城平京のレビュー一覧

  • 虚構推理 スリーピング・マーダー

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    捻りの効いた推理は相変わらず。それもそのはず、本作は存在しない事になっている存在を隠したままにして事件を解決するというヘンテコな設定がついているからだ。このせいで何度も頁を戻る羽目になるのだ。
    本作に収められた短編のどれも素晴らしいが、特に良かったのが表題作。前後編に分けられているが、この構成といい、締めくくりといい、これぞ虚構推理という魅力に溢れている。
    本作のような小説には岩永琴子のような探偵が相応しい。

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    2026年02月06日
  • 虚構推理(23)

    匿名

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    餃子2

    前巻から続いて餃子チェーン店の話で半分を占める。女というか、ろくろっ首の執念は恐ろしい。
    しかし、九郎は・・・・・身近(元・恋人、現・恋人、とても縁の深い従姉妹)な女以外は何故か、巨乳と縁がある。

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    2025年12月11日
  • 虚構推理 忍法虚構推理

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    一気に前に進んだ感があった。

    特に印象的だったのは、忍法・妖怪・呪いといった“ このシリーズらしい"いかにも伝奇”っぽいモチーフを使いながら、結局やっているのは

    「人は、どんな物語なら納得するか」
    「納得は、真実より強いのか」

    ここに真正面から切り込んできた感じがして、シリーズ全体の「答え」に近づいている空気があった。

    次巻、めちゃくちゃ楽しみ。

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    2025年11月22日
  • 名探偵に薔薇を

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    ネタバレ

    作者の方が原作をされている「スパイラル 推理の絆」という推理漫画が好きだったので、読みました。「小人地獄」という完璧な毒薬をめぐる2篇の話。

    1話目はまっとうなロジック推理。1話目も十分に楽しかったが、2話目を読むと、1話目は状況説明の前座にすぎなかったのか!となる。2話目が本編。

    スパイラルでも感じたちょっとファンタジー要素(スパイラルにおける「ブレードチルドレン」本書における「小人地獄」という存在)がありつつ、ダークで救いのない話でよかった。救いがないんだけど、物語の余白があるので、自分なりの空想で結末後彼ら・彼女らがどうなっていくのか想像しがいがある。

    城平京さんは、主人公(探偵役

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    2025年10月16日
  • 虚構推理

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    初読み作家さん。
    控え目に言って、とても面白かった。設定が興味深くてグイグイ読み進めた。あやかし、怪異の類いが存在する世界で、それらを味方につけて脅威に、嘘に嘘を重ねた虚構ロジックで立ち向かう。シリーズ追いかけます。

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    2025年09月24日
  • 名探偵に薔薇を

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    設定はリアリティの欠片もない、トリックも凡庸、キャラクターの魅力もさほど感じず…
    が、それ以上に読ませる力があるストーリーと構成、展開力。
    いやはや、これだからミステリーはやめられないです、はい。

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    2025年09月07日
  • 虚構推理(23)

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    ろくろ首の葵と良助のエピソードは印象が二転三転するミステリ然とした内容だったなぁ…
    82話で描かれた内容は『雪女のジレンマ』を思い起こす要素と見え、異類婚姻譚として申し分のない逢瀬と思えた

    なのに真相と共に明かされるのは、ただの妖怪を恐れる人間、人間を祟ろうとする妖怪という昔話として嫌な意味でよく聞く話
    というか、葵の正体がバレてしまった時に良助の中から愛情よりも恐怖が勝り、良助の裏切りを知った時から葵の中で愛情が消え去ったというのは哀しくは有るのだけど、それによって二人が辿ったのが復讐であり計画殺人だった点も併せて『雪女のジレンマ』とは別の意味で人間と妖怪が共に生きる難しさを見た気がするよ

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    2025年05月24日
  • 名探偵に薔薇を

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    1. はじめに
    2部構成の本格ミステリ。
    1部では童話に見立てられた猟奇殺人を名探偵が鮮やかに解決する。
    そして第2部、二転三転する状況下で名探偵の前に現れるあまりにも美しい真相と悲しい事実に心突かれる作品だった。

    2. あらすじ
    「小人地獄」という非現実的に作られた毒物を中心に物語が進み、シンプルな殺人事件を奥深く流れて行くような作品で面白かった。

    3. 心に残ったポイント・印象的なシーン
    物語の冒頭「小人地獄」の製造過程のシーンで多くの生まれたての子どもが犠牲となり作られているシーンは想像に絶えうる内容で中々出会わない設定だと思った。

    また「小人地獄」に関わってきた人たちが無惨に殺さ

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    2025年05月11日
  • 虚構推理(22)

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    『廃墟に出会う』と『まるで昔話のような』は九郎をフューチャーしたお話だったようで
    普段の九郎と言えば琴子に協力的であれば彼女のワトソンとして機能し、協力的でなければ事件の表舞台に立つ事もない。琴子が機能しない状態の時だけ彼女の役割を代理する事は有っても彼女より目立つ事はない
    その意味では彼がどう行動するかが事件解決に直結するかのようなこの2編は珍しいと言えるかも


