中島美鈴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一見堅苦しく見える認知行動療法という言葉だが、本書ではシンプルに二つの観点で思考のあり方について説明され、その思考を俯瞰して意識することで、別の手段(考え)を試みるきっかけになるよう伝えている。
その二つは、『スキーマ』と『自動思考』という。
りんごを見て、ふわっと思い浮かぶ思考を、その人の自動思考といい、一方どうしようもない程にその人の性格として根強く定着してしまっている考え方をスキーマという。
スキーマは幼い頃に経験したことが原因でその人を形成したもので、これは大人になってからでは意識でどうこうできるものではない。が、自動思考については、自分が物事に対してこういうスキーマが元でこういう風に見てしまうのだなと、今この瞬間の出来事に対してこう見ていると気づくことができる。その考え方をしてしまうのはその人の個性であり、それを振り払うことはできないし、それができれば苦労しない訳だが、こう考えても良いんだなと向かう方向を視点を変えて(意識を変えて)楽な方に持っていくことは可能である。人は辛いことが積み重なると、視野が狭くなるし、もう無理なのではないかと思い詰めてしまうものだが、この本を読むと、そう考えてしまうのも込みであなた自身であり、それは決して悪いことではなく、根本的にそうなるようにさせたのは環境が大きいと言っている。本書の最後にも、認知行動療法でも環境が劣悪だと改善できないのではと悩まれている人に向けて、環境を変えて良いのだとも言われている。それだけ、個人の悩みは環境が大きく作用しているということである。
まずこの本を手に取った方は、そういう考え・思考があるのだと知り、自分を俯瞰して見ることで、別の視点が開けるかも知れない。そしてそれを試しても難しいと思うなら、環境を変えて全然良いのだとまとめる。 -
Posted by ブクログ
そうなんだよ。
そうなんですよ。
少しづつ実践するものの難しい。
でも、この本は実践状況がとてもわかりやすく書いてあって、なるほどなぁと思うことたくさんありました!
できるかどうかはわからないなりに、
やってみる努力はする!
もうホントに自分がカツカツのとき、
怒りがくる。
これホントにホント。
もうあれこれ余裕なくなって、
あーーーーーー!!!!
ってなってるときなんかは、ほんのちょっとしたことで
きーーーー!!!!!ってなるのよね。
何はともあれ、わたしの怒りはそこなので、
睡眠、
これは完璧にとる。
そして、水泳。
登山。
どんなに忙しくてもこれやっとけば、
ふーーー。
ってなる。
わかっちゃいるけど。ピリつくこともある。
この本の通り、なんでこんなにムカついたのか?
なんでわたしこんなに怒ってるんだろう?
って考えるように実践中。
色々あるんだろうけども。
こうやって少しづつ自分を解明していけば。
あ、わたしが怒るパターンだ。
むかつくパターンだ。
ってわかるようになれば、
怒る前に、ぶちまける前に、
立ち止まれるようになるよね。
ホント。出来初めてるとは思うんだけど、
ふと、自己犠牲をしてしまうこともある。
程度と塩梅、気をつけよう。
抜いて、力んで、抜いて力んで。
その調子その調子。
今は、試験前で、マジで精神ピリピリだから、
余計に睡眠はちゃんととる。
そうしてます。
#怒り
#ストレス
#取扱説明書 -
Posted by ブクログ
【背景】
①なぜ読むか
今の職場をよりよい環境にしたい
②何を得たいか
自身の成長や後輩へのサポートに役立つ知識
③読後の目標
示された認知行動療法的な視点や行動を実務レベルに落とし込む
【著者】中島美鈴(臨床心理士)
【出版社】日経BP
【感想】
今の職場は異動の関係で若手や新人の割合が高い。そんな中で、管理職も変わり、様々な変革が進められ、多様なオーダーが降りてきている。
そんな中で、中堅達は仕事の多くを振るに振れず疲弊している。
自分は若手と中堅の間の立場から、そんな状況を眺め、日々その危機的状況に対する無力さを実感するばかりだ。
