筒井康隆のレビュー一覧 ダンシング・ヴァニティ(新潮文庫) 筒井康隆 小説 / 国内小説 3.7 (13) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ ジャズ小説×文学部唯野教授×夢の木坂分岐点×その他モロモロの筒井作品(○ ○! 混乱しそうだけど、文章のリズムがいいから、それにうまく乗っかるとスラスラ読める。 0 2012年03月25日 虚航船団(新潮文庫) 筒井康隆 小説 / 国内小説 4.5 (31) カート 試し読み Posted by ブクログ 大学生時代に読んで衝撃を受けた本。まだメタ的な仕掛けの有る本とかほとんど読んだことがなく、小説の自由さにフィクションの世界の広大さを感じました。 0 2012年02月23日 虚航船団(新潮文庫) 筒井康隆 小説 / 国内小説 4.5 (31) カート 試し読み Posted by ブクログ なじ■ 登場人物は全員文房具、 何十年も宇宙船で暮らし続けている為に 一部を除き全員が気が狂っている。 それぞれの文房具の擬人化具合が面白かったんですが、 戦争に突入して以降とにかく文房具達が哀れで不憫で可哀想で 仕方なかったです… しかしほんと面白かった…何度も味わいたくなる文章。 ナンバリングが一番好きです! 0 2012年01月31日 俗物図鑑(新潮文庫) 筒井康隆 小説 / 国内小説 3.9 (19) カート 試し読み Posted by ブクログ 個人的に、『国家反逆』カテゴリーに含めている作品(ほかには井上ひさし「吉里吉里人」、小松左京「日本アパッチ族」、大江健三郎「同時代ゲーム」)。 0 2012年01月21日 虚航船団(新潮文庫) 筒井康隆 小説 / 国内小説 4.5 (31) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ 宇宙を彷徨う文房具の乗った宇宙船、長旅に文房具たちは気が狂っている。そんな文房具たちが、イタチ文明の発達した惑星を侵略するという話。 気が狂った文房具も、侵略戦争を繰り返しながら発展していくイタチたちも、人間への皮肉なんでしょうね。 三部構成。二部は罠ですが、三部はもっと罠です。 筒井康隆御大にしか書けない名作。 0 2012年01月04日 原始人 筒井康隆 小説 / 国内小説 3.7 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 筒井康孝の小説を全部読んだわけではないが、『原始人』は最高傑作だと(勝手に)思っている。 「すべてわれらと何ら変わることなし。」 いや全くその通りだと思う。 0 2011年12月16日 虚航船団(新潮文庫) 筒井康隆 小説 / 国内小説 4.5 (31) カート 試し読み Posted by ブクログ 登場文房具の心情を細かく描いているのが素晴らしいと思った。 小説を読んでこんなに圧倒されたのは初めて 筒井康隆さんの小説の中で一番好きです ココココココココココココココココココ 0 2011年12月15日 虚航船団(新潮文庫) 筒井康隆 小説 / 国内小説 4.5 (31) カート 試し読み Posted by ブクログ 本でなければ味わえない楽しさがたっぷり。筒井作品のなかでも特に好きな一冊。漫画みたいな感じかな。ホチキスが印象的。ココココココココココココココ。 0 2011年11月13日 家族八景 下巻 清原なつの / 筒井康隆 少年マンガ 4.4 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ この難解な筒井作品の漫画化。考えつかなかった。 SFなら「時をかける少女」があったけど、ああいうわかりやすい話ならいい。 これは文学というか哲学というかSFというか。ジャンルを飛び越えた話で、 これまでにそういった話を描いてきた清原さんだからこその作品。 七瀬はこのあとどこに行くのだろうか。いや、消えるのだろうか。 0 2011年09月23日 夢の木坂分岐点(新潮文庫) 筒井康隆 小説 / 国内小説 3.8 (15) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ 本人も言うとおり、この小説は「ラストがうまくいってない」かもしれないけど、そんなことは気にせず最期まで休み休み読みました。これを読んだのは確かまだ義務教育を受けていた頃だと思うので、その頃の僕には一気に読むほどの理解力がなく、「え、どうなってるの」と読み返しながら読み進めたのを覚えています。 だからこそ、よく最後まで読んだとも思うし、そのぐらい面白かったんですね。 