いい加減、小説読むのも限界だから、漫画買って読んでもいいよね! ウィークに買った漫画です←
いや、ただ単純に時間が、小説より漫画の方が読んでる短いから、というただそれだけの理由で買ってますが……(それぐらい部屋が本で埋め尽くされている)
今もまた、本に埋もれて寝ています。
大体、本とPCあればほぼ他に必要なものが存在しません。
って話がそれてますね。
いい加減、「バクマン。」自体の感想に入ります。
初めてこの連載を読んだ時、当のジャンプでこんな連載してもいいの!? ととても驚愕した覚えがあるんですが、今はまだ一巻なので、とても普通の少年漫画です。
絵がうまいけど、将来を冷ややかに見据え、ごくごく当たり前の「優等生」として生きてきた少年と、成績優秀だけど普通の道に入ることは嫌な「超優等生」が組んで漫画を描こうという話。ただし、超打算的。
まあよく考えたら中学生にもなれば、それなりに計算も働くし、成績優秀というか「頭がいい」というくくりに入る子だったら、これぐらいのことはかんがえるよねー……と考えさせられるレベルの話でした。
ただ、ここから先が違うのが、こんな風に誰かと組んで何かを始めたとしても、こんな風にスポ魂漫画も真っ青になるぐらいに根詰めていろいろしないと思うし、こんなに周囲に恵まれてないよなあ……ってことぐらいだと思います。
って、この「ぐらい」がどれだけ大変なことなのか、大人になってしまった私は身にしみるほど感じているのですが。
だって、この程度のことを考えて実際に実行しているやつらは多分きっとこんな風に漫画に出来るほど吐いて捨てるほど、腐るほどいる。だからこそ、漫画にできたんだろうな……と思わなくもないです。
とはいえ、まだまだ序章です。
この漫画の本当に面白いのは、ここから先なのでここで止めるよりはもうちょっと突っ走っちゃった方がいいかなあと思います。
作画は、小畑先生なので驚きの安定感ですし。
それにしても驚いたのは、漫画の「原作」ってネームまで描いて初めて「原作」として名乗れるんですね。それは知らなかったのでちょっとびっくりしました。
大場先生のネーム見て、これはこれでちゃんとネームだよな……とちょっと感激したり。
小説みたいに文字だけ書いてればいいんだと思ってました。ちょっと反省……。