あらすじ
上司の栄転祝いのため、評判のラーメン店「高津家」を訪れた藤本。ところが、出されたラーメンを一口食べた彼は、「まずいッ！！」と大声で叫ぶ。当然、店の主人に目を付けられてしまうが、藤本は謝るどころか、自分ならもっと美味いラーメンを作ることができる、と豪語し……！？
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続きが気になります
料理をテーマにした漫画は読んだことはありますが、ラーメンをテーマにした漫画は初めて読みました。ストーリーだけでなく、ラーメンのこともよくわかりました。
料理漫画でよくある「新しいラーメンを創作して問題を打開していく」という基本に加え「ラーメン屋の経営」というものにも焦点が当たっている。
「ただ美味いラーメンを作るだけではラーメン屋として生き残れない」という考えればもっともなテーマが、ラーメン屋開業を夢見る主人公の藤本と、超有名店を経営する店主でありライバルの芹沢との間で何度も交わされていく。
そのためラーメン勝負などでも「美味しい」だけではなく「コストや回転率、サービスなどが両立しなければ勝てない」という勝敗もあるのが面白い。
名言「奴らはラーメンを喰ってるんじゃない、情報を喰ってるんだ！」が飛び出す伝説のラーメン漫画の第１巻！読み返しですがやはりすごいですね。麺の熟成の重要性から旨み成分の分析、ラーメン店の経営まで踏み込むなど、作る側、食べる側、経営する側それぞれの視点を奥深い知識や考察で第１巻から切りまくっています。
ラーメン奥深すぎ
ラーメン好きでインスタントから店までよく食べますが、こんな奥深かったとは。味噌、塩、豚骨、醤油で済む話ではないのですね。恥ずかしいー。
とはいえ、スープ一つとっても材料は無限にありそこから1つの味を安定的に出し、しかも個性を際立たせて客を惹き込む。確かにお店のラーメンって「〜の味がくせになるわわ」と区別してました。すでに術中だったわけか。
コレを読んで今後ラーメン食べるときに舌だけでなく頭でも味わっていくのも良さそうです。
匿名
ラーメン
期間限定の無料版を購入し、よみました。あまり「ラーメン」は食べないのですが、この本を読んで、「ラーメン」がたべたくなりました。食欲がわいてくる一冊だとおもいます。
止まらない
読む手とヨダレが止まらなくなる作品です。グルメマンガは数多くありますがこの作品をこえる傑作は生まれてこないでしょう。
匿名
ラーメンが食べたくなった！
会社員の藤本が沢山のラーメン屋やそれを支える人達と出会っていく感じが良かった！特に煮干しラーメンの回が個人的に好きです
Posted by ブクログ
「ヤツらはラーメンを食ってるんじゃない。情報を食ってるんだ。」と言われてもそれ自体は否定しないで別の方法で反撃するのがとてもイイ。ありとあらゆる職種の人が同じような経験をしてるんじゃないだろうか。
傑作です！
これを読んでラーメン屋をはじめた人がいるほどおもしろい作品です。
味だけではなく地方のラーメン文化や店舗が抱える悩みまで取り上げられていて、すごくおもしろいオススメのタイトルです！
会社の人間からしたらたまったもんじゃないだろうけど、自分が好きな事を信念を持って貫き通せる姿は見ていて勇気をもらえる
匿名
面白いです。ラーメン屋さんになるのが夢で、サラリーマンしながら、ラーメン屋さんの開業資金などためながら、ラーメン作りの修行のため、会社には内緒あっ夜は屋台のラーメン屋さんをしてる藤本さん。かなりサラリーマンとしてはいい加減で、同僚や上司にとっては不評な所もあるけど憎めないキャラなのかなー
最後まで読んでほしい
最初のほうはこんなもんか…って感じでしたが、芹沢が出てから一気に面白くなりました。
単にラーメンの味の話をするだけではないので、特別ラーメンが好きではない自分でも面白かったです。
面白い
ラーメンを料理としての側面だけではなく，商業的側面、社会文化的側面の3側面から描く点に特徴がある。
基本ストーリーそのものはやや陳腐な傾向にあるが、突飛な展開はなく安心感がある。
Posted by ブクログ
Twitterで沢山出てくるので3巻まで読んだ。めちゃくちゃ面白い。芹沢さんは思った通りの人で最高だった。ラーメンを食ってるんじゃない、情報を食ってるんだは名言。
Posted by ブクログ
ビックコミックスペリオールで2000～2009年に連載され、単行本としても全26巻を刊行。タイトルの通りラーメンをテーマにしたマンガ。電子化されたことを機にあらためて読んでみることに。フードライター石神秀幸が原作協力。主人公のサラリーマン藤本浩平、仕事はできないがラーメンに対する思い入れが強く、夜は会社に内緒で屋台を引き、将来の開業に向けた勉強を重ねている。ラーメンに関する知識を活かして、経営に苦しむラーメン店を救ったり、名物店の怠慢さを指摘したりたりしながらストーリーを展開していく。ラーメン作りの細かい描写、ネタの面白さは秀逸。新鋭の実際のラーメン店の主人が、メニューの参考にしているケースもあるとか。登場人物もユニークなキャラクターで多彩。ＴＶドラマ化もされた（国分太一・平山あや）がこちらは観たことがない。
Posted by ブクログ
ラーメンネタオンリーで描かれた料理漫画。全26巻。商事に勤めるラーメンマニアのサラリーマンが主人公で、同じ商事に勤めるラーメンマニアのOLがヒロイン。ちょっとマニア過ぎる男の主人公に対し、同好の士ではありつつも一歩引いて理性的なヒロイン、という組み合わせはお約束。
中々面白かったです。ラーメンネタだけで26巻も面白いまま保たせられるもんなのか、と読み始める前は思っていましたが、最後まで飽きずに読めました。一話ものではありつつも、大きなイベントや、主人公の脱サララーメン屋開業という大きな軸があり、しっかり纏まった良い作品だと思います。ライバル役である芹沢も、とてもいい味だしてました。
しかし、あんなに毎日ラーメンばっかり食ってたら、絶対体調おかしくなる。しかも一日5,6杯くらい平気で食べるし。ヒロインも、痩せ型体形って訳じゃないのに全然太らないし。漫画っていいなぁ。笑
「しかし、いや、やはり俺は・・・客を、信じきれなかった・・・！！」
ラーメン
食べたくなりました。昔の美味しんぼのラーメン限定バージョンみたいな内容ですが、これでどこまで話が続くのか楽しみです。サラリーマンの仕事もしましょうね。
第１話は
あんまりおもしろくないっていうか主人公が寒すぎる。この漫画は敵役のキャラ立ちが好きなのと、らーめん食べたくなるので読んでます。
Posted by ブクログ
会社ではやる気の無いサラリーマン、夜はラーメン屋台を引く主人公のラーメン道。
グルメ系は一通り押さえていたかと思ったが、やはりまだまだ知らない漫画があるなあ。ラーメンの知識も増すしなかなか面白い。
傍若無人
ラーメンにこだわりがあって、理想の味を追い求めるのはいいけど、大勢の他のお客さんや店の人の前で大声でマズイ！って言ったり、味の欠点言ったりするのって嫌がらせ以外の何でもないと思う。
そこから話を広げたいのだとは思うけど、他にやり方はないのかな？
すごく独善的に見えてしまう。
