城平京のレビュー一覧

  • 虚構推理(23)

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    餃子2

    前巻から続いて餃子チェーン店の話で半分を占める。女というか、ろくろっ首の執念は恐ろしい。
    しかし、九郎は・・・・・身近(元・恋人、現・恋人、とても縁の深い従姉妹)な女以外は何故か、巨乳と縁がある。

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    2025年12月11日
  • 虚構推理 忍法虚構推理

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    一気に前に進んだ感があった。

    特に印象的だったのは、忍法・妖怪・呪いといった“ このシリーズらしい"いかにも伝奇”っぽいモチーフを使いながら、結局やっているのは

    「人は、どんな物語なら納得するか」
    「納得は、真実より強いのか」

    ここに真正面から切り込んできた感じがして、シリーズ全体の「答え」に近づいている空気があった。

    次巻、めちゃくちゃ楽しみ。

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    2025年11月22日
  • 名探偵に薔薇を

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    ネタバレ

    作者の方が原作をされている「スパイラル 推理の絆」という推理漫画が好きだったので、読みました。「小人地獄」という完璧な毒薬をめぐる2篇の話。

    1話目はまっとうなロジック推理。1話目も十分に楽しかったが、2話目を読むと、1話目は状況説明の前座にすぎなかったのか!となる。2話目が本編。

    スパイラルでも感じたちょっとファンタジー要素(スパイラルにおける「ブレードチルドレン」本書における「小人地獄」という存在)がありつつ、ダークで救いのない話でよかった。救いがないんだけど、物語の余白があるので、自分なりの空想で結末後彼ら・彼女らがどうなっていくのか想像しがいがある。

    城平京さんは、主人公(探偵役

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    2025年10月16日
  • 虚構推理

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    初読み作家さん。
    控え目に言って、とても面白かった。設定が興味深くてグイグイ読み進めた。あやかし、怪異の類いが存在する世界で、それらを味方につけて脅威に、嘘に嘘を重ねた虚構ロジックで立ち向かう。シリーズ追いかけます。

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    2025年09月24日
  • 名探偵に薔薇を

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    設定はリアリティの欠片もない、トリックも凡庸、キャラクターの魅力もさほど感じず…
    が、それ以上に読ませる力があるストーリーと構成、展開力。
    いやはや、これだからミステリーはやめられないです、はい。

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    2025年09月07日
  • 虚構推理(23)

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    ろくろ首の葵と良助のエピソードは印象が二転三転するミステリ然とした内容だったなぁ…
    82話で描かれた内容は『雪女のジレンマ』を思い起こす要素と見え、異類婚姻譚として申し分のない逢瀬と思えた

    なのに真相と共に明かされるのは、ただの妖怪を恐れる人間、人間を祟ろうとする妖怪という昔話として嫌な意味でよく聞く話
    というか、葵の正体がバレてしまった時に良助の中から愛情よりも恐怖が勝り、良助の裏切りを知った時から葵の中で愛情が消え去ったというのは哀しくは有るのだけど、それによって二人が辿ったのが復讐であり計画殺人だった点も併せて『雪女のジレンマ』とは別の意味で人間と妖怪が共に生きる難しさを見た気がするよ

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    2025年05月24日
  • 名探偵に薔薇を

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    1. はじめに
    2部構成の本格ミステリ。
    1部では童話に見立てられた猟奇殺人を名探偵が鮮やかに解決する。
    そして第2部、二転三転する状況下で名探偵の前に現れるあまりにも美しい真相と悲しい事実に心突かれる作品だった。

    2. あらすじ
    「小人地獄」という非現実的に作られた毒物を中心に物語が進み、シンプルな殺人事件を奥深く流れて行くような作品で面白かった。

    3. 心に残ったポイント・印象的なシーン
    物語の冒頭「小人地獄」の製造過程のシーンで多くの生まれたての子どもが犠牲となり作られているシーンは想像に絶えうる内容で中々出会わない設定だと思った。

    また「小人地獄」に関わってきた人たちが無惨に殺さ

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    2025年05月11日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    六人の作家さんによるミステリーアンソロジー。辻堂ゆめさん目当てで購入したけど、買ってから思ったのが豪華メンバーだ!