現状、自分にできるのは、中堅の仕事を巻き取りながら、若手や新人をOJTの中で育成することである。
その際に、認知行動療法の視点を取り入れることで、全員がなるべく傷つかずに、かつ、実務的な成果を出すことができたら理想だと考える。
本書に出てくる内容は基本的には既知のものであった。認知行動療法に関する本を読んだことがある人であれば、新しく得る知識はない。
しかし、本書はケーススタディが多い点が魅力である。実際に職場にいる人を思い浮かべて、似た状況にないかと実践レベルで考えることに役立った。
組織文化を変えるには、多大な時間がかかる。だからこそ、自分の立場のなかでコントロールできることに注力して、そこをプロトタイプとして、組織を改善していこうと思った。 -
Posted by ブクログ
新書は読みやすく、とっかかりにはいいと思う。
私は当事者ではないが、子供も夫もADHD。
子供はもうすぐ20歳なのだが、本人は本当に困っている。この歳になるまで何かを最後までできたことがない。正直、それは本人にとってはきついだろうなあと思う。あとは自分でなんとかしてもらうしかないので私のできることは限られているのだが、本人はなんとかしたいと切望しているのでできるだけのサポートはしているつもり。
問題は夫である。
認知行動療法はまずは自覚がないと効果がない、というかはじめられない。これに似たいろいろなライフハックを本人はそれなりにやってきて生き延びてきたわけだが、もう高齢者にも近くなってきた今、何を今更というのが本音らしい。しかし周りにいる人間は正直困ることもある。
ADHDの人たちは明らかに非ADHDの人とは違うものの見方、感受性などがあって素晴らしいことは百も承知だ。知能が高ければなおさらのこと。それでも、私生活を共にするのは非ADHDのほうが相当勉強して相当達観しないと難しいと思っている。 -
Posted by ブクログ
何かに依存している人が自分を見つめ直すためにノートに書くことで解決できることもある。
印象的3選
・やめられないことのデメリットを考えてやめようとするよりも、やめられないことのメリットを考えて、それを他で補うようにした方がほうがやめられる
・〜をしないという目標は達成が難しい(その時間にすることがなくなるから)
・悪習慣のメリット
①達成感や喜びをすぐに得られる(ゲーム、SNSのいいね、動画視聴、ギャンブル)
②誰かと一緒にできる、誰かに注目される(オンラインゲーム、SNSの投稿)
③現実逃避や暇つぶしができる
④体が求める感覚を得られる(たばこ、お菓子、お酒) -
Posted by ブクログ
ネタバレ米国で生まれたアンガーマネジメントを日本人用に書かれているので読みやすいです。
1日で読み切れる量です。
それぞれ各章で実際の相談例を用いて対処法を記載しています。
幼少期の家庭環境は大人になってからの性格に影響が大きいことがわかり納得しました。
全ての定義が自分に当てはまっていました。また皆さんに当てはまるかと思います。
自分自身へのイライラで帰ってからYouTubeやスマホをダラダラと見てしまうのも、日常の嫌な思考を逸らすために必要な時間なのも納得しました。対処できるかというより、イライラの原因を知るのにいいと思います。活字が苦手な人にオススメです。 -
Posted by ブクログ
時間管理がうまくできると、仕事や学業上の成績を上げやすくなり、ストレスを減らすことができる。
大人はいろんな経験をもとに少しずつ自分の感覚を修正していき、計画上手になっていく。(え)
「スマホを触るとどうなるのかという結果と、触らずテキパキ動くとどうなるのかという結果をそれぞれ予想して、どちらを選ぶか選択すればいいのではないでしょうか
「YouTube自体もおもしろいだろうけど、それを観ているときって本当は何が欲しいの?」
3.現実逃避
私たちは本来なら〈ひま〉が怖くないはずです。ゆっくりできるし、自由時間だからです。しかし、「ひまをつぶしたい」と思ってしまうのはなぜでしょう。退屈が嫌いだから-刺激が欲しいから?時間がもったいないと感じるから?
おそらくですが、何も没頭するものがないと困るからでしょう。