安田均のレビュー一覧

  • ソード・ワールド短編集 狙われたヘッポコーズ

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    久しぶりのソード・ワールドの小説です。
    ソード・ワールド短編集は、けっこう小粒がおおいです。

    以前は、本格派というか、ファンタジー色の強い物も多かったのですが、最近は、ちょっとコメディよりで、そのあたりは読むのは楽だけど、不満かなぁ。

    「ギルドの掟」が、変な感じ。
    掟って、そういうものか?
    潜入している者は、退治されてもしかたないと思うのだが……。

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    2010年01月11日
  • ダンジョンズ&ドラゴンズ スーパーファンタジーシリーズ 銀竜の騎士団1 大魔法使いとゴブリン王

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    になると魔物がうろつく、呪われた町カーストン。母をなくし厳しい衛兵隊長の父に育てられた魔法使いの弟子ケラックとその弟ドリスコルは、ある怪事件の第一発見者となる。独自の手がかりをつかんだ二人は、無理解な父や衛兵隊とは別に捜査を開始。そこに貧しい盗賊の少女モイラも加わり、限られた時間内にある失われた魂を救うべく、危険な探索に挑む。やがて三人の少年少女は大人たちも知らない事件の真相に迫っていく。そして彼らが向かった先は、ゴブリン、ゾンビ、アウルベアがひそむ〈破滅の地下迷宮〉だった……。

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    2009年10月04日
  • 六門世界RPGリプレイ 召喚ムスメと地下迷宮

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    読み終わって、あんまり「地下迷宮」のイメージがないのですが(笑)
    加藤ヒロノリのリプレイは、「央華封神」を読んだことがあります。これも、すごくノリのいいお話でした。

    今回は、アレに比べると、ノリは負けているような気が。
    ゲームが違うので、比べられないというところもありますが。

    テストプレイのリプレイを商品として出すことについては、ちょっと疑問はあります。
    なんか、テレビゲームの攻略本でも、プレビューブックとかいって、発売と同時に出したりするじゃないですか。わたしは、すぐにああいう本を買ってしまうので(批判的なら買うなよというツッコミはもちろん受けますが)、そして、買ってしまってからちょっと

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    2010年03月06日
  • ロードス島戦記 灰色の魔女 ORIGINAL EDITION

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    私がテーブルトークRPGを知るきっかけとなった作品です。最初は、闘うゲームマガジン「コンプティーク」に「リプレイ」という形で連載されていました。「リプレイ」とはゲームを行なったやり取りを、文章として起こしたものです。そのストーリーが小説になったものが、これです。日本のファンタジーの源泉ともいえる作品です。ロードス島戦記、ロードス島伝説、新ロードス島戦記、その他の外伝と続いています。

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    2009年11月15日
  • ソード・ワールド短編集 レプラコーンの涙

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    「一角獣の乙女」水野良
    ・ジュディス・ケニー
    ラムリアース王国の森林衛士ジュディスは相棒の一角獣アンウェイとパトロール中殺された一角獣を発見。ドルイドのケニーに容疑をかけるが…。

    「レプラコーンの涙」水野良
    ・フレア
    オーファン王国の王城に現れるレプラコーン。レプラコーンを退治するために雇われた精霊使いフレア。

    「契約の代償」下村家恵子
    ・ダイン・リック・ライク・アラミア
    ティルク島に侵攻してきた敵を倒すため、迷宮に封印された魔物と契約を結んだアラミア。魔物に取り憑かれ敵を撃退した後も別の島へ攻め込もうとするアラミアの変貌。アラミアを救うため迷宮に向かうグラスランナーのリック。

    「ジェイ

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    2025年11月18日
  • ソード・ワールド短編集 ナイトウィンドの影

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    ネタバレ

    「ナイトウインドの影」山本弘
    ・ナイトウインド・ダバール
    ラバンの街の領主の館に相棒ダバールと忍び込んだ盗賊“ナイトウインド”。賄賂として贈られた少女と同衾中の領主。領主の罠にかかり身動きの取れないナイトウインド。