    どれも面白かったけど、やっぱり辻堂ゆめさんの《十四時間の空の旅》は良かったー。
    アメリカに小学6年から4年間父親の転勤で住んでた少女の日本への帰国の飛行機での話。
    あー、ホッコリしました

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    2025年03月12日
  • 虚構推理(22)

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    序盤の男子同級生の回は、事情が3転するとこ好きだった。 後半の女子同級生の回は、シンプルキャラが好き。九郎の事を他人一般人目線で見るってのも珍しくて良い。

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    2025年03月07日
  • 虚構推理(20)

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    ネタバレ

    メカ琴子以外の今回の話、ミステリー感が強くて新鮮。 綾菜さん1番タチ悪いのに、結果的に直接の被害被ってるの英貴一人なの笑う。

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    2025年03月05日
  • 虚構推理(19)

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    ネタバレ

    最初爆笑したけど、よく考えたら怖いなメカ琴子。帽子、ステッキと多少似せた格好させるだけで化け物どもには琴子そっくりに見えるのか。 血塗れパイソン話として普通に好き。

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    2025年03月04日
  • 虚構推理(16)

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    ネタバレ

    メイン二人に対しては中盤位から非常で恐ろしい琴子が九郎とバカやってる時だけ情を感じられる部分に注目してたから、ラストの『敗北』は凄い解釈一致。同時に九郎先輩の琴子に対する重さを初めて感じたので、おっ?となったそういうのも好きだぞー。

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    2025年03月01日
  • 虚構推理(15)

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    ネタバレ

    六花さんの胡散臭さとそれでも感じる情、琴子への信頼感と九郎以外に対して感じれない情、キャラの描き方が凄い独特で良いよね。 キリンの祟りとか状況設定も良い。

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    2025年02月28日
  • 虚構推理(14)

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    話が進めば進むほど琴子のキャラが怖くなるんで人間味を感じる九郎へのダル絡みシーン増えてほしい。 リンゴの回は笑った。

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    2025年02月27日
  • 虚構推理(22)

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    『廃墟に出会う』と『まるで昔話のような』は九郎をフューチャーしたお話だったようで
    普段の九郎と言えば琴子に協力的であれば彼女のワトソンとして機能し、協力的でなければ事件の表舞台に立つ事もない。琴子が機能しない状態の時だけ彼女の役割を代理する事は有っても彼女より目立つ事はない
    その意味では彼がどう行動するかが事件解決に直結するかのようなこの2編は珍しいと言えるかも


    廃墟で九郎が偶然であった相良が語るのは姉の死に纏わる疑念
    些細な不納得から始まった彼の調査は姉の遺言によって展開を広げるというのはミステリ然としているね
    相良が話すのは自殺か他殺かという疑惑に絡むものだからおいそれと話せるものでは

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    2024年11月10日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    ネタバレ

    読み友さんが読んでいて気になっていた本、作家さんが有力者揃い。芦沢作品は既読だったのでスルー。辻堂作品「十四時間の空の旅」は高校1年女子の尖った行動と周りのホンワカ家族のお話。父親の仕事で小学校で海外転向を余儀なくされ、また高校1年で日本に帰国する1人旅。その日本へのフライトはビジネスクラス。ドキドキ感の中で色んなハプニングが襲う。サングラス+黒尽くめの男が!オチは笑えた。城平 作品「これは運命ではない」はオチがわからなかったのがフラストレーション。阿津川作品「成人式とタイムカプセル」はさすがの内容。④

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    2024年10月30日
  • 虚構推理(7)

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    ネタバレ

    さくっと読める(?)短編3つ
    ヌシ様の話は虚構推理って感じでしたね
    うなぎ屋の2人、どっちもキャラがおもろい。梶尾は奥さんが憑いてるって言われたら喜びそうと思ったけどそうでもなかった

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    2024年07月26日
  • 虚構推理(3)

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    ネタバレ

    嘘だろ寺田さん…

    3巻では主人公カップルの仲良しぶりを見られて良かったです

    でも嘘だろ寺田さん…

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    2024年07月26日
  • 虚構推理(2)

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    1巻最後になぜ殴られたのかまだ分かってない

    そしてイマカノは言ってるだけかと思いきや意外と2人で色んなところにおでかけしてますね
    そして九郎先輩(いつの間にか先輩呼びになっていた)も一応認めていますね
    鋼人の謎とともにそのへんどういうことなのかも3巻でわかる…かもしれない…

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    2024年07月24日
  • 虚構推理(1)

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    思ってたのと違う…?と思ったらあとがきで原作者さんがそのようなことを言ってますね
    これからミステリ要素も出てくるということでしょう

    女の子たちはかわいいが九郎さんの良さはまだ分からないので、今のところは妖怪たち目線で見ています
    その男のどこがそんなに良いんですかおひいさま

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    2024年07月23日