城平京のレビュー一覧

  • 雨の日も神様と相撲を(1)
    フィクションの世界では古い因習に囚われた村、外界のルールが通用しない村なんてのは山の数ほど登場するけど、本作のようにカエルと相撲が大きな価値を持っている村なんてほぼ無いだろうなぁ(笑)

    一応原作は既読。でも読んだのは随分前だから忘れている部分もあるかな…?と思っていたけど、意外と覚えていたな
    それ...続きを読む
  • 『ブラックガルド』発売記念 ダークファンタジー 試し読み無料パック

    ダーク

    ダークファンタジー面白いですね!現実とかけ離れてるけど、すごく引き込まれる。色んな作品が一気に読めて満足です!
  • 雨の日も神様と相撲を(1)
    体格に恵まれない相撲取りの中学生が、
    カエルの神様の恵みで豊かな村に転校

    そこで無愛想な巫女の娘と、神様の相談にのり、
    無理やり克己させられそうになるお話。

    すごい神話的お話なのに、妙に地に足がついていて(相撲だけに)、面白かったです。
    こんなお話だけに、絵に説得力があるのが良いですね。
    動物が...続きを読む
  • 虚構推理(13)
    異種族、異形が人間と関わるお話を書いていく上で避けては通れない異種族恋愛譚。「雪女のジレンマ」ではミステリー要素に上手くその要素を絡めることで綺麗に異種族恋愛譚を成立させているね

    異種族と人間が恋をする上で障害となることが多いのは価値観のズレであったり、寿命差であったりするのだけど、本作ではここに...続きを読む
  • 虚構推理(12)
    「死者の不確かな伝言」では六花さんが琴子の元同級生と出会います
    六花さんは相変わらず好きになれませんね
    九郎が琴子と仲良くしていることに面白くなそうに言い、九郎が琴子をぞんざいにしていることを嬉嬉として言う
    性格 悪いなぁ
    これだけなら ただの悪女なんですが、何故か
    この話の人達からは好印象なのが ...続きを読む
  • 虚構推理(10)
    「六花ふたたび」は次に続く「スリーピングマーダー」の前日譚にあたるのでしょうが 六花さんが
    怖かった・・・
    悪意なく人を殺しそうなこの人が普通に暮らしてるということ自体が怖かった
    最後に九郎のことで「私のものになるはずだったんですよ」と言った時の表情
    背筋が凍りそうでした
    どう考えても 琴子より六花...続きを読む
  • 虚構推理(8)
    「別に私は罪を負っても構いませんし この町にどんな被害が出ても構いはしません」
    一見 非情にも聞こえるが 常に公正に人や妖達を裁こうと思ったら 非情にならないとやっていけないのかもしれない
    人間の側にとっても 妖の側にとっても 公正で中立に立たなければいけないのであれば 琴子はどちらにも属すことが...続きを読む
  • 月刊少年マガジン 2020年9月号 [2020年8月6日発売]

    月刊も初トライ

    紙から電子書籍を買うようになり、初めて月刊マガジンも購入してみました。
    途中から読みたい時に飛べないのが残念。
    目次のページからタイトルを触ると飛べるようになるとすごく読みやすくなる気がします。
  • 虚構推理(4)
    私は九郎×琴子推しなので 紗季さんには寺田刑事と上手くいって欲しかったので残念です

    紗季さんは九郎が紗季さんに六花さんの面影を感じて 付き合ってたのに気づいていたみたいですが
    紗季さんも紗季さんで頼りなさげでなよっとしてて素朴で山羊みたいな九郎に惹かれてた
    しかし 実際は 九郎が、普通からかけ離れ...続きを読む
  • 虚構推理(2)
    紗季さんが思った以上にうざかった
    確かに先輩とかにいたら 頼れるし、憧れるだろうけど 恋人の元カノとかにいたら嫌なタイプだなぁ
    (恋人なんて一度も出来たことないけど)
    理由が理由なだけに 未練があるのはわかるけど
    より戻す気もなければ、略奪する気もないのに
    元彼の今カノに マウンティングしたり
    元彼...続きを読む
  • 虚構推理
    表紙からラノベ色が強いだろうと思っていたが、むしろ骨太の本格ミステリだった。
    都市伝説や想像力が生みだした物の怪に対して、都市伝説をも上書きしてしまう虚構推理で消し去るというアイディアがいい。捨て推理が後できいてくる部分も好みだった。
    続編もあるようなので機会があったら読んでみようと思う。
  • 虚構推理 スリーピング・マーダー
    普通に面白かったですが、前作に比べて知恵の神の感じが薄いのと、九郎の能力もあまり生かされていなくて残念でした。
    どんどんシリーズが出て欲しいです。
  • 虚構推理(10)

    六花ふただび

    六花登場回。ただ3分の2は別の話しです。
    六花は今回は主役という感じではありません。ユニークな面が見られます。
  • 虚構推理 スリーピング・マーダー
    鋼人七瀬以前と以後の岩永と九郎の様子が微笑ましくかった。六花が何を思って行動したのか、次にどんな行動に出るのか楽しみである。
  • 虚構推理(12)

    雪女編

    最初は岩永の高校時代、ミステリー研究部仲間?が六花と出会い、当時のエピソードを語る短編。ダイイングメッセージを題材にした話、ダイイングメッセージはミステリー好きからしても、証拠なり得るのか?と言う疑問があるテーマ。そして、このダイイングメッセージは本巻では途中までになる「雪女のジレンマ」でも取り扱わ...続きを読む
  • 虚構推理(12)
    この巻には2つの事件が収録されていて、どちらも被害者が遺したダイイングメッセージが事件の鍵として示されている
    まず小さめな事件でダイイングメッセージについて教授して、ダイイングメッセージが事件を左右する長編を描いたのかなと思ったら……
    まさかのうっかりだったようで。奇跡のようなネタ被りですか

    29...続きを読む
  • 虚構推理(2)

    怪異ストーリー本格化

    いよいよ怪異ストーリーが本格化したが、今カノと元カノの張り合いの方も本格化してこちらの方も面白い。
    原作がしっかりしているし、絵もきれいなので怪異ものを大変に分かり易く読みやすくしている。
  • 虚構推理 スリーピング・マーダー

    これもミステリ

    遺産相続にからみ、23年前の殺人の謎を解く…ミステリの王道的展開と思いきや。一捻り二捻り三回転宙返り。で、最後まで読むとやはりミステリ。しかも一級品。
    …元ミステリ研部長氏が認めてくれるかはわからないけど。
  • 虚構推理(8)

    悲しいキノピオのお話

    ・ピノキオのお話、何とも表現しづらいものはあるがとにかく読んだ後に一抹の寂しさを感じる様な気がする。

    ・しかし自分もあのおばあちゃんの様に老後は元気でありたいものです(その境遇が幸か不幸かはさて置いて)

    ・巻末の豆腐小僧、可愛い顔して怖い。理性がありながらおひいさまに逆らう妖怪も居るんだなとこの...続きを読む
  • 虚構推理(2)

    面白かった

    アニメから入ったのですがアニメとは少し時系列が違う所があったらりカットされている話があります。カットされたのはあとからやるのかアニメオリジナルかはわかりませんが
    2巻はとても良いところで終わっているので続きがかなり気になります。