一橋文哉のレビュー一覧

  • オウム真理教事件とは何だったのか? 麻原彰晃の正体と封印された闇社会

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    小学校の卒業式の日だったから地下鉄サリン事件のことよく覚えてます。本書はそんなオウム真理教の病みを暴力団はもちろん、ロシアや北朝鮮等の闇社会と関連付けながら力強く記述してます。信者の異常な雰囲気に目を奪われがちだけど、スケール大きいなぁ。

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    2024年05月09日
  • 世田谷一家殺人事件 韓国マフィアの暗殺者

    これで「確定」でしょ?!

    他の方々のレビューで「(この著者の書いてる事が)本当かどうか…???」みたいな感想の方が割と多い気がしたのですが、
    自分としては「な~んだ、もう全部分かってるんじゃん」とすら思えるぐらい、こじつけ感も無くスンナリと理解出来ました。

    そりゃ筆者個人のルポルタージュだから、当然公的な御墨付き等は付きませんが、これだけ調べて、これだけの証言が挙がってるなら、これでほぼ「確定」なのではないでしょうか?

    日本の警察が縦割り組織で、頭が硬く融通が利かないのは周知の通りなので、國松長官狙撃事件もこの件同様、事実上お宮入りさせちゃった事を考えれば、この方の出した見解で十二分に説得力が有ると思いま

    #怖い #ダーク #ドキドキハラハラ

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    2022年04月02日
  • 世田谷一家殺人事件 韓国マフィアの暗殺者

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    この事件は、初動も含めて、警視庁の対応が後手後手でしかも間違いを認めないという体たらくにより、永久未解決事件としてお蔵入りになってしまう気がしている。
    この本で言及されている事は、実際にどこまで捜査されていたのやら。時間が経過すれば証拠を集めるのはどんどん難しくなるなか、また年末になるとこの事件を思い出す。
    事件があった祖師谷公園は徒歩圏なので、毎年12月になると捜査員がたくさんビラ配りなどで駆り出されているのだが、さすがに16年前の事件で確実な証拠を伴う新事実は出ないよな…

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    2017年12月14日
  • となりの闇社会 まさかあの人が「暴力団」?

    購入済み

    なかなかの力作です

    紙面の関係で「割愛」させてしまった部分が多々あったのは残念ですが、その分読みやすく仕上がっています。
    一読の価値はあるでしょう。

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    2014年08月15日
  • 経済ヤクザ

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    2024.05.04
    2024年になっても色褪せたところは少ない。しかし、だんだん「ヤクザ」よりもそれ以外のいわゆる「反社」についてまとめてほしい書き手の1人です。

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    2024年05月05日
  • 最終増補版 餃子の王将社長射殺事件

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    知っている企業だけに興味を持って読めた。結論様々な憶測はその範疇であり事実は分からないということか?

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    2024年04月21日
  • 外国人ヒットマン

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    色々な有名な事件を取り上げであり、本当にこんなことがあったのかと思う内容であった。どこまで本当かはわかりませんが、興味をそそられました。

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    2024年03月18日
  • 最終増補版 餃子の王将社長射殺事件

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     この事件結局何だったのかなぁ、と気になって読んでみた。事実は小説より奇なりと言うけれど、嘘みたいな本当のような話。ヒットマン血縁説はさすがにないと思うけど。闇社会につながりがなくて良かったと安堵する一方、関わらざるを得ない職種があったり、真っ当に仕事をしていても企業テロを画策されたりとどこか別世界で起きた事件のよう。くだらない組織のしがらみで捜査が難航したり逮捕できなかったりしているとするなら馬鹿馬鹿しい。実行犯は捕まったようだが、黒幕は野放しか。
     綿密な取材を重ねてまとめあげられたことはわかるが、文章としては少し読みにくい。

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    2024年02月23日
  • オウム真理教事件とは何だったのか? 麻原彰晃の正体と封印された闇社会

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    スピード感があり読み応えがあった。
    本作でも書かれていたが小部屋に1千万持って隠れていたところを逮捕された弱視の男性というのを以前テレビで見て、非常に卑小な印象を受けた。その男がなぜサリンという巨大犯罪を起こした宗教集団を作れたのか。またその資金源はどこから来たのか謎だった。今回、本作を読んでロシアマフィアとの関わりや麻薬による資金作りなどなるほどと思うところが幾つかあった。
    警察庁長官の狙撃事件などは警察が公安部主導によって結局迷宮入りになってしまったところなど残念としか言いようがない。
    1番興味深かったのは麻原に詐欺の手法を教えた神爺、組織編成や教義などを作った長老、坊さんの3人という初期

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    2023年02月08日
  • モンスター 尼崎連続殺人事件の真実

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    角田ファミリー2冊目。こっちは時系列で書いてくれてるので前回読んだ「家族喰い」より読みやすかった。この本のトクダネは美代子の師匠として出てくるMってヤクザなんだけど、どうにも眉唾ではある。これが「家族喰い」に出てきた団体XのZって男なのか?もうこのライター2人全部ネタ交換して一冊の本にしてくれよ。読みやすかったけどなんか眉唾に感じる記述が多いのは取材過程がわからないからみたいだな。その点「家族喰い」の方が好印象。尼崎市事件に相当詳しくなったからもう読まなくていいや。

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    2022年03月09日
  • オウム真理教事件とは何だったのか? 麻原彰晃の正体と封印された闇社会

