久部緑郎のレビュー一覧
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ビックコミックスペリオールで2000~2009年に連載され、単行本としても全26巻を刊行。タイトルの通りラーメンをテーマにしたマンガ。電子化されたことを機にあらためて読んでみることに。フードライター石神秀幸が原作協力。主人公のサラリーマン藤本浩平、仕事はできないがラーメンに対する思い入れが強く、夜は会社に内緒で屋台を引き、将来の開業に向けた勉強を重ねている。ラーメンに関する知識を活かして、経営に苦しむラーメン店を救ったり、名物店の怠慢さを指摘したりたりしながらストーリーを展開していく。ラーメン作りの細かい描写、ネタの面白さは秀逸。新鋭の実際のラーメン店の主人が、メニューの参考にしているケースも
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ありきたりのキャラに絵もまずくはないがかなりぎこちない。されど話の面白さで読ませる。ラーメンコンサルタントという設定が良くて、業界の内幕ものとして読み応えがある。
女性が一人でも入れるラーメン屋という上品な味を売りにするニューウェーブ系ができたが、その後、「爆食ワイルド系ラーメン」「濃厚とんこつ業界系つけ麺」にとって変わられすっかり廃れてるというのが今のところのラーメン業界の状況らしい。ラーメンも日進月歩、ブームというのがあるんですね。
それをどうやって流行らせるか。具をかえたり、4階にあるラーメン屋は居酒屋に変えたり。それでは趣旨が違うと思ったら、実際にそういう動きがあるんだそうだ。4階でも -
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ネタバレんーやっぱ発見伝よりいいなー。
発見伝では、あえて1エピソードを短く、2~3話で終わらせてた感あったけど、
今作はしっかり長く作られているので、単純に展開として面白い。
ありえないくらいど素人を出して、居抜きだ原価率だと、
用語の解説させるのも上手いしためになると感じる。
例えば、相川がアイディアを提案して、汐見がラーメン作るとき、
いちいち作ってる過程とか見せずに、
「ピッコーン!ピッコーン!」でラーメンが出来上がっている。
そのテンポの良さというか都合の良さがいいなーと思える。
まあ、作中に絡む重要なラーメンじゃないってのもあるけど。 -
Posted by ブクログ
ラーメンネタオンリーで描かれた料理漫画。全26巻。商事に勤めるラーメンマニアのサラリーマンが主人公で、同じ商事に勤めるラーメンマニアのOLがヒロイン。ちょっとマニア過ぎる男の主人公に対し、同好の士ではありつつも一歩引いて理性的なヒロイン、という組み合わせはお約束。
中々面白かったです。ラーメンネタだけで26巻も面白いまま保たせられるもんなのか、と読み始める前は思っていましたが、最後まで飽きずに読めました。一話ものではありつつも、大きなイベントや、主人公の脱サララーメン屋開業という大きな軸があり、しっかり纏まった良い作品だと思います。ライバル役である芹沢も、とてもいい味だしてました。
しかし -
ネタバレ 無料版購入済み
ラーメン
食べたくなりました。昔の美味しんぼのラーメン限定バージョンみたいな内容ですが、これでどこまで話が続くのか楽しみです。サラリーマンの仕事もしましょうね。