岸政彦のレビュー一覧

  • ビニール傘

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    薄い本で1時間半足らずで読み終えた。
    心に寂しさがありながらも薄い膜で多いながら過ごしている、どこにでもありそうな日常が文学的に綴られ細かい描写も多く没入した。

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    2021年01月25日
  • 社会学はどこから来てどこへ行くのか

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    社会学のイメージって、手広くやってるけど、実際学問として何やるの?くらいしか分かってなかった自分……。

    量的調査と質的調査の相いれなさと希望に何度か言及する所が印象に残ったかな。
    状況を捉えようと思えば、サンプルの量が必要で、そこからこうですよねって導き出すのが量的。
    けれど、そのサンプルがたとえば100集めてこうですって言ったとして、別の100集めたら別の結果や意味が生まれたとしたら。(そうならないようにされているんだけども)
    一人一人の感じてきたこと、考えてきたことは、同じ状況であっても違うんじゃないか。それなら、一人の語りを深く掘り下げることで、背景に見えてくるものがある、とするのが質

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    2020年11月08日
  • 質的社会調査の方法――他者の合理性の理解社会学

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    この本を読むのは2回目だ。正直に言うと、読んでいる途中でなんだか見覚えがあるなと感じていて、途中で既に一度読んでいたことを思い出した。初めて読んだのは一年くらい前だったと思う(後で調べたら二年前だった・・)。質的調査の入門書として読んでいて、紹介されている参考文献を何冊か購入するくらいにはちゃんと興味も持っていた。ただし、購入した参考文献は未だ積読になっていて、今回の読書でさらに本書のブックガイドより数冊購入してしまった。
    そもそもは、昨今の流行もあり、量的調査分析に興味があった。調査というか、データ分析?って何をするのレベルで関心があり、調査法の入門書や統計について何冊か読んでいた。量的調

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    2020年09月16日
  • ビニール傘

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    大阪が好きだ。
    暮らしたのは累計で10年足らずだし、孤独と苦悩の思い出しかないのに、それでも好きだ。
    たぶん、大阪という街が、自由であり、終末であるからだと思う。

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    2020年09月08日
  • 社会学はどこから来てどこへ行くのか

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    凄いボリュームの本なので圧倒されてしまいますが、頑張って読んでみて欲しい本です。岸政彦さんの文章から感じるやさしさが好きで、それがいったいどこからきているのか少しわかった様な気がしました。

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    2020年03月24日
  • 図書室

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    定職も貯金もある。一人暮らしだけど不満はない。思い出されるのは、小学生の頃に通った、あの古い公民館の小さな図書室のこと―

    ひとりの女性の追憶を描いた中篇「図書室」と自伝エッセイ「給水塔」の2編収録。


    まるで自分史のようだと思ってしまった。どうしてあの頃の私の気持ちも、今の私の気持ちも、こんなによく知っているの?と驚いてしまうくらい。


    これと言った期待も希望も無いのに、「求められている」というステイタス欲しさに惚れた腫れたを経て、40にしてひとり暮らしを満喫する主人公。

    胸いっぱいに感じる自由と孤独が、子どもの頃、公民館の図書室で覚えたソレと重なる。


    『クラスの誰も知らない場所で

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    2020年03月16日
  • ビニール傘

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    これは大阪が舞台でなくてはならない作品。ここまで描けるのかと思う程の丁寧な人物描写。筆者は社会学者として多くの市井の方々と接して来られた経験があるからこそ描けるのでしょうか。。。

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    2019年08月02日
  • 社会学はどこから来てどこへ行くのか

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    社会学を専攻していないとわからない”雰囲気”はあるものの,問題の骨子は刺激的。

    たとえば,事例研究における代表性をどう考えるか?というトピックは社会学だけに留まらないであろう。

    対話記録であるため,会話感覚で読めるのも本書の良いところ。サクサク読めてしまう。

    しかし,内容の深みはあるので,しばらく知識をつけた後に読み返すと,また違った感想を抱くような気がする。

    ちなみに,著者らの情報量(知識)がすごすぎて圧巻,もっと勉強しなければと思わされました。

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    2019年04月17日
  • 質的社会調査の方法――他者の合理性の理解社会学

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    岸雅彦、石岡丈昇、丸山里美
    中野卓、桜井厚、谷富夫の理論を通して、語りは「事実」か「物語」という問題を洗い直す下りはいずれ再読する