0 2011年08月16日 愛のひだりがわ(新潮文庫) 筒井康隆 小説 / 国内小説 3.9 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ 左腕が不自由な主人公・月岡愛は、行方不明の父親を探す旅に出かけ、行く先々でトラブルに巻き込まれてしまいます。しかし、たとえ左腕が不自由でも、その隣には飼い犬や出会った人がいて守ってくれ、襲い掛かる困難を乗り越えていき、そして・・・。 このことは実は僕たちにも同じで、誰にでも不自由というものは必ずあり、それを助けていくのが人間であれ犬であれ何であれ、本当なんじゃないかと思いました。 0 2011年07月26日 時をかける少女 (角川つばさ文庫) 筒井康隆 / いとうのいぢ / 清原紘 児童書 / よみもの 3.9 (11) カート 試し読み Posted by ブクログ 父母が子どもの時からある名作が、つばさ文庫に。なお色あせない魅力的な話で、世代を超えて愛されています。 0 2011年07月12日 家族八景 上巻 清原なつの / 筒井康隆 少年マンガ 4.0 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 筒井康隆の同名小説の漫画化。 テレパシーをこんな風に絵で表現するのだと驚いた。 あっさりとした絵柄がストーリーを引き立てる。 0 2011年05月19日 虚航船団(新潮文庫) 筒井康隆 小説 / 国内小説 4.5 (31) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ 豊穣で過剰な文学的冒険。文房具の物語が単体で面白すぎて、終盤のメタ化が蛇足とも、逆に外せないとも思える。どうあれ面白いんだけど。 0 2011年04月05日 夢の木坂分岐点(新潮文庫) 筒井康隆 小説 / 国内小説 3.8 (15) カート 試し読み Posted by ブクログ 出版当時に購入して読んだ小説であるが、二十数年ぶりに読み返した。現実と虚構と夢が目まぐるしく行き来し、登場人物や設定が微妙にずれていくので、読んでて気持ち悪い。でも面白い。 0 2011年02月27日 虚航船団(新潮文庫) 筒井康隆 小説 / 国内小説 4.5 (31) カート 試し読み Posted by ブクログ 「コンパス」や「ホッチキス」などの文房具の名で呼ばれる登場人物たちが、船団の中でいかにして狂っていったのかを描いた第一章。「オコジョ」や「クズリ」たち鼬族が、人間の歴史をなぞるように滅びに向かっていく第二章。文房具たちと鼬族との戦い(と筒井御大の執筆時の状況)を描いた第三章。500ページを超える長い作品だが、文章から感じる狂気に魅せられる。人を選ぶ作品だが、ぜひ一度読んでいただきたい作品である。ちなみに私は消しゴムと糊が大好きだ。 0 2011年02月09日 虚航船団(新潮文庫) 筒井康隆 小説 / 国内小説 4.5 (31) カート 試し読み Posted by ブクログ 人生を変えたといっても過言ではない本たちの一冊。中学の頃、小遣いをためて、純文学とかかれた赤い箱入り、黒い布張りの一冊を、「純文学ってなんや、SFやろ」とつぶやき、読みふけり、そこに描かれた世界にのたうちまわった。人は何を想像いや、創造してもよい。以降30年余、自分の思考の根幹をゆるぎないものにした至高の一冊。墓場まで持ってく本。 0 2010年11月05日 脱走と追跡のサンバ 筒井康隆 SF・ファンタジー / SF(国内) 4.2 (9) カート 試し読み Posted by ブクログ あれ? 単行本はもうないのか。 何度か読もうとして途中で挫折。たいくつだったので。 でも、途中まで読むとあとは一気。 暗くて切ない あのころの日本のSFって、こんな雰囲気のが多かったような気が、いました 0 2010年06月24日 虚航船団(新潮文庫) 筒井康隆 小説 / 国内小説 4.5 (31) カート 試し読み Posted by ブクログ もう何も言うことはありません。 上梓される前、冷艦かまきり丸とか、世界史とか、そういうキーワードだけが耳にはいって、なんだか想像もつきませんでしたけど・・・ やはり第一部が一番好きかな。 0 2010年06月24日 邪眼鳥 筒井康隆 小説 / 国内ミステリー 4.2 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 断筆宣言後の復帰作。息の長い超絶な文体を追いかけていくと、とつぜん何の前振りもなく時空間が飛び、物語の因果関係も(亡父と子どもたちの関係も)よじれていく。このスリル! ファミリーロマンス/SFの形を借りた、実験小説の傑作。東浩紀による「邪眼鳥」解説も秀逸です。 「RPG試案―夫婦遍歴」の方は正直よくわからなかった……。 0 2010年05月10日 <<<12345678910>>>