森田真生のレビュー一覧

  • センス・オブ・ワンダー

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    昨年、森田真生さんの新訳で出版された名著に森田さんによるつづきが加えられた書籍。敬愛する西村ツチカさんの装画・挿絵も素晴らしく、自然に触れ感受性を育むことの重要性を再認識した。
    地球は生きている。

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    2025年05月23日
  • かずをはぐくむ

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    子どもが数と出会うというのはどういうことなのかを優しくエッセイ調で書いた本。
    挿絵も美しい。

    著者のお子さんが乳幼児期の体験がもとになっている。
    子どもはどうやって数的概念を取得するのか、言葉などの発達とも絡めながら書かれている


    あいまいで数のない世界から、客観的で数値化された世界へ

    一度数字で囲まれた世界にいるとそれが当然のようだが、数字がない世界を味わうことができる時期も限られているんだなぁとも思わされた。


    ・「あと10日で引っ越す」「注射は2秒で終わる」など「かぞえる」ことが未来に備える手助けになる

    ・楽しみな未来は数えなくていい
    (「いつまでこの家に住めるの?」→「まだま

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    2025年07月11日
  • センス・オブ・ワンダー

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    驚くほど繊細な感性に、胸を打たれた。
    喧騒の社会に揉まれ、いつしか置き去りにしていたあの感覚。
    いつの日か孫を授かったなら、手を取り合い、静かな森を歩きながら、この豊かな地球を共に味わいたい。そんな情景を浮かべた。

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    2025年05月13日
  • センス・オブ・ワンダー

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    自分の近くにあるけれど、知らない世界や遠い世界がこんなにもあるんだ!という気持ちにさせてくれた本。
    知っていないと楽しめないと思いがちだけれど、本当は知っていることなどなくても感じることができることの方が大切だなぁと思った。
    青空と宇宙の例えが自分にとっては印象的だった。
    昼間は青空が宇宙を隠していて、でもすばらしく広大な宇宙が夜だけしか見られないからこそ、そのすばらしさにも気がつける(意訳だけど)というのが、全ての時に歓びがあると言ってくれているみたいで感動した。
    あと、読み終えてから人間は自然と対になるもの、という考えではなくて、自分たちも自然の一部で、その中で関係しあって生きているという

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    2025年04月02日
  • センス・オブ・ワンダー

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    もともと大切に思っていた話に、改めて出会い直せた!年を重ねた今だからこそ、感じられることも多いのかも。

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    2025年03月30日
  • 数学する人生(新潮文庫)

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    通読できたわけではないから、いずれまた読み返して 今度は通読できたらと思う。
    社会→自然界→法界、より大きな外側へ意識を向けていくことで得られる境地がある。自分はまだ法界というものを実体験として感じたことがないが、いつかそこに辿り着けるよう人生を刻んでいきたい。

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    2024年10月14日
  • 数学する身体(新潮文庫)

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    ネタバレ

    遺伝的アルゴリズムのような人工進化では、磁束などのノイズをリソースとして活用した効率的な回路ができる話は面白い。科学的な思考をもとにしたエンジニアリングではノイズとリソースを明確に分けるが、自然的で即興的なブリコラージュではノイズもリソースもありものの材料として組み合わせて世界を創る。

    人類にはまだ理で理解できないこの世界の全体感を、全身とこころで分かろうとする岡潔のアプローチの素晴らしさを改めて感じられる一冊。これが本来の日本のこころなのかも。

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    2024年09月15日
  • 数学する身体(新潮文庫)

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    数の歴史から数学史の話を通して、「数学する」とは何か、「数学する身体」とは何かについて語り、ヒルベルトやチューリングにたどり着く。そして数学を数学する者としての岡潔の解説を行うと同時に文学的な物語を語っている。
    数学に関する本ではあるものの数学の本ではない。何の本かと聞かれるとこれという表現が見つからない。
    改めて数学というものを考えるきっかけになる本

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    2024年08月24日
  • 数学する身体(新潮文庫)

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    #ヨンデルホン
    #数学する身体 / #森田真生
    #新潮社 #ドクリョウ #ヨミオワリ
    もっと集中して読むべきであったか。まぁ、本は逃げない。次は、じっくり。俄然、岡潔を読んでみたくなった。

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    2024年07月29日
  • 数学する身体(新潮文庫)

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    著者の数学に〈情緒〉動かされてる体験がひしひしと伝わってくる。学問の探究へと道を進む稀有な人たちって何かしらこういう信念と、出会いがあるんだろうなと胸踊る内容です(本書の本筋ではないので、悪しからず)。

    チューリングと岡潔を軸に、数学と身体というテーマを深ぼっていく構成。恥ずかしながら岡潔の存在を知らず、こんなに観念的な数学との付き合い方があるんだと目から鱗状態になりました。