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    2018年11月15日
  • 断片的なものの社会学

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    はじめてのエッセイ(これがエッセイと表現していいかわからないが)。
    自分には合わないと思ったが、読んでいて、どこかしか素朴な時間を得られた気がした。

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    2025年12月22日
  • 断片的なものの社会学

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    物や出来事について、過度に意味付けをしたり結び付けたりせずに、ただそのものとして見る。
    自分もどちらかというとそうだから、共感できた。

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    2025年12月15日
  • 東京の生活史

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    全部読むつもりではなかったので、何人かのお話を読んでとりあえず終了にする。またいつか、開いてみたい。

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    2025年12月13日
  • にがにが日記

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    猫介護部分に興味があり読んだので、「おはぎ日記」以外は拾い読み。
    生活圏が重なるので、ネタとしても楽しんだ。

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    2025年12月08日
  • 調査する人生

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    社会学がどういうものなのか、少し理解できました。全然詳しくなくて、誰一人として知る者がいませんが、興味を持つフィールドが各々違って、調査の仕方も異なり、聞き書きもその人らしさが出ているんだろうなぁと思います。お一人お一人を調べながら読み、それぞれの方の社会学の本を読んでみたくなりました。上間陽子さんの言葉に気付きがありました。強く優しいお人柄で、先ずは上間さんの著作を読んでみたいです。このような社会学者がいらっしゃるお陰で、自分自身にも気付きが与えられ、世の中に知られる事で、少しずつ良くなっていくのかな。

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    2025年12月06日
  • 生活史の方法 ――人生を聞いて書く

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    本編中にハッキリと言及されることはなかったけれど、深夜にタクシー代を払う代わり家について行き、その人に話を聞いたり、ある特定の場所に72時間カメラを構えて、そこを訪れる人に話を聞く。というような番組をよく観ているし、似たような番組を作ったりしているので、ためになった、というよりは耳が痛かった。どこまで、真剣に考えたのか。

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    2025年11月25日
  • 断片的なものの社会学

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    作者が色々な老若男女問わず、方々で取材したことを題材に、人や社会との関わりに関する見解を述べているエッセイ。
    1つの章に対して場面展開が激しく(色々な人の体験談が多い)、個人的には理解しにくかったが、筆者が伝えたいことは何となく分かった気がする。
    現代は人と仲良くしようとすればするほど、個人を尊重する(見守ろう、1歩引こう)風潮があり、矛盾しているのではないか、という描写は確かにと感じた。

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    2025年11月21日
  • 断片的なものの社会学

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    つかみのどころのない本だけど、道端で、SNS上で、どこかですれ違ってきた人にも、その人の人生がある。10年ぶりに再読しても、覚えていたエピソードもあった。この本の感想を書くのは難しいのだけれども、人に興味がある人には、ぜひ読んでみてほしい。【再読】

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    2025年11月19日
  • 断片的なものの社会学

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    断片的なものとは何か。
    それぞれのストーリー。
    「寄せ鍋理論」は面白かった。私たちは、相手の目を見たくないし、自分の目も見られたくない。鍋が間にあるから、私たちは鍋を見ていればよく、お互いの目を見ずにすんでいる。
    誕生日についての「ただその日に生まれただけ」も言いたいことはわかるのだけど‥記念日ってそんなもんだと思うしな。
    「本人がよければそれでよい」は確かに理屈づけて逃げてるのかなと思った。止めることができないことを正当化しているようにも感じる。

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    2025年11月11日
  • 調査する人生

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    面白かった。社会学者の岸政彦さんと、同じような研究者の方たちとの対談。奥さんとの対談、面白すぎるが、ちゃんと学者として話しているのもそれはそれで面白い。大変だったね、で終わらないためには。社会学の本はいろいろ大学生時代に読んだが、インタビューなど生活史、人としての人生を学問にする、というのも不可能や、意味のないことではなく、そういうもの自体があることの意義を考えさせられた。

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    2025年09月04日
  • 断片的なものの社会学

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    初めの方の文章は少し堅苦しくて論文を読んでいるような気分もあったのが、期間的にわずかな時間なのだろうが、後半になるほど読みやすく理解しやすい構文になってきて驚きました。
    使われている写真が素敵です。

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    2025年08月10日