分で読み終わる量。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ大人の必修科目。下手にやましい気持ちを持って保険を考えてはいけないな。真面目が一番だ。ツライ時を楽に生きるための備えとして、こつこつ保険料払っていこう。
筆者は歴史好きのオジサンというイメージだったけど、やはり本職だ。詳しい分かりやすい。
それに歴史に詳し人だから客観的に物事を考える人なのだろう。保険についての言い分も保険屋さんの立場なのに客観的である。良い。
保険は、「儲けよう」とか「安く済ませよう」とか邪心を持って考えてはいけないと思った。いざという時のための物なのだから、きちんと払うものは払うべきだね。
でも、無駄に払いすぎないことも大事。勉強が必要。
「おわりに」で書かれていた筆者おすすめの保険・金融の本は興味ある。読みたいと思った。