一橋文哉のレビュー一覧

  • マネーの闇 巨悪が操る利権とアングラマネーの行方

    Posted by ブクログ

    冒頭、アノニマスのインタビューから始まるが、この本、いったい何を書きたいんだろうというのが第一印象。「ハッカーの世界が”闇の世界”とつながっていることを書きたいの?」という感じ。最終章もアノニマスのインタビューで終わっている。ふ~む、よく分からん。だからしばらく積読にしていた。

    著者の一橋文哉さんはペンネーム。「闇の世界」をテーマにするジャーナリストだから、本名、身元などは一切、公開していないらしい。

    実は、そこにこの本の面白さがあるんだと気が付いたのは、積読状態だったこの本の、満州事変の経緯から戦後のフィクサー誕生までの歴史や、ライブドア事件の真相の経緯を読んだときから。要するに、この人

    0
    2013年03月19日
  • となりの闇社会 まさかあの人が「暴力団」?

    購入済み

    プロ詐欺集団

    詐欺や悪徳商法にひっかかる方が悪いというように考えがちであるが、詐欺を働く方も本気で考えてやっていることがよくわかる本。
    たしかに暴力団もかかわっているが、それよりも「欺す」ということに対する執念が伝わる。
    高齢者は簡単に欺されてしまうであろうということが理解できた。

    0
    2012年11月04日
  • 人間の闇 日本人と犯罪<猟奇殺人事件>

    Posted by ブクログ

    興味深く読んだ。

    世田谷区事件、本当にひどい。
    だいたいは、自分の存在価値を見いだしたかったり、大意での精神病だったりだけど、
    これは家庭環境に問題、とか、人間関係をうまく築けない、とかじゃない。

    流行りもののような一過性の報道ではなく、こうやって詳しく掘り下げた深い文書が読めてよかった。

    0
    2012年05月17日
  • 国家の闇 日本人と犯罪<蠢動する巨悪>

    Posted by ブクログ

    それほど話題になってはいないけど、知らなかったことなども結構書かれていて、参考になりました。
    豊田商事のだましのテクニックが「秘伝書」という存在になっていて、現在「悪のバイブル」となっているそうです。
    うーん、真偽はともかく、面白い(不謹慎ですが)。

    個人的には「人間の闇」よりもこっちが好きでした。

    0
    2012年05月01日
  • 人間の闇 日本人と犯罪<猟奇殺人事件>

    Posted by ブクログ

    過去こんな恐ろしい事件があったと改めて考えさせられました。
    あくまでも、その事件の解決では無く事実を眈々と語っている文章が個人的には読みやすくて良かったです。
    大半は、あぁ、こんな事件があったなぁ、と思い出せる事件が多くタイトルの通り人間の闇と言うか、恐ろしさを感じました。
    犯罪関係の本はあまり読みませんが、これは良かったですね。

    0
    2012年04月03日
  • 世田谷一家殺人事件 韓国マフィアの暗殺者

    Posted by ブクログ

    前回の本を読んだ日から少し間が空いてしまいました。今回は日本の有名な未解決事件でもある「世田谷一家殺人事件」に関しての本を読んでみました。こういった凶悪事件や宗教的な分野に少し興味があったので読んでみたのですが、少し難しい内容に感じました。この内容の信憑性が高いかは置いておいて、事件に関してテレビやメディアで報道されていない内容をこの本を通じて知ることができたのは良かったです。

    0
    2025年05月03日
  • オウム真理教事件とは何だったのか? 麻原彰晃の正体と封印された闇社会

    ネタバレ 購入済み

    『疑心暗鬼を生ず』…。

    2024年10月読了。

    オンタイムで《あの事件》を見た世代として、定期的に『オウム本』は読むようにしている。『二度とあの様な事件を起こさせない気持ち』からである。
    著者は昔から、なかなか読ませるノンフィクションを書く人なので、今回も久々に購入して読んだ。『國松長官狙撃事件』の犯人については、正直NHKで採り上げられた《一匹狼の御老人(既に故人)》だと、個人的には確信しているが、凡そ《オウムと云う組織》については、世界を股にかけて悪事を企んでいた為、未だに現在でも不穏な事態が進行しているのは知らなかった。

    まぁ「○レフ」が又あの様なことをくり返すとは思えないが、今の二十代以下の人達はあの恐怖

    #ダーク #怖い #ドキドキハラハラ

    0
    2024年10月13日
  • オウム真理教事件とは何だったのか? 麻原彰晃の正体と封印された闇社会

    Posted by ブクログ

    今月5冊目
    ★★★
    いや、全く知らない事ばかりだった。
    まだサリンの時中学とかでニュースは見てたが謎だったが勉強になった。
    麻原は天才的詐欺師、高学歴幹部を洗脳するんだからな、そして武装化したのは北朝鮮、ロシアが絡んでるという事。
    国松事件はこの本の後真犯人が捕まった。オウムとは無関係だった、公安は大失態

    0
    2023年06月08日
  • 人間の闇 日本人と犯罪<猟奇殺人事件>

    Posted by ブクログ

    事件は時代を映す鏡というのは正しいのだろうけど。幾つかの事件は無理やり著者の主張に合わせて書いているようにも読めた。

    0
    2023年02月28日
  • 最終増補版 餃子の王将社長射殺事件

    Posted by ブクログ

    なにこれ面白くない。なにひとつはっきりしてないじゃん。訳わかんない。この中で一番面白かったのは王将創業者の孫がウクライナ人女性と結婚してその後DVを繰り返し仲直り旅行中のエジプトで息子を連れて失踪した、ってとこだけだわ。冒頭で婆さんが語る創業者は満州で憲兵だった、姉をレイプした、みたいなのも特に立派な伏線になってないし、思わせぶりなばかりな駄作ノンフィクション。