    廃墟で九郎が偶然であった相良が語るのは姉の死に纏わる疑念
    些細な不納得から始まった彼の調査は姉の遺言によって展開を広げるというのはミステリ然としているね
    相良が話すのは自殺か他殺かという疑惑に絡むものだからおいそれと話せるものでは

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    2024年11月10日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    ネタバレ

    読み友さんが読んでいて気になっていた本、作家さんが有力者揃い。芦沢作品は既読だったのでスルー。辻堂作品「十四時間の空の旅」は高校1年女子の尖った行動と周りのホンワカ家族のお話。父親の仕事で小学校で海外転向を余儀なくされ、また高校1年で日本に帰国する1人旅。その日本へのフライトはビジネスクラス。ドキドキ感の中で色んなハプニングが襲う。サングラス+黒尽くめの男が!オチは笑えた。城平 作品「これは運命ではない」はオチがわからなかったのがフラストレーション。阿津川作品「成人式とタイムカプセル」はさすがの内容。④

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    2024年10月30日
  • 名探偵に薔薇を

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    独特の空気感が良い 確かに既視感みたいなものはあるけれど、独特の空気感と、それを自然に感じさせるスキルがあって、最後まで飽きずに読める。

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    2026年01月12日
  • 虚構推理(7)

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    ネタバレ

    さくっと読める(?)短編3つ
    ヌシ様の話は虚構推理って感じでしたね
    うなぎ屋の2人、どっちもキャラがおもろい。梶尾は奥さんが憑いてるって言われたら喜びそうと思ったけどそうでもなかった

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    2024年07月26日
  • 虚構推理(3)

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    ネタバレ

    嘘だろ寺田さん…

    3巻では主人公カップルの仲良しぶりを見られて良かったです

    でも嘘だろ寺田さん…

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    2024年07月26日
  • 虚構推理(2)

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    1巻最後になぜ殴られたのかまだ分かってない

    そしてイマカノは言ってるだけかと思いきや意外と2人で色んなところにおでかけしてますね
    そして九郎先輩(いつの間にか先輩呼びになっていた)も一応認めていますね
    鋼人の謎とともにそのへんどういうことなのかも3巻でわかる…かもしれない…

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    2024年07月24日
  • 虚構推理(1)

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    思ってたのと違う…?と思ったらあとがきで原作者さんがそのようなことを言ってますね
    これからミステリ要素も出てくるということでしょう

    女の子たちはかわいいが九郎さんの良さはまだ分からないので、今のところは妖怪たち目線で見ています
    その男のどこがそんなに良いんですかおひいさま

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    2024年07月23日
  • 虚構推理 スリーピング・マーダー

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     『名探偵に薔薇を』を読んだら『虚構推理』シリーズに戻りたくなった。虚構推理の世界はなかなかルールが複雑でついていくのが大変なのだが、『〜薔薇を』を経たあと読むと、「謎」と「謎解き」だけでなく、その周辺、特に謎を解く人の事情を描きたかったのかもという視点が持てる。
     パズルやトリックに凝りすぎるミステリー小説は、テーマが前に出すぎると、人間らしいリアリティがないといった批判をされるが(初期クイーンなど)、虚構推理は、そんな批判は織り込み済みと言わんばかりの振り切った前提が潔い。前提というのはつまり、岩永琴子は怪異と呼ばれる妖怪やもののけのたぐいにとっての知恵の神であり、相棒の桜川九郎やその従姉

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    2024年05月11日
  • 虚構推理(17)

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    『雪女を斬る』編

    『岩永琴子の逆襲と敗北』のコミック版エピローグ『死が二人を分かつまで』と『雪女を斬る』が掲載されてます。

    『雪女を斬る』は次巻完結。
    琴子はどんな虚構を語るのか…

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    2024年04月23日
  • 名探偵に薔薇を

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     『虚構推理』の城平京さんの長編デビュー作とのこと。そうと知って読んでいたので、その原型っぽさを噛み締めながら楽しんだ。第一部では、三橋の、一見不甲斐なさそうに見えて意外と冷静で頼れるところや、瀬川の、一見冷徹そうに見えて実は壊れやすい繊細さと優しさを抱えていそうなところなど、キャラクター造形にそれを感じた。
     そして第二部、次から次へと新たな〝真相〟が現れる、『ギリシャ棺の秘密』もびっくりの多段推理。解説では、この作品の生まれた経緯の一幕として、作者がどのようにして古今東西の名作ミステリーを吸収していったかも紹介されていたが(必ずしも、昔から好きでたくさん読んでいた、というわけではなかった)

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    2024年04月15日
  • 虚構推理(16)

    匿名

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    エピローグは次巻

    『岩永琴子の逆襲と敗北』、なんともまあ…
    事件の流れは琴子が制していましたが、まさか六花さんの狙いがこうだとは…

    エピローグは次巻に持ち越しらしいですが、原作とも違う内容らしいですしどんなエピローグになるのか…

    #ドキドキハラハラ

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    2024年04月11日
  • 虚構推理(15)

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    謎が謎呼ぶ

    今回は『岩永琴子の逆襲と敗北』編のみで、しかも次巻に続きます。

    事件も実に複雑になって来ました。
    この事件はどうなって行くのか…

    #ドキドキハラハラ

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    2024年04月11日