安田均のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
評価★★★:そのジャンル(ゴーストハンターや、ホラー系TRPGや、クトゥルフやら)が好きなら手を出してみてもいいかも
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電源ゲームはやったことはない。
TRPGでゴーストハンターシリーズは遊んだことがある。
以上の状態で、実は「ラプラスの魔」を読むのは初めて。
TRPGのリプレイなどで登場人物の何人かは把握できていたし、クトゥルフ系ネタも少しは理解できたので、読むのがラクチンだった。
傾向はホラー、SF。
ついでに1920年代に興味があるとなお読みやすい。
導入はいわゆる幽霊屋敷探検だが、後半は一転して舞台が広がる。
恐怖の規模も大きくなるのだが、逆に大きすぎて読 -
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Posted by ブクログ
ネタバレま た タ キ シ ス か !
この一言に尽きます。途中まで楽しんでたのに、物語の大きな、そして魅力的な謎だった《唯一神》の正体が、アレ。途中「伝説で闇堕ちしたパラレルワールドのレイストリンだ、間違いない!」と自信満々に深読みしただけにガッカリ倍増。いやそれは自業自得なんですが。
夏の炎と竜だけ読めてないんですが、戦記で闇の女神タキシスと戦い、伝説ではタキシスと相対するレイストリン、セカンドジェネレーションではタキシス陣営とも協力しなければ勝てない最強の神カオスとの戦いを描き、最後を飾る魂の戦争で原点回帰のタキシス……はまあ構造としては綺麗かもしれないけど、古臭さは否めませんでした。新 -
Posted by ブクログ
魔法使いの弟子であるケラック。大魔法使いゼンドリックの授業を受けていた最中に、触るなと言われていた球体に触れてしまい、こっぴどく怒られ、破門されてしまった。
しかし後日、そのゼンドリックが死んでいた。何者かに殺されたのか。そしてあの球体がなくなっていた。
ゼンドリックは死ぬよりも悪い運命、魂が失われているのだという。魂が完全に失われてしまうまえに、謎の球体を探して、弟のドリスコル、スラム街で暮らす少女モイラと共に、危険な破滅の地下迷宮へと足を踏み入れた。
ゴブリンだとかアウルペアだとかモンスターが出てきます。それらが上手く使われている。
意外な展開になって、面白かったですね。少女モイ -
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Posted by ブクログ
竜牙兵やゴブリン、ドワーフ、エルフなど‥
どこかの作者が創造した生物や魔法を借用キャスティングして
物語を作るというゲーム的な手法をとった作品。
元々TRPGの企画が先行だったらしいので
それも当たり前ですが、物語は作者の完全オリジナル
大まかなストーリはすごくいいと思うのですが
王に陛下という敬称をつけない無礼者だらけな会話や
力の限り正面衝突、それぞれの部隊が勝手に行動という‥
戦術もクソもないありえない戦争描写
物語の鍵となるカーラの無茶な主張
できれば、三国志などの戦争史や
中世の騎士の生活、戦い方なんかを勉強してから書いて欲しかった
その戦い方はない‥ -
Posted by ブクログ
ダンジョンズ&ドラゴンズ版少年探偵団。
そういわれれば、そんな気もしないでもない。
今のところ、おもしろさは普通ぐらいです。「デルトラ・クエスト」よりは、こっちの方が好きです。
D&Dの世界の日常というか、そういうのは、よく書けていると思います。
今のところのネックは、弟の存在が……必要ないやんと思ってしまう。だって、ケラックが、リーダーで、戦士で、魔法使いで、名探偵なんだから……。
まあ、少年探偵団でも、そういう役回りの子は、いたか?
でも、お調子者かというと、そういう感じでもない。
モイラは、いいんですよ。明らかに職業(クラス)が違うから。
でも、バックにいろいろなお話がありそ -