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    オウム事件の幹部連の活動が、詳細に著述されています。表に出てくる幹部だけでなく、裏社会からの廻し者?の教団システム構築者が別に関与し、暗躍していたことにも驚きました。また海外での活動も活発で、危険極まりない兵器も入手し、現在もその所在がわからないなど衝撃的です。警察内部の失態も指摘され、噛み合わないまま大きな事態になってしまったこと、本書の指摘通りであれば残念です。また海外で活動していた刑執行された幹部が、最後の方では教祖と距離をおいていたような記載があり、走り続けて元に戻れない現実の中で、ジレンマがあったのであろうと思いますが、悪行と理解しつつも進むしかなかったと推察され、工学系の高学歴者で

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    2021年10月23日
  • もう時効だから、すべて話そうか 重大事件ここだけの話

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    1.すべては話してません。
    三億円事件の犯人の顚末については話したくない、など、秘密のままのことも多いです。様々な凶悪事件で犯人と目される人物の直撃取材もしているようですが、その内容も書かれていません。これは別の本にあるのかも?
    スクープの取り方というパートがありますが、方法論などは書いてないので、さほどジャーナリストの参考にはならないと思います。

    2.順番や時系列がバラバラ
    色々な話題を飛びながら書いているので、さっきも読んだな、という箇所が結構あります。連載の再編なのでやむを得ないと思いますが。
    そのせいか、著者の主張があまり頭に残りませんでした。

    イマイチな点を先に書きましたが、昭和

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    2021年07月26日
  • もう時効だから、すべて話そうか 重大事件ここだけの話

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    「生涯一事件記者」が初めて明かす、日本中を震撼させた事件の意外な真相と、事件を生んだ世相、取材をめぐる、とっておき裏話。

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    2021年07月26日
  • もう時効だから、すべて話そうか 重大事件ここだけの話

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    一橋文哉『もう時効だから、すべて話そうか 重大事件ここだけの話』小学館文庫。

    覆面ジャーナリストの一橋文哉が様々な事件の裏側や裏話を描いたノンフィクション。

    特に幾つかの事件に焦点を当てるでもなく、類似事件を次から次へと羅列しながら事件の裏話を描いた感じで、今一つこれといた明確なテーマが読み取れない作品だった。

    しかし、こうして昭和から平成、令和にかけて世間を賑わした数々の事件を眺めると、近年になって随分と卑劣で巧妙な犯罪や凶悪犯罪が増えているように感じる。本書に描かれているように犯罪の手口や殺害した遺体の隠蔽方法について容易にネットなどで情報が得られるからだろうか。

    三億円事件やグリ

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    2021年05月10日
  • 政界ヤクザ

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    事件が起こるたびに法律が強化される。にも関わらずいつの時代も同じような事件が起こる。本文にもあるように政治家とヤクザは紙一重。スブスブの関係は令和になってもなくならない。

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    2020年08月11日
  • 政界ヤクザ

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    日本の戦後政治、フィクサーや大物右翼、総会屋など黒い紳士とのつながりの歴史でもある。北朝鮮利権から「桜を見る会」までそのズブズブの構造が明らかに。

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    2020年07月16日
  • 政界ヤクザ

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    一橋文哉『政界ヤクザ』角川文庫。

    日本の戦後政治で暗躍した裏社会の人脈を描いたノンフィクション。

    懐かしい事件や懐かしい名前が並ぶ。

    巨額の富をもたらす利権を巡り、政界に食い込もうとする輩が居るのは今も昔も変わらない。それでも昔は総会屋、右翼、暴力団と利権を貪る悪の実体が明確だったが、今はその実体がよく解らなくなっている。次々と新たな悪が生まれては消え、やり方も巧妙になっているように思う。

    今回の新型コロナウイルスに関連する政府の経済対策にしても、給付金配付事業、Go Toキャンペーン事業などの利権を巡り、一部政治家とべったりの企業と政治家だけが儲かる構図が見えている。少なくとも真面目

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    2020年06月14日
  • 外国人ヒットマン

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    中身は薄い。後半は文字数増やすために無理やり文章足したような、かさ増し感もある。

    一方でライブドアの野口氏の不可解な自殺や
    世田谷一家殺人事件、王将の社長の殺人事件について
    細かに書かれている。

    これらの事件は不可解なところが多く、
    特に世田谷一家殺人事件は遺留品や指紋が
    あっても逮捕されないことを考えると、
    外国人ヒットマンとも考えた方がしっくりくる。

    ちょうど気になっていた事件について、
    詳細に書かれていて興味深かったので
    内容は浅いけど個人的に星4つです。

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    2019年12月23日
  • モンスター 尼崎連続殺人事件の真実

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    尼崎連続変死事件のルポルタージュ。
    個人的には、小野一光さんの『家族喰い』の後に読んだが、事件の全体像を把握するにはその順番が分かりやすいかと。
    本書が小野さんと決定的に異なるのは、“主犯格(角田美代子)に黒幕がいた”点。果たして、誇れるような学歴も人脈もないクレーマーの角田が、如何にしても多数の人間を操り、洗脳し、命まで奪うことが出来たか、なるほど理解出来る。
    タイトルにもあるが、この事件の真相や『真実』は残念ながら、角田美代子が自殺してしまったが故に、誰にも計り知れない。だが、1人のモンスターの誕生秘話として、その一面を垣間見ることが出来たと思う。

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    2019年09月03日
  • 世田谷一家殺人事件 韓国マフィアの暗殺者

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    ★が一個足りないのは、全体がフィクションに見えてしまったから。著者の脳内で完結しているようで。
    真実なんだろうな!ってどうしても思うことができなかったんですよね。
    「殺人犯はそこにいる」「桶川ストーカー殺人事件」の清水氏のように、もう少し客観的に書いて欲しかったと思います。警察の動きとかも含めて。

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    2019年07月17日