    「鏡よ、鏡!」高井信
    ・デュダ・リューク
    ピラムの村で暇を持て余すデュダの元に持ち込まれた鏡。この鏡に隠された魔法の力を解き明かす為にバナの洞窟へ向かったデュダと友人ゲランとバルン、エルフの子供リューク。

    「神官戦士が6人」水野良
    ・羽根頭冒険譚・ライス・リーライナ・チュペル
    ・オスター
    ファンの村にやってきた羽根頭たち。マーファの女司祭、チャ・ザの神官から領主の妻が魔物であ

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    2025年11月18日
  • ロードス島戦記 灰色の魔女 ORIGINAL EDITION

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    読書好きになった原体験の本を再読してみようと思い立ち手に取ったら、まず文字の小ささに衝撃を受けた。老眼が始まってるから、だいぶ遠くに離さないとと読めない。
    あと、懐かしかったけど、やはり大人が楽しめる内容ではなかったな。

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    2025年10月15日
  • 新装版 ロードス島戦記 灰色の魔女

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    小さな子供の頃に夢中で読んだ本。なん度も読み返したから、今読んでも思い出せる。
    私の子供の頃のある一時期を支えてくれた物語だな。

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    2024年08月30日
  • 新装版 ロードス島戦記 灰色の魔女

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    ネタバレ

    地形や歴史、文化といった世界観はよく作られており、とても好きでした。
    ただ主人公の目的が曖昧な状態で、成り行きでやるべきことが決まったのに、まるで主人公が志高い人間かのように描かれていることが不自然に感じてしまい、主人公への共感があまりできませんでした。

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    2024年02月18日
  • ドラゴンランス レイストリン戦記1 魂の剣〈上〉

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    『ドラゴンランス戦記』では、既に赤ローブの魔術師として登場していた、双子の弟「レイストリン」の、それ以前の若かりし頃の物語。

    もう文体から漂ってくる彼の雰囲気が、これまで読んだランスものと一緒で、やはり、レイストはレイストかといった、哀愁めいた思いもあったけれど、実は違っていた点もあったのが、まずは一つ目の読み所だと思う。

    例えば、魔法について、彼の場合、それ自体に魅せられていた印象が強かったが、実はそれが彼の全てである程の思い入れがあったことが分かり、それは、魔法学校での同級生からのイジメを物ともしなかったのが、他に何一つ能がないから、やらされているだけの彼らとは違い、レイストにとっては

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    2023年07月31日
  • ロードス島戦記 灰色の魔女 ORIGINAL EDITION

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    中学生の時に読んでいたシリーズを再読。今読むとなんの捻りもない冒険ファンタジーなのだけど、いまだにこういうの好きだなと思った。

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    2021年04月04日
  • 禁書封印譚 ブラインド・ミトスRPG

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    禁書と言う敵を倒す正義の本使いになるシステム。
    プレイヤーの推しの本を使うルールがあると言う、斬新さは楽しい。
    プレイヤーさん同士の会話の取っ掛かりになりますね。

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    2021年03月30日
  • ロードス島戦記 灰色の魔女 ORIGINAL EDITION

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    冒険者…といえば聞こえはいいけれど
    要するに、その日ぐらしの若い男が2人組である
    しかし「正義」を愛しており
    事なかれ主義で揉め事を先延ばしする大人たちのことは嫌っていた
    そんな彼らが、村人を脅かすゴブリンの群れを退治するため
    これに先制攻撃を仕掛けるところから話は始まる
    …ゴブリンとの戦いには勝利するものの
    それを成し遂げられたのは、お節介な大人たちの依頼を受けて
    救援に来てくれた魔術師とドワーフのおかげで
    若者たちは、己の無力を痛感する
    しかしそこから始まる縁で、武者修行のパーティーを組んだ彼らは
    さらにエルフの女と、盗賊の中年男をメンバーに加え
    さまざまな揉め事に首を突っ込んでいく

