小林賢太郎のレビュー一覧
-
職業: 小林賢太郎。お笑いへの思い、つくることへの情熱、あの素晴らしいコントや舞台がどのように生み出されたのかを「考えていること」を通して見せてくれるエッセイ。磨かれて選び抜かれたことばは作品と同じくらいシンプルなのに深い。読んでますます好きになった。Posted by ブクログ
-
「面白くて、美しくて、不思議であること」を目指す劇作家小林賢太郎さんの至言集。 「なんとなく」ではなく、しっかりと自分の考えをもって、自分を貫く賢太郎さんの生き方は本当にかっこいいなと思いました。コントや演劇は実際に見たことがなかったけれど、賢太郎さんのコントや演劇に対する姿勢は、それ以外の職業や自...続きを読むPosted by ブクログ
-
自分が何を好きで、何故好きなのか。単純に一つの理由がある訳じゃない。自己顕示欲とか表現欲とか。認められたい欲とか。
自分の事を考えるきっかけをくれました。Posted by ブクログ -
簡潔で知的でユーモラスで…どんな言葉もこの世界を表現するのになんだかしっくりきませんが、文字の中にはあのコントの世界そのままが広がっていました。
この方はまさに、ストイックでプロに徹するアーティストだなとエピソードが重ねられる度に実感しました。
考えて考えて、考え抜く。普段なかなかできないでいる想像...続きを読むPosted by ブクログ -
大半の舞台は映像で見てあったので、ラーメンズの二人を思い出しながら活字を追う面白い体験ができました。
特に音で聞くだけではわかりづらいウィットに富んだ掛け合いなどは、この戯曲集を読んでこそ楽しめるのかもしれません。
読み終わるともう一度舞台を見たくなるシリーズです。Posted by ブクログ -
これ、偶然読んだ本なのですが、読んでよかった。まさにプロフェッショナル、と思わせる内容でした。著者の鬼気迫る文章を読んだあとだと、装丁、タイトルの飾り気のなさが内容と合っているなぁと思う。
このひとは演劇畑でこういう生き方をしているんやろうけど、この本に書かれていることはどんな仕事、どんな生き方にも...続きを読むPosted by ブクログ -
ラーメンズ小林さんによる、表現者・芸術家としての極意や心構え、自分はどんな風に考えて表現者として取り組んでいるかということについて書かれた、随筆のような本。
本屋さんでさらっと見てすぐにレジに向かったのだけど、読んでみたら付箋を貼りたいページが多すぎて途中で諦めました(笑)
私は表現を生業として...続きを読むPosted by ブクログ -
とても簡潔に、そして素直に書かれていたように思います。読みやすく、それでいて示唆に富むものでした。
演劇に限らず、人と関わる仕事をしている方、何かを表現する仕事をしている方は、読んでみて損しないと思います。Posted by ブクログ -
「海賊と呼ばれた男」がコミカライズ版だけど読めて嬉しい~。持ち運びに便利だから、小説版も電子書籍で読めたらいいのにな。
-
私はこの人が大好きですw
戯曲を先に読むもよし。
映像を先に見るもよし。
あえて読まないもよし。
ただ、映像と言葉がセットになったときの爆発的な威力はすごい。
ラーメンズ好きにはたまりませんwPosted by ブクログ -
戯曲集第3弾。
そのまま読んで楽しい。
映像と比較しながら読むのも楽しい。
聞き取りづらい些細なことばも分かるのが嬉しいかも。
至る所に潜んでる罠に、進んでひっかかりにいきたくなる。Posted by ブクログ -
ラーメンズ小林賢太郎の戯曲集。
相変わらず緻密な作風。
椿のドラマチックカウントを最初観た時は衝撃的だったなぁとか読みながらその場面が思い返せる。
頭の中でいつでもラーメンズを再生できるアイテムですwPosted by ブクログ -
モシャスの天才は何を見て育ったのか…
満然と過ごす日々のなかにある驚きをさも普通のことであるかのように扱うケンタロウワールドPosted by ブクログ -
ある落ち込んだ時に書店で発見。ヴィレヴァンの横浜店です。本屋さんに入って久々にわくわくしてどきどきして元気になりました。もう少し頑張ろうと元気になりました。本屋にありがとうと言いたくなりました。
しかしー…おもしろすぎ!!枕に常駐です。なんかたとえがへんですが、阿部工房を初めて読んだ時と同じ衝撃を受...続きを読むPosted by ブクログ -
ラーメンズ漢字三部作の戯曲集。彼らの公演はどれも大好きだけど、その中でも『鯨』は最も大好きな公演の1つです。あの舞台を包む透明感は海のそれとしか思えない。Posted by ブクログ