安田均のレビュー一覧
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読み終わって、あんまり「地下迷宮」のイメージがないのですが(笑)
加藤ヒロノリのリプレイは、「央華封神」を読んだことがあります。これも、すごくノリのいいお話でした。
今回は、アレに比べると、ノリは負けているような気が。
ゲームが違うので、比べられないというところもありますが。
テストプレイのリプレイを商品として出すことについては、ちょっと疑問はあります。
なんか、テレビゲームの攻略本でも、プレビューブックとかいって、発売と同時に出したりするじゃないですか。わたしは、すぐにああいう本を買ってしまうので(批判的なら買うなよというツッコミはもちろん受けますが)、そして、買ってしまってからちょっと -
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「一角獣の乙女」水野良
・ジュディス・ケニー
ラムリアース王国の森林衛士ジュディスは相棒の一角獣アンウェイとパトロール中殺された一角獣を発見。ドルイドのケニーに容疑をかけるが…。
「レプラコーンの涙」水野良
・フレア
オーファン王国の王城に現れるレプラコーン。レプラコーンを退治するために雇われた精霊使いフレア。
「契約の代償」下村家恵子
・ダイン・リック・ライク・アラミア
ティルク島に侵攻してきた敵を倒すため、迷宮に封印された魔物と契約を結んだアラミア。魔物に取り憑かれ敵を撃退した後も別の島へ攻め込もうとするアラミアの変貌。アラミアを救うため迷宮に向かうグラスランナーのリック。
「ジェイ -
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ネタバレ「ナイトウインドの影」山本弘
・ナイトウインド・ダバール
ラバンの街の領主の館に相棒ダバールと忍び込んだ盗賊“ナイトウインド”。賄賂として贈られた少女と同衾中の領主。領主の罠にかかり身動きの取れないナイトウインド。
「鏡よ、鏡!」高井信
・デュダ・リューク
ピラムの村で暇を持て余すデュダの元に持ち込まれた鏡。この鏡に隠された魔法の力を解き明かす為にバナの洞窟へ向かったデュダと友人ゲランとバルン、エルフの子供リューク。
「神官戦士が6人」水野良
・羽根頭冒険譚・ライス・リーライナ・チュペル
・オスター
ファンの村にやってきた羽根頭たち。マーファの女司祭、チャ・ザの神官から領主の妻が魔物であ -
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『ドラゴンランス戦記』では、既に赤ローブの魔術師として登場していた、双子の弟「レイストリン」の、それ以前の若かりし頃の物語。
もう文体から漂ってくる彼の雰囲気が、これまで読んだランスものと一緒で、やはり、レイストはレイストかといった、哀愁めいた思いもあったけれど、実は違っていた点もあったのが、まずは一つ目の読み所だと思う。
例えば、魔法について、彼の場合、それ自体に魅せられていた印象が強かったが、実はそれが彼の全てである程の思い入れがあったことが分かり、それは、魔法学校での同級生からのイジメを物ともしなかったのが、他に何一つ能がないから、やらされているだけの彼らとは違い、レイストにとっては -
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冒険者…といえば聞こえはいいけれど
要するに、その日ぐらしの若い男が2人組である
しかし「正義」を愛しており
事なかれ主義で揉め事を先延ばしする大人たちのことは嫌っていた
そんな彼らが、村人を脅かすゴブリンの群れを退治するため
これに先制攻撃を仕掛けるところから話は始まる
…ゴブリンとの戦いには勝利するものの
それを成し遂げられたのは、お節介な大人たちの依頼を受けて
救援に来てくれた魔術師とドワーフのおかげで
若者たちは、己の無力を痛感する
しかしそこから始まる縁で、武者修行のパーティーを組んだ彼らは
さらにエルフの女と、盗賊の中年男をメンバーに加え
さまざまな揉め事に首を突っ込んでいく
も -
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ネタバレ〇 概要
「熱烈なキスを交わした結果,二人は二度と出会えなくなった」,「のろまを見捨てたため,彼女の出費は倍増した」など12の謎めいたシチュエーションの真相を,イエスとノーでこたえられる質問だけで真相を当てる…というゲームを行う4人の男女。推理カードゲーム「ブラックストーリーズ」を小説化した作品
〇 総合評価 ★★★☆☆
非常に短いブラックなストーリーが12本書かれた作品。どこかで聞いたことがあるような話もあって,とても読みやすい。ただ,内容は非常に薄く,読んでいるときはそこそこ楽しいけど,後には何も残らない…ポテトチップスのような作品。★3で。
〇 サプライズ ★★★☆☆
作品全 -
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短編4話。
最初の話は…ずるをしてはいけない、ともとれます。
しかし力の使い方、が分かるきっかけになったと思えば
安い努力だったかもしれません。
2話目は、よくあるパターンといいましょうか…。
という事は、父親の方は土とは
知り合えなかった、という事でしょうか?
精霊とどう契約を交わすのか、が分からないので
何とも言えません。
3話目…これは、少女がすべてのきっかけでは?
とはいえ、まさかこうなるとは思わないでしょうし
そんな所に転がり込む、とも思わないでしょう。
表題になっている4話目。
人間、思い込みがすごいです。
それがきっかけで、使えたり使えなかったり。
最後に対して、切り替え -
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ネタバレ家の隅で眠っていたシリーズ群。コクーン3冊、続いてティルト2冊まで読みました。
小説なのに、お話の構造が物すごくTRPGセッションで、(ところどころセッションぽくないですが)、ああ、こうやって遊んだんだなあと思えるところは楽しいです。
反面、TRPGセッションの枠からどうしても出られないので、小説として読むにはとっちらかっている感じもあったり。「事件」がゲームの都合的な何かで展開して、「真相」が世界観の都合的な何かで集束する、そんなところ。
あと、登場人物が、好みとはちょっと外れてて……。
あ、TRPGセッションで同卓する分には楽しいキャラ達だと思うのですが。
小説として読む分