筒井康隆のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
表紙が素敵だったのとタイトルに惹かれて購入しました。
「愛のひだりがわ」というタイトルから、”愛”という
概念を主軸にしている内容と想像していたのですが、
とっても単純な意味でした♪
(勿論、概念の”愛”も大きなテーマの本です。)
そして、「愛のひだりがわ」の意味が分かった瞬間、
新幹線で読んでいたにも関わらず涙が我慢できませんでした。
タイトル一つでもこんなに意味があって、心を打たれるのは
さすが筒井先生です。本当に言葉が大好きなんだと思います。
今のままでは将来の日本は作中で描かれている様な
日本になるのだと思います。そうならないように…子供が
こんなに苦労したり悲しんだりする日本にならないように…
大人がシッカリとしなければならないと痛感させられました。
また、子供から大人になる残酷さも描かれています。
大人は沢山のキラキラした素敵な事を踏み台に、犠牲にして、
それと引き換えに子供を守る強い存在となるのですね。
元々ジュブナイルですし、難しい内容ではありません。
子供から大人まで沢山の人に読んでほしい小説です。
私も誰かの「ひだりがわ」になりたいです。