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    2019年09月30日
  • ブラックミステリーズ 12の黒い謎をめぐる219の質問

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    ネタバレ

    〇 概要
     「熱烈なキスを交わした結果,二人は二度と出会えなくなった」,「のろまを見捨てたため,彼女の出費は倍増した」など12の謎めいたシチュエーションの真相を,イエスとノーでこたえられる質問だけで真相を当てる…というゲームを行う4人の男女。推理カードゲーム「ブラックストーリーズ」を小説化した作品

    〇 総合評価 ★★★☆☆
     非常に短いブラックなストーリーが12本書かれた作品。どこかで聞いたことがあるような話もあって,とても読みやすい。ただ,内容は非常に薄く,読んでいるときはそこそこ楽しいけど,後には何も残らない…ポテトチップスのような作品。★3で。


    〇 サプライズ ★★★☆☆
     作品全

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    2017年02月19日
  • ブラックミステリーズ 12の黒い謎をめぐる219の質問

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    ちょうどDSの「スローンとマクヘールの謎の物語」というゲームを終えたばかりに読んだので、同じゲームを題材にしているところにものすごく驚きました。自分的にタイミング良すぎて怖いくらい…。ゲームの方は自分で謎を解いていきますが、小説には登場人物がいて、それぞれみんなで質問をしあって謎を解いていきます。嘘のないゲームで、それぞれの過去が明らかになっていく…。かなり読みやすいので、短時間であっさり読みたい人にはオススメです。

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    2016年08月10日
  • 新装版 ロードス島戦記 灰色の魔女

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    日本の西洋風ファンタジーの草分け的存在、今読むと指輪物語の影響がモロにでた作品ですね。

    聖戦をジハードと読んだのはこの作品が初ではないだろうか?


    1990年アニメ化。

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    2016年02月28日
  • ソード・ワールド短編集 ただひとたびの奇跡

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    短編4話。

    最初の話は…ずるをしてはいけない、ともとれます。
    しかし力の使い方、が分かるきっかけになったと思えば
    安い努力だったかもしれません。

    2話目は、よくあるパターンといいましょうか…。
    という事は、父親の方は土とは
    知り合えなかった、という事でしょうか?
    精霊とどう契約を交わすのか、が分からないので
    何とも言えません。

    3話目…これは、少女がすべてのきっかけでは?
    とはいえ、まさかこうなるとは思わないでしょうし
    そんな所に転がり込む、とも思わないでしょう。

    表題になっている4話目。
    人間、思い込みがすごいです。
    それがきっかけで、使えたり使えなかったり。
    最後に対して、切り替え

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    2015年09月23日
  • 新装版 コクーン・ワールド1 黄昏に踊る冒険者

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    ネタバレ

     家の隅で眠っていたシリーズ群。コクーン3冊、続いてティルト2冊まで読みました。

     小説なのに、お話の構造が物すごくTRPGセッションで、(ところどころセッションぽくないですが)、ああ、こうやって遊んだんだなあと思えるところは楽しいです。
     反面、TRPGセッションの枠からどうしても出られないので、小説として読むにはとっちらかっている感じもあったり。「事件」がゲームの都合的な何かで展開して、「真相」が世界観の都合的な何かで集束する、そんなところ。

     あと、登場人物が、好みとはちょっと外れてて……。
     あ、TRPGセッションで同卓する分には楽しいキャラ達だと思うのですが。
     小説として読む分

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    2015年08月01日
  • ブラックミステリーズ 12の黒い謎をめぐる219の質問

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    水平思考ゲーム系のあれです。
    ふむ。このゲームに黒いネタが多い、という事実をこう本編に絡めてくるか…
    キャラ的には船長と投資家が好きだ。

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    2015年05月04日
  • ブラックミステリーズ 12の黒い謎をめぐる219の質問

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    新しいゲームの形の提示としては面白いと思う。ただ、小説として読むには、シチュエーションが特殊すぎるし、登場人物の掘り下げもないから感情移入もできない。いっそリプレイという形でもよかった気がします。

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    2015年05月02日