瀧靖之のレビュー一覧
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「賢い子にする」のではなく「賢い子になる」ように親は環境を整えてあげることに助力を惜しまない。自己肯定感が持てるようにする、自分で調べられるように図鑑を買ってあげる、音楽を習わせる、スポーツをするなど。親は子どもの様子は見守りつつも、ある程度子ども自身に任せる。ゲームやスマホなど親がやめさせたいと思うものを飽きるまでやらせて、自分からやめようという気を起こさせるというやり方は新鮮。忍耐がいるだろうけど。ゲームやスマホ、やりすぎちゃったなあと「自分から気づくという経験」が必要ということ。先回して失敗しないようにするよりは失敗して体験として自ら学んだほうが良い。
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ネタバレ変わろうと思った日から、脳は急速に成長し始める
脳の成長のカギは知的好奇心。年齢も学歴も関係ない。
脳は男性脳、女性のではなく、集中型とバランス型のみ。
勉強は脳が疲れていない朝がいい。
寝る前の10分間に復讐する。そしてすぐ寝る。
好きな勉強こそ、脳のご褒美。
何のために勉強するのかを明確にしておく。
脳が本気になる大人のテクニック
・全体→細分化を徹底する。
・5分の予習が結果を変える。(図鑑などでインプットしておく)
・学ぶよりまねるで成長スピードが上がる。
・子供は機械的記憶が強いが、大人はなにかとなにかを関連づける「連合記憶」である
・語呂合わせ、繰返しで記憶定着
・高い集中力は、決めることで磨かれる
夢は子供時代よりも大人のほうがかなえやすい -
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<目次>
はじめに
第1章 20歳を過ぎたら、「脳との付き合い方」を見直そう
第2章 机に向かってすぐ集中するための脳の「準備」
第3章 能が本気になる大人の勉強テクニック
第4章 地頭を鍛える生活習慣
第5章 学びの成果をアウトプットする最高の方法
<内容>
最近たくさん本を出している東北大の脳科学の先生。小さい子から年寄りまでMRIを撮って分析してきた成果をまとめたもの。
まあ、他の勉強法の本とそんなに違いはない。医学的な裏付けも外国の先生の本よりも薄い感じだし(日本の本の特徴かな?)、読みやすいので、如何に実践するかにかかっているね。どちらかというと社会人向けなんだけど、高校生辺りが読んでもタメになるでしょう。 -
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ネタバレ好奇心を伸ばすことが大事
そのために、図鑑(学習との親和性)、虫捕り網(図鑑とリアルを結びつけるアイテム)、楽器(最初の習い事は3歳頃から音楽)の三つが有効
0歳から図鑑・絵本・音楽、3-5歳で楽器・運動、8歳頃に語学、10歳頃にコミュニケーション能力を伸ばすスポーツなどを始めると良い
成長スピードと能力は関係ないので、早く出来るようになれば良いわけではない
海馬を大きく育てるには、朝ごはん・睡眠・運動。脳は何かすると脳全体の能力が上がり、それに関係しない部分も伸びていく。そのため、中学受験のために運動をやめるのはもったいない。逆に叱るなどストレスを与えると海馬が萎縮する
認知症を予防するには運動、コミュニケーション、趣味や好奇心の三つしかない。趣味や好奇心は子どもの頃の体験から来るものも多い -
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野鳥毎に150文字ほどの「生態ミニ知識」があるので、まちがいさがし+αの楽しさがある。
2分でいくつ見つけたか、全部見つけるのに何分何秒かかったか、を記録することになっているが無視。
間違いは5か所なのだが、鳥以外の景色の相違は気にしないで、鳥だけの間違い探しをしたので(^^♪
「記憶力」や「認知機能」を高め「健康脳」を活性化する、という本書の目的は果たしていると思う。
私のプロフィール画像はジョウビタキのメスだが、この本にはオレンジ色のからだのオスが載っていた。
春になるとロシアに行ってしまう冬鳥との認識だったが、長野などで巣作りや繁殖が確認されていると「生態ミニ知識」にあった。
でも、温暖化で暑すぎるからと、日本を離れてしまわないか心配。
絵画のまちがい探しでも思ったが、まちがい探しは普段見逃している所に注意が向く。 -
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賢さは、夢を叶える力のこと。脳のMRI画像データの解析により、脳が賢さをどのように築き上げるかが分かってきた。
その脳を育てるカギは好奇心。好奇心を育てるには図鑑が一番。ということが本書では論じられています。
主張を裏付けるためのデータは、恣意的なものを感じる部分が見受けられました(東大生のみ対象としたアンケートを使い、勉強ができる子供の多くは熱中できるものを持っている。東大生の多くが、読書が好きだった。また、図鑑に親しんでいた。という論じ方をしている)。
このことから、好奇心を育てるには図鑑が良い、という部分は、特にデータはなく、著者の持論に基づき展開されているかなと思います。
とはいえ、本当に図鑑が良いのか?はともかく、図鑑を活用して子供の興味を伸ばしていく、という趣旨には共感できるので勉強にはなりました。
家にはすでに3冊図鑑がありますが、息子の興味に合わせてまた買い足したいと思いました。
また、3歳前の息子に、説明文を読んで!と言われても、まだ難しいだろうな、と思いながら惰性で読んでいましたが、今後は何度でも喜んで読んであげたいと思います。
以下は内容メモです。
・脳の中で感情と記憶の分野は近いところにある。楽しい、驚きの感情が伴っている方が記憶が定着しやすい。
・神経回路の発達のピーク時に、多くの刺激を日々与え続けることが大切。それには図鑑が良い。
・覚えたり、意味を理解していなくていい。出てくる言葉に触れ、聞いたことがある、なんとなく知っている!という感覚が重要。
・図鑑で思考力(ストラテジー、知識と学力、記憶力)が身につく。
ストラテジーは、目標のために計画して挑戦、軌道修正を繰り返せる能力。
・優越感ではなく、みんなが知らない知識を自分は持っているというささやかな心の余裕は、自立を促す。自ら目的を持って学び続ける子になる。
・英語で大事なのは、世界を広げるためのツールだと知ること。その興味が伸び代につながる。そしてリスニング。子供が興味あるものを英語でみせる。
語学力の言語野のピークは8〜10歳。その頃に話すことや単語、文法を教えると、一番吸収できる。
・わからないところがあれば調べる、という癖を身につけておけば、一生そのスキルが役立つ。
・音感は3〜5歳に身につく。早期英語教育よりも、ピアノなどをすれば耳が育つ。
・0歳は触れる、話しかけるなどの愛着形成が大事。
1歳からは言葉を楽しいツールだと教える。文章を繰り返し聞くことで無意識に言葉の概念を理解し、語彙をインプットできる。
2歳からは図鑑好きにする。3,4歳の好き嫌いが出る前に、身近なテーマの図鑑を見る習慣を。
3歳からはリアルな体験で世界を広げる。図鑑と実物での体験で脳に深く刻む。
4歳からは知ってるを快感にする。少しでも知っていれば、勉強するときに興味を持てるようになる。
5歳からはアウトプット。親子でクイズをしてさらに記憶に定着。
・ネガティブな発言をしていると自分の脳内にもストレスがかかる(勉強しなさい、など)。
・親の役割は、幼少期は好奇心の種をまいてあげること。思春期は、そっと背中を押してあげること。
・子供がより良い進路を歩むために親がすべきことは、テスト、受験のその先を意識させること。なりたい職業があるなら、それを叶えて何をしたいのか?まで考えさせること。