竹のレビュー一覧

  • 刀語 第十話 誠刀・銓

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    場所は奥州(岩手)で敵は仙人「彼我木輪廻」。
    まにわには誰も死なず。

    今回は苦手意識と向き合うということでとがめの過去とかがメイン。
    真面目な戦闘や奇策がないので若干退屈ではある。

    あと刀って何だっけ・・・

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    2021年09月06日
  • 刀語 第九話 王刀・鋸

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    場所は出羽(山形・秋田)で敵は活人剣な剣道家「汽口慚愧」。
    まにわには鴛鴦が登場して死亡。

    久々の惨敗となる戦いでした(仕方ないね)。
    あととがめの「ちゅう」と奇策は流石という感じで。

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    2021年08月30日
  • 刀語 第八話 微刀・釵

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    場所は江戸(東京)で敵は微刀「釵」そのものの日和号。
    まにわには海亀が登場して死亡。

    今度の相手は刀を持つ人ではなく、刀そのもののからくり人形。
    確かにフェイントとかは聞かなさそうで大変そう。

    数日観察しただけで、どういった動きをするか予測をつけるというのはさすがとがめといった感じでした。
    第3勢力だったそろそろ否定姫が本格的に動き出スカンジ。

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    2021年08月16日
  • 刀語 第七話 悪刀・鐚

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    場所は土佐(高知県)で敵は見稽古の達人で姉の鑢七実。(まにわには誰も死なず)

    一番最後にラスボスとして登場してもおかしくなさそうな最強っぷりを見せる七実だけども、
    それを姉殺しして破って変体刀を回収する七花。

    七花は人間的に成長している感じはする。
    そして最後の言葉は言い間違いにしても悪意がありすぎてトラウマものだと思うのだけど、
    考えてみればあとの巻でそこまで引きずる感じではないので、そこまで人間的に成長できていないのかもれない。

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    2021年08月10日
  • 刀語 第六話 双刀・鎚

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    場所は蝦夷地(北海道)で敵は怪力少女のこなゆきとまにわにで人の体を乗っ取る狂犬。

    七花に初の敗北を与えたものとして後々まで何度も語られるお話。
    こなゆきは可愛いけども、一族が全滅した状態であんなに明るく振る舞えるものなのか。

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    2021年08月08日
  • 刀語 第五話 賊刀・鎧

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    場所は九州で敵は鎧をまとう校倉必でまにわには誰も死なず。

    とがめの「ちぇりお」が実はツッコミではないと暴かれるお話。

    七花も嫉妬という情緒が多少人間らしく成長するような感じがします。

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    2021年08月08日
  • 刀語 第四話 薄刀・針

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    場所は巌流島で敵は錆白兵のハズだったのだけども、
    本編での場所は不承島で鑢七実vsまにわにの虫組3人。

    散々引っ張った最強剣士錆白兵の扱いが酷くて驚く。

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    2021年07月28日
  • 刀語 第三話 千刀・ツルギ

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    冒頭の「この歴史が間違っている」というのは四季崎記紀の言葉かな?
    過去に転生した未来人的な言葉に思えたけども。

    場所は出雲で敵は千刀流の敦賀迷彩とまにわにの白鷺。

    それが人であれば心理戦は通じたのかもしれないけれど、
    彼は刀だったため通じなかった。というお話。

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    2021年07月18日
  • 刀語 第二話 斬刀・鈍

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    逆さ喋りの白鷺と、砂漠にある居合い切りの剣士、切れ味の変体刀の話。
    逆さ喋りは読むのが面倒なので、すぐ退場してくれて助かった。

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    2021年07月08日
  • 刀語 第一話 絶刀・鉋

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    シリーズ1作目。
    大河ノベル。
    爽快なストーリー。
    多分これから2人で旅をして成長していくっていう感じじゃないかな。
    アニメみたいな感じ。

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    2021年01月25日
  • 刀語 第十二話 炎刀・銃

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    再読。いよいよ最終巻。今回の相手は炎刀・銃を使用する左右田右衛門左衛門。ここで七花ととがめの旅は終わったわけだがそれでも七花が最後に「好きに生きてみてもいいかもしれない」と思えた事が彼の成長を感じさせる。それにしても否定姫と右衛門左衛門の物語もここで終わったわけだがこの二人の話ももっと読みたかった。

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    2019年12月30日
  • 刀語 第十一話 毒刀・鍍