    0
    2022年06月02日
  • もう時効だから、すべて話そうか 重大事件ここだけの話

    Posted by ブクログ

    大きな事件の大まかなおさらいとこぼれ話。それぞれの話は別に詳しい本があるのでそれを手に取る感じかな。といっても、え?そうなの?みたいな話が満載なので飽きません。

    0
    2021年09月22日
  • もう時効だから、すべて話そうか 重大事件ここだけの話

    Posted by ブクログ

    著者しか知り得ない事件の独自ネタや、警察・司法の体質など事件の背景、社会の闇など、今だから語れる話。著者の既刊にはない魅力が満載の一冊。
    事件は未然に防ぐことは不可能だ。だからこそ、事件の解決は人々の精神の安寧に繋がる。数々の未解決事件の取材と解釈を続けてきた著者の本音の一端が垣間見れる。

    0
    2021年07月04日
  • 最終増補版 餃子の王将社長射殺事件

    Posted by ブクログ

    せっかくなので、本書のラストは王将で読み終わろうと思い、近所の王将へ行く。それはさておき、企業トップが殺されるという大事件、企業テロにも関わらず現在も未解決というのは、考えてみれば怖い話である。ヤクザやフロント企業、半グレ、チャイニーズマフィア、新華僑コネクションまで目白押しであり、王将に限った話ではないだろうが、それらのアンダーグラウンドと企業社会は切っても切れない関係だと再認識する。本書自体は同じ話の繰り返しや「俺は裏社会を知ってるぜ」感を出してくる著者の話に付き合うのに途中でダレてくるし、事件の本質に迫っているとも言い難い。しかし今後の事件の推移には注目したい。

    0
    2021年01月03日
  • 政界ヤクザ

    Posted by ブクログ

    戦後の日本を食い物にした所謂"政界ヤクザ"の歴史を明らかにするノンフィクション。政界と闇社会の黒い蜜月とはいかなるもので、終焉はどのように迎えたのか。
    政治=利権である限り、どの党が政権に就こうが誰が首相になろうが、カネの問題はなくならないだろう。ただそんな彼らも、晩年や死を迎える際には、決して幸せな終焉ではない。

    0
    2020年07月24日
  • 世田谷一家殺人事件 韓国マフィアの暗殺者

    Posted by ブクログ

    未解決事件だけに、どこまで真実に近付いているのか?まったくの妄想ストーリーの可能性もあるよね。
    1/9/3

    0
    2019年09月03日
  • 最終増補版 餃子の王将社長射殺事件

    Posted by ブクログ

    王将の事件だけに限るとそう真新しい事は無い。ワイドショーでも語られていた背後関係とか王将の歴史みたいな事をもう少し丁寧に書いてある感じ。むしろ企業テロの歴史であるとか現代のヤクザ、チャイニーズマフィアについて王将周辺から学ぶみたいな感じ。あと、飲食が拡大、海外進出する際に生じるトラブルなどが語られる。そのへんに興味が持てれば面白く読めるかな。あと、後述、後で詳しくという記述が多く感じたかな。

    0
    2017年12月18日
  • 経済ヤクザ

    Posted by ブクログ

    日本地下経済史をコンパクトにまとめた ノンフィクション。政界との癒着、復興利権、バブル経済にITバブル。マネーを貪る経済ヤクザの真実。
    新しい法律が利権を産み、それをまた法律が取り締まる。嗅覚鋭い者が勝ち逃げして、利用された者は消されていく。弱肉強食を地でいくような世界だ。そのおこぼれに預かろうとする一般人が、いちばん愚か者と思う。

    0
    2017年07月21日
  • 経済ヤクザ

    Posted by ブクログ

    やっぱり裏社会の方々はどこにでも出てくるのね。
    金が集まるところへの嗅覚がすごい。これをもっとまともな方向に使えればいいのに。

    #読書 #読書記録 #読書倶楽部
    #経済ヤクザ
    #一橋文哉
    #2017年19冊目

    0
    2017年04月09日
  • 経済ヤクザ

    Posted by ブクログ

    一橋文哉『経済ヤクザ』角川文庫。

    覆面ジャーナリストによるノンフィクション。過去の事件ばかりに言及しており、まるで腫れ物に触るかのような、今一つ迫力の無いノンフィクションだった。

    カネのあるところにハイエナの如く群がる経済ヤクザ。過去の事件から、復興利権、ITバブルに乗じて、如何にカネを貪って来たのかが描かれる。

    0
    2017年03月02日
  • モンスター 尼崎連続殺人事件の真実

    Posted by ブクログ

    自分も知らない間に「美代子ファミリー」とすれ違っていたかも?と思うほど私の身近な場所で起こった大きな事件。
    読み応えはありましたが、文庫版特別編だけを読めば1冊分の内容をすべて理解できる気もします。

    角田美代子という女性の成育歴だけを見ると同情できる部分も無いわけではありません。ある意味「虐待の連鎖」とも言えるのでしょう。
    それでも、監禁・暴行・殺人が許されるわけでもないですが。
    最終章で一番の側近と言われた義妹・三枝子が発した「もし自殺が本当なら卑怯やと思う」「せめて法廷で、自分の考えをきちんと話して欲しかった……」等の言葉は世間の人々の気持ちをも表していると思います。

    0
    2017年11月29日