中島美鈴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本を手に取るような人は「自分もそうじゃないか?」という“大人”が大半のはず。
それもある程度はADHDがどんなものか調べた人ではないか。
そんな人なら内容は難しくないし、
“大人”だから自分自身のことを見つめなおせるはず。
そのうえで治療の第一歩を踏み出したり、焦らなくてもいいと思える本だと思う。
症状で分類したうえでそれぞれの対処も書かれていて、
特に次の「うまく生活していくための原則」は重要。
●自分の特性を受け入れる
●その人に合った対処法
●「普通」になることを目指さない
気になったのは「成人ADHDの治療研究の参加者が7~8割が女性だった」という点。
また、文化的側面 -
Posted by ブクログ
自分の感情をコントロールするための方法として、認知行動療法について書かれた本。
同じ事が起こっても、捉え方は人それぞれ、人によって認識(捉え方)が違うため、受け取る側の考え方次第で大きく行動が変わるということ。
新書なので、基本的な概念が、簡易に紹介がしてあるだけなので、説明部分を読んで、そういうもんなんだなーと参考にはなるが、納得するまではいかない感じ。
信じてみたいし、実践してみたいな。何かのヒントにはなりそうだな、と感じるので、導入の本としては良いのではないだろうか。
アンガーマネージメントの章に記載のあった、「怒りは二次感情」という言葉が印象的だった。怒りは喜怒哀楽とあるように -
匿名
ネタバレ 購入済みワークが使いにくい
特にマインドフルネスのところ。赤ちゃんの様子を見るマインドフルネスという発想はいいと思います。でもマインドフルネスはあくまで脳内(心)に言葉や思いが自然と浮かび上がることです。そのマインドフルネスが終わった後にその思いを紙に書くことに何の意味があるのでしょう。紙に思いついたことをそのまま書くマインドフルネスはありますけど、それはあくまで自分自身の話ですし、「今現在」の話です。
「過去」にマインドフルネスしたことを紙に書き留めるのになんの意味が?と思いました。
モノや第三者に目を向けるマインドフルネスにおいてはジャーナリングはできないはずですけどね。類似の事例だと、食べる瞑想もあるんですけど、紙