友人に勧められて手に取ってみたライトノベル。
行動力あふれる飛行機乗りの女の子と思慮深いけど押しが弱い男の子の物語。
世界観が壮大で読みにくいかと思いきや、スラスラ読むことができた。
宝の話とか二人を助ける人々の行動とか、ちょっと簡単すぎたり都合がよすぎるかなと感じる部分もないではなかったけど、それを補って余りある面白さだったと思う。
何より、風景の描写がとても上手だなと感じた。
それはやはり、挿絵がついてることの強みもあるけれど、風景を頭に浮かべながら読むことができた。
二人の関係がもどかしいけど、今後どうなっていくのかな。