中島美鈴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ## メモ
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- 概要/著者
ADHDかも?と思って読んだ本2冊目。
著者は公認心理士/臨床心理士の女性。1978年福岡生まれ。
- ADHDは脳の癖がある>脳の「実行能力」に問題アリ
計画を立てる→集中して実践(別の刺激への誘惑を抑える)→最後までやりとげる
↓の経路が障害されている
1. 抑制制御 他の刺激への反応を抑える(ブレーキがきかない)→うっかり/忘れ物
2. 報酬遅延 待てない/続かない/やめられない
3. 時間処理 時間感覚のズレ/見積もりができない/締切間に合わない
## メモ
### 結果起こること
- うっかり
- 遅刻
- 片付かない
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Posted by ブクログ
報告等で避けざるを得ない、会社の部長や製品開発チーフに、いろいろ横から入ってきては口を出すのにそこに解決策は無い人や、グチや言葉遣いが目に余り生理的に受け付けられない人や、言葉使いが強くて話すだけで疲弊する人がおり、上記の人の声を聞くだけでイライラする業務状況のため、この本を買って読んでみた
この本における職場のイライラの例は、嫌われないようにプライベートなことまで話してしまってイライラしてしまうという事例だったため、あまり自分の例とは当てはまらず•••
逆に言うと本書で書かれているような複数の例のイライラはほとんど自分は抱えてないため、世間で苦しんでいる事例は自分にはないんだな、と感じた -
Posted by ブクログ
30代も半ばを過ぎてなんか若い頃より怒りっぽくなったような気がしたのでこの本を読んでみた。
自分の怒りの引き金を明確に認識することができたし、型にはまった考え方のせいでイライラを募らせているということ、そもそも怒りという感情を抱くことは悪ではないということもよくわかった。
しかし、私が求めていたのは表出してしまった「怒り」や「不安」を和らげることではなく、「感情そのものをなくす」ことだと気づいた。
私は自分が抱いた「怒り」や「不安」によるイライラを分析して納得したいのではなく、そもそもそういった感情を持ちたくないのだ。そのためには感情を失うしかない。
なんかゲームのラスボスが人類を滅ぼす理由 -
Posted by ブクログ
動画、SNS、ゲーム、酒、甘いもの。世の中には悪しき習慣になりそうな物で溢れている。
そういったものを世の中から無くすことは当然できないので、著者は認知行動療法をつかって脱するため、考え方(実践方法)を記載したのが本書。分かりやすく、具体的な悪しき習慣を例に解決策を提示してくれるので、自分だったら…と想像しやすい。
しかし、思ったのは、これを自分一人で行えるようであれば、たぶんその人は悪しき習慣があまり無い人なのだろうということ。
本当に抜け出せない人は、誰かが管理してあげないとダメなんだろうな。代替行動が見つからない場合はどうすればいいのだろうか。
自分が本当は何を欲しているのかを見つめ直 -
Posted by ブクログ
認知行動療法をベースに構築されたちゃんとした方法論。
表紙で軽いHowTo本、もしくは意識高めたい系の本かと思い敬遠していた。
ごめん。
ダラダラ習慣を批判されて「生産性を上げよう!」みたいな内容だと思ったんだよぅ。
著者がADHDについての本を出されていることを知りそちらが評判よかったので、ダラダラした人をDisる人ではないだろうと判断し読んでみた。
(上から批判する系の本をうっかり開くとメンタル疲弊するので怖くて開けなかった)
①今日の出来事
②やめたい習慣の量
③本当に得たい心の状態
④欲求を満たす代替行動
この③→④にいけたら変化が起きる、と思える内容だった。逆に言うとこの部