安田均のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレま た タ キ シ ス か !
この一言に尽きます。途中まで楽しんでたのに、物語の大きな、そして魅力的な謎だった《唯一神》の正体が、アレ。途中「伝説で闇堕ちしたパラレルワールドのレイストリンだ、間違いない!」と自信満々に深読みしただけにガッカリ倍増。いやそれは自業自得なんですが。
夏の炎と竜だけ読めてないんですが、戦記で闇の女神タキシスと戦い、伝説ではタキシスと相対するレイストリン、セカンドジェネレーションではタキシス陣営とも協力しなければ勝てない最強の神カオスとの戦いを描き、最後を飾る魂の戦争で原点回帰のタキシス……はまあ構造としては綺麗かもしれないけど、古臭さは否めませんでした。新キャラがみんな魅力的だっただけに、尚更。
正直タキシスって小者臭くて好きじゃない上、悪いのは全部タキシスってことにしちゃったのがドラゴンランスの魅力を削いでる気がしてなりません。善、中立、悪のどれに傾いても破滅が起こる、複雑な善悪の関係がドラゴンランスの魅力だと思うので。ドラゴンランスで一番厄介な敵役って神官王を始めとする善陣営の問題人物だし。
一番不満だったのはミーナと唯一神の関係。というかタキシスのせいで唯一神の描き方がブレまくり。キリスト教を思わせる描き方ながら神ではなく預言者信仰のほうが好ましい描写だし、何がしたかったんだ、一体。
完璧趣味の発言ですが、唯一神を打倒するのはミーナであってほしかった。唯一神の人形であり、唯一神の信仰を体現する彼女にこそ、唯一神打倒を呼びかけ、「ミーナのために」と叫ぶ民衆と共に世界を統一する力になってほしかった。
それだけに彼女の結末が悲しい。少なくとも彼女が部下を大切に思い、民衆を救おうとしてたのは事実だったのに。操り人形から卒業できなかった彼女の幼さが切ない。愛は彼女にも差し延べられていたのに。物語を盛り上げる悪役として成長することも死ぬことも許されなかった彼女の結末が悔しい。
操り人形にされる子どもというモチーフと共にたくさんの母子が描かれ、どの母親もろくな目に遭わなかった今作。親世代の終着点は綺麗にまとまってたけど、すべての終わりとしてははっきり不満。ソス卿のエピソードは好きだけど過去作と少し矛盾があるし、おまけでカオスが長兄ってことになってるし、辻褄合わせが少し雑なような……
これなら失われた未来を取り戻してほしかったなあ。それまでの苦労がなかったことにされる結末はあまり好きではないけど、今まで連綿と受け継がれていた願いが木っ端微塵に粉砕されたのを見ると完璧なハッピーエンドを望んでしまう。少なくとも最終作としてはそのほうが良かったと思う。戦記に対する伝説のように今後続編が出るなら話は別だけど、人気の原動力だった親世代すべてが決着した以上その可能性は低いし。
(※調べたら未邦訳なだけで続編は出ているらしい。相変わらず〆の評判は悪いけど)
夏の炎の竜もいつか読もうと決意しつつ、何はともあれ。タッスルホッフ、お疲れ様! 大好きだよ!! -
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魔法使いの弟子であるケラック。大魔法使いゼンドリックの授業を受けていた最中に、触るなと言われていた球体に触れてしまい、こっぴどく怒られ、破門されてしまった。
しかし後日、そのゼンドリックが死んでいた。何者かに殺されたのか。そしてあの球体がなくなっていた。
ゼンドリックは死ぬよりも悪い運命、魂が失われているのだという。魂が完全に失われてしまうまえに、謎の球体を探して、弟のドリスコル、スラム街で暮らす少女モイラと共に、危険な破滅の地下迷宮へと足を踏み入れた。
ゴブリンだとかアウルペアだとかモンスターが出てきます。それらが上手く使われている。
意外な展開になって、面白かったですね。少女モイラがいいな。スカッとする。子供たちは剣の腕が強いとか、そういうのは全くないんだけれど、がんばってる姿が楽しいね。
これのシリーズの2作目はつまんなかったんですが、作者が違うからか。。 -
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竜牙兵やゴブリン、ドワーフ、エルフなど‥
どこかの作者が創造した生物や魔法を借用キャスティングして
物語を作るというゲーム的な手法をとった作品。
元々TRPGの企画が先行だったらしいので
それも当たり前ですが、物語は作者の完全オリジナル
大まかなストーリはすごくいいと思うのですが
王に陛下という敬称をつけない無礼者だらけな会話や
力の限り正面衝突、それぞれの部隊が勝手に行動という‥
戦術もクソもないありえない戦争描写
物語の鍵となるカーラの無茶な主張
できれば、三国志などの戦争史や
中世の騎士の生活、戦い方なんかを勉強してから書いて欲しかった
その戦い方はない‥ -
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ダンジョンズ&ドラゴンズ版少年探偵団。
そういわれれば、そんな気もしないでもない。
今のところ、おもしろさは普通ぐらいです。「デルトラ・クエスト」よりは、こっちの方が好きです。
D&Dの世界の日常というか、そういうのは、よく書けていると思います。
今のところのネックは、弟の存在が……必要ないやんと思ってしまう。だって、ケラックが、リーダーで、戦士で、魔法使いで、名探偵なんだから……。
まあ、少年探偵団でも、そういう役回りの子は、いたか?
でも、お調子者かというと、そういう感じでもない。
モイラは、いいんですよ。明らかに職業(クラス)が違うから。
でも、バックにいろいろなお話がありそうな感じで、期待はしています。 -
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まだ未読
「もうひとり……いる!?」ヘビと剣、輝く魔法のシンボルの謎。暗黒の迷宮をもぐり、伝説の一つ眼モンスターにいどめ!――呪われた町カーストンで多発する放火、盗み、破壊の数々。魔法使いの弟子ケラックと気弱な弟ドリスコルは、事件現場のひとつで、犯人が残したらしき“ヘビと剣”の魔法のシンボルを見つける。少年たちは盗賊の少女モイラを仲間に加え、シンボルを手がかりに捜査を開始。そして事件の犯人が彼らの信頼する人物である決定的な証拠をつかんでしまう。三人は真相をつきとめるため、〈破滅の地下迷宮〉の奥深くにすむという、恐るべきモンスターをさがしに向かうが……。地下迷宮を舞台に、驚異の大冒険がはじまる! -
Posted by ブクログ
衛兵の行方不明事件がつづく、呪われた町カーストン――祭りの初日、魔法使いの弟子ケラックと気弱な弟ドリスコル、盗賊の少女モイラは、囚人であるモイラの父ブレッドーを迎えに刑務所を訪れる。三人はモイラの父のおかしな様子と「石がしゃべる」という奇妙な言葉から、刑務所の異変に気づく。町に迫る危険を知った少年たちは、助けを求めて魔法使いゼンドリックの塔へと向かうが、そこには魔法使いを脅す謎の女の姿があった……。残された手がかりは、不可解な暗号文とミニドラゴン。予想できない展開がつづくなか、少年少女は危険な罠と黄金の瞳が待つ迷宮(ダンジョン)にいどむ!!