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    再読。今回の相手は毒刀・鍍を所有する真庭忍軍十二頭領がひとり真庭鳳凰。といっても乱心しちゃってるけどね。今回の話で色々と刀語の根幹の謎が明かされる。それでもとがめと七花の旅は続いていく…、だったらよかったのになぁ!旅はどんな形であろうとも終わりを迎える。

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    2019年12月22日
  • 刀語 第十話 誠刀・銓

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    再読。今回の相手は誠刀・銓を所有する仙人、彼我木輪廻。今回はとがめが頑張る話(主に肉体労働的な意味で)。そして思い出す父親の言葉。最初に読んだ時は彼我木輪廻の印象が薄かったけれど今読んでみると中々に面白い事を言っていると思えた。今回はまにわにの出番は非常に少ない。

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    2019年12月14日
  • 刀語 第九話 王刀・鋸

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    再読。今回は王刀・鋸を受け継ぐ心王一鞘流当主汽口慚愧が相手。とがめさんが頑張った回である、相変わらずの奇策で。一方の右衛門左衛門とまにわにの忍者真庭鴛鴦の殺伐としたやり取り。本の最後の方に書かれているイラストの鴛鴦さんと蝶が泣ける…(´;ω;`)

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    2019年12月03日
  • 刀語 第八話 微刀・釵

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    再読。今回の相手は微刀・釵である機械人形、日和号。もうここまでくると刀とはなんぞやという領域になってくるがそこは置いといて。今作はまにわにの真庭海亀がいつも通りの感じで出てくるがそれの相手をするのは七花ではなく否定姫の懐刀、左右田右衛門左衛門。そうして次からは本格的にその否定姫が動き出してくる気配。いよいよ物語も終盤に突入。とがめと七花の関係もいい感じにらぶらぶ。

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    2019年11月28日
  • 刀語 第七話 悪刀・鐚

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    再読。今回は悪刀・鐚を所持する、七花の実姉七実が相手。圧倒的な天才性を持つ七実相手に苦悩する七花は一本の刀でありながらもうしっかりと人間になっていた。それは終章の言葉からも十分にわかる。七実のその天才という才能故に身体を滅ぼすというのも「戯言シリーズ」の玖渚友を思い起こさせた。しかし今回はまにわにの忍者たちの影が薄く代わりに否定姫がそろそろ表舞台に立とうとしていて、先を知っているとはいえやはりわくわくする。

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    2019年11月23日
  • 刀語 第六話 双刀・鎚

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    再読。今回の相手は重さに重点が置かれて作成された双刀・鎚を所持する凍空一族の凍空こなゆき。といってもそこは西尾先生、そう簡単には話は進まない。今作も見事な間の悪さを発揮する事になってしまったまにわにの忍者、狂犬。作品が違えばかませになる事もなく十分にメインを張れただろう人材なのに…。七花の人間性はちょっとずつちょっとずつ開花しているが次巻の戦いは…。

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    2019年11月19日
  • 刀語 第五話 賊刀・鎧

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    再読。今回の相手は賊刀・鎧を所持する海賊団船長、校倉必。鎧なのに刀とはこれ如何に。とがめが作中でそれらしく色々と語ってはくれるけれどやっぱり刀じゃなくて鎧だと思う。今作でようやく七花が自分の事を一本の刀であると同時に一人の人間であるという自覚を持つがまだまだその自覚は未熟。しかし校倉必の挑発にのっちゃう七花は微笑ましかった。

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    2019年11月14日
  • 刀語 第四話 薄刀・針

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    再読。今回は薄刀・針を持った日本最強の剣士、錆白兵が相手。と言ったがそれは嘘だという感じで話は進む。今回の主役は七花ととがめじゃなく、まにわにの虫組の忍者たちと七実といっていいと思う。それにしても鑢七実のこういう設定は西尾先生好きだよねぇ、戯言シリーズの玖渚友を思い出す。しかしちらっと触れられてたけど錆白兵はこの時点でもう重要な事言ってたんだね忘れてたわ。

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    2019年11月12日
  • 刀語 第三話 千刀・ツルギ

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    再読。今回は「千本で一本」という定義を持つ千刀・ツルギを所有する敦賀迷彩が相手。今作も七花は相変わらず一本の刀として迷彩と戦った訳だが敦賀迷彩の心情やらバックボーンやらを一切慮る事なく戦い抜いていた。再読だからこそわかる事だけれどそんな七花がこれから先どんどん人間くさくなっていくのが楽しみである。しかしまにわにの忍者たちは本当に良い意味で好感の持てるかませ犬だなぁ。

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    2019年11月10日