瀧靖之のレビュー一覧
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ネタバレ好奇心を伸ばすことが大事
そのために、図鑑(学習との親和性)、虫捕り網(図鑑とリアルを結びつけるアイテム)、楽器(最初の習い事は3歳頃から音楽)の三つが有効
0歳から図鑑・絵本・音楽、3-5歳で楽器・運動、8歳頃に語学、10歳頃にコミュニケーション能力を伸ばすスポーツなどを始めると良い
成長スピードと能力は関係ないので、早く出来るようになれば良いわけではない
海馬を大きく育てるには、朝ごはん・睡眠・運動。脳は何かすると脳全体の能力が上がり、それに関係しない部分も伸びていく。そのため、中学受験のために運動をやめるのはもったいない。逆に叱るなどストレスを与えると海馬が萎縮する
認知症を予防 -
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本書で取り扱われ、既に異説が出てきているものとしては老化の抑止に影響があると言われる「サーチュイン遺伝子」について人間にはその有効性が明確ではないという点、それと、眠り過ぎは脳に悪影響という説についてだ。それ以外は、よく言われる事も含めてだが、文字数も少なく、シンプルだが分かりやすい内容。
また、(復習になるので)私はあまり重複が気になるタイプではないが、本書の大半は、アンデシュハンセン氏の『スマホ脳』とか『運動脳』を参考にした内容だ。そこからしても、頭は良くなるのか、という問いに対しては、運動が良い、という結論である。まあ、エビデンスも示しながらの本書独自の説明の上手さが良かったかなと。
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野鳥毎に150文字ほどの「生態ミニ知識」があるので、まちがいさがし+αの楽しさがある。
2分でいくつ見つけたか、全部見つけるのに何分何秒かかったか、を記録することになっているが無視。
間違いは5か所なのだが、鳥以外の景色の相違は気にしないで、鳥だけの間違い探しをしたので(^^♪
「記憶力」や「認知機能」を高め「健康脳」を活性化する、という本書の目的は果たしていると思う。
私のプロフィール画像はジョウビタキのメスだが、この本にはオレンジ色のからだのオスが載っていた。
春になるとロシアに行ってしまう冬鳥との認識だったが、長野などで巣作りや繁殖が確認されていると「生態ミニ知識」にあった。
でも、 -
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賢さは、夢を叶える力のこと。脳のMRI画像データの解析により、脳が賢さをどのように築き上げるかが分かってきた。
その脳を育てるカギは好奇心。好奇心を育てるには図鑑が一番。ということが本書では論じられています。
主張を裏付けるためのデータは、恣意的なものを感じる部分が見受けられました(東大生のみ対象としたアンケートを使い、勉強ができる子供の多くは熱中できるものを持っている。東大生の多くが、読書が好きだった。また、図鑑に親しんでいた。という論じ方をしている)。
このことから、好奇心を育てるには図鑑が良い、という部分は、特にデータはなく、著者の持論に基づき展開されているかなと思います。
とはい -
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英語をマスターしたらどんな良い事があるだろうか。
英語学習のモチベーションを維持させるため、脳科学を絡めながら英語を習得することのメリットが多く記載されており、私の英語学習の励みになった。同様に英語学習に励む方や、興味はあるがあと一歩踏み出したい方におすすめしたい。
結局は継続さえできれば語学はだれでも習得できるがモチベーションが維持しきれない、または嫌々学習しているから困難なのだという。だからマインドセットが非常に重要になる。
英語をマスターした自分にどんな良いことが起きるか一度考えてみよう。
・「学ぶ」ことは「まねる」こと
本書で特に印象的なフレーズが上記だった。何か新しいことを学ぶとき -
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朝食前の運動は、日中の代謝量が上がる。
学習には睡眠と食事が大事。
後半のレム睡眠によって、感情がコントロールできるようになる。
勉強は短時間でいいから習慣化する。
ネットがやめられない仕組みは、情報探索行動によるドーパミンの放出のせい。つぎつぎとドーパミンの放出を求めるから。
運動、趣味と好奇心、コミュニケーション、食事、睡眠、幸福感、が脳の機能を落とさないポイント。
なわとびは10分でかなりの運動になる。
毎日筋トレする。
毎日楽器演奏する。
旅行、料理。一人ブラタモリをする。
生涯現役が脳のためにはいい。
MIND食。
7時間前後の睡眠が体にいい。
主観的幸福感が長生きにいい。
感情