    チューリングの数学を道具として利用して人間と心と数学の境界を暴きにいくアプローチ対して、岡潔は心の奥深くは分け入る行為そのものこそが数学であるという立場をとる。どちらも魅力的で勝つ痺れる対比で捉える筆者の洞察力に傑物

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    2023年09月12日
  • 数学する身体(新潮文庫)

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    興味を惹かれる内容がとても多い
    数学の表面的な難しさを取っ払って、数学という行為の面白さや美しさそのものの中に飛び込ませてもらえる本

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    2023年09月19日
  • 数学する人生(新潮文庫)

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    ネタバレ

    情緒、人の在り方、自然とは。
    数学者が言語化して残そうとした、日本的世界観を著者の岡潔さんにできるだけ寄り添う解釈が伝わる。何かを極めた時に、人は同じ境地に至るという。自然が好きな私に、刺激的であり、そんな見方考え方があったのか、もっともっと歴史や文学を知りたいと思わせる本と出会うことができた。著者の努力と岡潔の存在に感謝します。

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    2022年10月27日
  • 数学する身体(新潮文庫)

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    読むほど、「数学」と捉えていた事柄の輪郭が解けて、液体のようになり、体の中に取り入れられる読書体験。

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    2022年03月14日
  • 数学する人生(新潮文庫)

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    芭蕉や夏目漱石をこよなく愛した世界的数学者が辿り着いた、喜び溢れる生を生きるための視座。科学と宗教と哲学が、美しく有機的に繋がっていき、人生とは何かに迫る。

    でも、数学者が哲学者になったんではない。日本という土地で、素直に数学を突き詰めていった先に、日本文学や仏教が自然と溶け込んできて、一体の学びとして開花したのだ。
    「情緒とは何か?」を語りつつも、定義を名言しない姿勢には、國分功一郎先生が『原子力時代の哲学』でとりあげたハイデガーが『放下』で展開した姿勢にも似たものを感じた。考え方、そのプロセス自体の再検討。

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    2021年10月18日
  • 数学する人生(新潮文庫)

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    日本の誇る数学者である岡潔さんの講義やエッセイ。
    好きになった数学を、探求し続けた岡さんの生きてきた軌跡を垣間見れる一冊。
    俳句、絵画、芸術、仏教、日本文化などにも造詣が深く、それが数学にもつながってきたりする「岡さんが見つめてきた世界」を一緒に見ている気分になってくる。

    どんな分野でも世界的な偉業を成し遂げるような人は、視野はとてつもなく広く、独特の視点から見つめる先を深く深く掘り下げ、自らの立場に立ち返って視座を高めている。そして、誰も追いつけない高みに到達している。
    そのほんの一旦でもいいから、近づきたいとの思いから、日々悶絶している凡人には眩しすぎる。でも、見つめずにはいられない憧れ

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    2020年09月27日
  • 数学する人生(新潮文庫)

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    学問が細分化されていく現代で情緒ある研究をできている人がどれほどいるのだろう。
    岡潔は振り切っていたから、ほぼ無職状態の時に大業を成し遂げたが、
    研究に「競争」の概念がやたらと持ち込まれ始めた現代のアカデミアで同じことをするのには制度的、精神的、経済的にも大きな壁がたくさんあることだろう。
    現代の学問は岡潔の見ていた世界に立ち戻ることはできるのだろうか。

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    2020年08月29日
  • 数学する身体(新潮文庫)

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    文化講演会で来てくださった。
    哲学科から数学科に転向。数学科は素数の靴箱から埋まるらしい。
    バスケで身体の学びを体感。

    それ以外は難解すぎて2ページ読んでは寝落ちを繰り返したので諦めた。

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    2026年06月17日
  • かずをはぐくむ

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    センス・オブ・ワンダーに似てるなと思ったらセンス・オブ・ワンダーの日本語訳もやってるらしい。

    私たちは数という概念を手に入れて便利になったけれども、それによる量子化誤差みたいなもので見えなくなったものもあるんだろうな。数字という概念を持つ前の子どもの感じ取ってる永遠さみたいなものが羨ましく尊い感じがした。

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    2026年06月14日
  • センス・オブ・ワンダー

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    瑞々しい自然の描写がとても心地よい
    人間と自然の二項対立ではなく、きてよかったね、と思える歓びの源泉が必要の奥にある、ということが響いた。実家の庭に椿があったから自然に冬と椿の赤と緑が浮かぶけど今はそうじゃないよね、と思う。

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    2026年06月10日
  • 数学する人生(新潮文庫)

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    理解しようとしたけど難しかった。
    第三章の「いのち」と「宗教について」はちょっと分かったような気がした。
    「情緒」が難しい。森田氏や魚川氏が噛み砕いて段階的に分かりやすくなったような気がするけどやっぱり難しい。

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    2026年02月22日