竹のレビュー一覧

  • 刀語 第九話 王刀・鋸

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    皮肉にも王刀における刀の毒は、異常なくらいの正しさを
    持ち主に与えることだったようで……。

    融通が利かないくらいの正しさと謙虚さ、
    地平線のようなまっすぐさを持った彼女は確かに四季崎の刀の毒にあてられていたんだろう。

    その馬鹿正直な真人間さの為に大ピンチに陥った七花ととがめ。なんという皮肉なことか…。
    正々堂々、平等に、形式どおりの試合。
    それは刀を持たない七花にとって枷以外のなにものでもなく防具をつけ、竹刀を持った七花はまともに竹刀を振り下ろすことすらままならぬ、最弱の刀になってしまう。
    戦力外となった七花に代わり、今回その腕前で刀を手に入れたのは、実質とがめ一人の功績と言っ

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    2009年10月04日
  • 刀語 第六話 双刀・鎚

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    蝦夷の踊山を彷徨う、無刀の剣士・鑢七花と奇策士・とがめ。吹きすさぶ
    豪雪と疾風のなか、七花が絶体絶命の危機に! 追い詰められた真庭忍軍の
    切り札と、とがめを狙う謎の第3勢力の蠢動はいかに。

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    2009年10月07日
  • 刀語 第五話 賊刀・鎧

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    「日本最強」を襲名した無刀の剣士・鑢七花と、変体刀を蒐集する美貌の
    奇策士・とがめは、「あるもの」を賭けての勝負を挑まれる。対戦相手は、
    賊刀「鎧」を所有し絶対の防御力を誇る鎧海賊団船長・校倉必!

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    2009年10月07日
  • 刀語 第九話 王刀・鋸

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    また変わった雰囲気の対戦で、でも悪意のない清々しい相手でわりと穏やかな気持ちで読めた。いつもながらにとがめの奇策は冴えているし、二人の仲が着々と親密になっているのもいい感じ。それにしてもペンギンたんかわいいよペンギンたん。

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    2009年10月04日
  • 刀語 第八話 微刀・釵

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    シリーズも折り返し後編
    ようやく一行は尾張のお城へ帰還することとなる。
    そこには奇策師とがめのライバルである否定姫が待ち構えていた。
    対峙する二人…しかし、否定姫は刀集めを協力するといい、情報を提示する。半信半疑ながらも情報をもらったとがめと七花が向かった先は不要湖という、一級災害指定区域。
    ここがかつて四季崎の工房であったかもしれない!?
    今もこの地を守り続けるからくり人形『日和号』の正体を知った時、その噂は確信に変わる。八本目の刀、微刀―簪を巡る、「人を模して作られた人形」と「刀として生きてきた人」の皮肉な争いの結末は!?
    また、水面下で動く否定姫と真庭忍軍の動向は!?シリーズ第8弾

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    2009年10月04日
  • 刀語 第四話 薄刀・針

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     第4話、薄刀・針。”日本最強”の錆白兵からの挑戦状を受けることに。

     錆白兵の出番は・・・?というくらいに七花の姉である七実の話でした。真庭虫組の3人、蝶々・蜜蜂・蟷螂たちが七実を人質にしようと不承島を訪れる話がメインです。七実がものすごくて強くて島に一人残したのも納得。
     錆白兵のキャラがどんなだったのかすごい気になります。戦いをこんなことがあったねという感じで語られると臨場感に欠けるなぁ〜と思いました。

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    2010年05月09日
  • 刀語 第二話 斬刀・鈍

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    1話で七花はとがめを守り、刀を蒐集することを誓った。そしてその通り離れ小島を出て、とがめと残りの11本の刀を蒐集する旅に出る。まだまだ人間らしさにかける七花ではあるけれど、少しずつ少しずつ考え、そして人間らしくなっていくところが面白いと思う。

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    2010年03月07日
  • 刀語 第五話 賊刀・鎧

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    取り立て言うことはないが、既巻と同じくらいおもしろかった。
    このまま全巻読むのに苦痛を感じさせない作品であるが、ただちょっとマンネリ化気味?
    とがめの間違い発覚シーンが期待していたほど面白くなかったのが残念。

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    2009年10月04日
  • 刀語 第三話 千刀・ツルギ

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    戯言シリーズでの語り口が濃く出ており、これぞ西尾維新全開といった感じだった。
    セリフ回しも含めて、戯言シリーズでの言い回しに似ていた。→巫女子ちゃん独特の比喩表現とかw
    とがめ巫女装束を七花が見るシーンが省略されていたのが残念。

    全体的にこの巻は戯言シリーズに近い気がした。

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    2009年10月04日
  • 刀語 第八話 微刀・釵

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    ネタバレ

    あれ?刀語ってSFなの?と思った作品。

    「未来技術の存在はタイムマシーンがあるからだ」だと思ってたら未来視だったんだね。

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    2011年09月08日
  • 刀語 第八話 微刀・釵

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    ▼日和号と四季崎が可愛かったので全て良し。▼……と動物的に思考停止したいところだけど、もうちょっと書く。またも奇策師がちゃんと仕事をした巻。終盤戦用の重要な伏線が随分張ってありました。▼中ボスの姉ちゃんを倒し、七花の人間的成長が一段落してしまった。そりゃあ旅は続けられないでしょうねえ。だから尾張に帰らせて奇策師の方を動かす……って展開としては身も蓋もないけど、有効じゃないかな。▼ここへ来て『刀語』って、めちゃくちゃ可愛い話なんじゃないかと思えてきたた。言ってて意味がわからないが、何か、こう、キャラも展開もやたら愛(う)い? テーマは取り敢えず愛と勇気と希望なんじゃない? そこが、初期の読み手か

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    2009年10月07日
  • 刀語 第三話 千刀・ツルギ

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    2007/7/21
    主人公2人はどうかな?
    まだわかんないかな。可もなく不可もなく。
    まにわにの噛ませ犬っぷりは面白いなぁ。

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    2009年10月07日
  • 刀語 第七話 悪刀・鐚

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    ネタバレ

    お姉ちゃんは何がしたかったの?

    刀の毒にやられたの? 虚刀流なのに? じゃあ、七花は?

    なんとなく釈然といかなかった作品。 

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    2011年09月08日
  • 刀語 第三話 千刀・ツルギ

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    ”千本で一本”の刀を求めて行く先は出雲の三途神社。敵は神社のすべる巫女の長です。お姫様だっこをしていちゃついているように見えるのに本人たちには自覚がない。そんな様子にほのぼのする出だしですが、七花の純粋さにはぞっとさせられることさえあります。刀として忠実に行動する七花に、この先人間らしい苦悩や葛藤を感じる日が来るのかと心配になってきました。

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    2009年10月04日
  • 刀語 第四話 薄刀・針

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    これはやられた。

    最強剣士との戦いをこう書くとは……。

    これは西尾さんしかできない。
    つーか、思いついてもやらねぇよ。

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    2011年09月08日