中島美鈴のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
自分かと思うようなケースばかりが紹介されていて驚いた。ADHDかどうなのか微妙、分かったところで原因も治療も効果あるのかな...と考えていた。しかし読んでみてADHDではなくても少なくともADHDタイプであることは間違いないと分かったし、認知行動療法で困り事が改善した事例に勇気をもらえた。子供のADHDにどう対応するかも書いてある。
具体的に「○○すればよい」と書かれている部分が短く感じたが、治療は一人で本を読むだけで出来るものではなく、個人に合わせる必要もあるため仕方ないかもしれない。しかし、治療の大前提である「ADHDの認知」については非常に分かりやすく書かれていて、改善に向けて自分で次の行動を起こす大きなキッカケになった。できることなら筆者様のプログラムに参加してみたい。 -
Posted by ブクログ
<目次>
序章 複雑に悩むよりシンプルに考えよう
第1章 認知が感情を生み出している~アーロン=ベックの「認知モデル」
第2章 新年に動かされないために~「下向き矢印法」と「行動分析」
第3章 考え方のクセを修正する~典型的な「推論の誤り」
第4章 行動を変えれば世界が変わる~「行動実験」という方法
第5章 なぜ体が反応してしまうのか?~「古典的条件付け」のメカニズム
第6章 分かっているのにやめられない~「オペラント条件付け」のメカニズム
第7章 不安とどう向き合うか~「逆制止の論理」と「エクスポージャー」
第8章 回避が不安を大きくする~「パニック障害」へのアプローチ
第9章 人前で何かをするのが怖い~「社交不安障害」へのアプローチ
第10章 怒りとどう向き合うか(分析編)~「アンガーマネージメント」の考え方
第11章 怒りとどう向き合うか(解決編)~「アサーティブ・コミュニケーション」の効果
第12章 グーグル社も採用した集中力の高め方~「マインドフルネス」の実践
<内容>
認知行動療法の入門書。わかりやすい筆致で頭にすぅーと入ってくる。個々の心理的障害をどのように解決していくか、薬や強い刺激ではなく、ゆっくりと穏やかに自分と対話しながら治療していく感じ。 -
Posted by ブクログ
そこまで依存しているものは今のところないが、少し前まではSNSに依存しており、再発が怖くて、パラパラ読みをした。(あと暴飲暴食も)
脳の仕組みが即座に報酬が得られるものに飛びつくようになっているため、SNSや動画の視聴、暴飲暴食、ゲームなどがやめられなくなる。
あとドラマの視聴とかは、何かをやった感が欲しくて、面白くなくても続けてしまうとのこと。
(ドラマとかを全部見て、見たぞーって気持ちになって友達と語り合ったりするのは別に悪いことじゃない気がするけど)達成感が欲しくてやってしまうってこと?
やめたい習慣に関して、一日にどれだけ時間を使ったかを記録すること、どんな気持ちだったかを書くこと、代替できる行動はないか、を考えること、が具体的な対策。
代替できる行動は、単に、その時間勉強する!とかではなく、
自分が本当は何を望んでいるのか、何をすれば満たされるのかを考えて、置き換えること。
わたし自己流の断ち切り方は、
やめたい行動のデメリットを出していき、
このまま続けるとどうなるか、を考えて
なんとか辞めることができた。
嗜好品の大食いや、SNSの利用は本能に刻み込まれてる行動だから、またやっちゃうかもしれない。
その時は今回、読んだ内容を試そうと思う。 -
Posted by ブクログ
認知行動療法による会社でのストレスや人間関係で疲弊した人のために心の守り方やどう行動すべきかが書かれた一冊。
自分も今までを振り返ると人間関係でつまづきやすい方なのでこの人のためならとか、仕事でこの人にいい印象を持ってもらいたいなどの心の偏りや割り切れていない部分があった。それにより家に帰れば一人反省会で、翌日に疲れが残る日々。それを認知行動療法の観点から見てみると、仕事のことで反芻思考に陥っている場合には、あえて悩む時間を制限時間付きで設けることが大切で、メリハリが生まれて生産性が上がるというのがとても心に残った。やめろと言われてもやめられないのが人間。思考をクセを理解し、明日の業務につなげることが自己分析として優位に働くのだろう。