森田真生のレビュー一覧

  • センス・オブ・ワンダー

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    『センス・オブ・ワンダー』の素晴らしさを、新訳と著者の子どもさんの自然との関わり方を通して教えていただけました。身近な自然の姿を見逃さないように、時間と心の余裕をそして観察眼を持つようにしたいと思いました。

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    2025年08月23日
  • かずをはぐくむ

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    子育て中の私にとっては、書き留めてずっと手元におきたくなるフレーズ、情景、捉え方ばかりでした。
    すばらしい一冊、大好きな一冊。良い本と出会えました。

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    2025年07月25日
  • かずをはぐくむ

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    幼い子どもの何気ない言動が、一層特別なものに感じられそう。
    新しいものに出会った瞬間や、好きなものに触れている時の子どもって、本当にキラキラしてる。
    つい見過ごしてしまうけれど、その「一瞬」を大切にしなければ。

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    2025年07月12日
  • センス・オブ・ワンダー

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    美しい文章でした。
    新訳も、その「続き」も、世界の美しさが言葉の質感とともに読者である私の内側に広がってくるようでした。

    子どもとともに世界を見ていくこと。出会い直していくこと。
    瑞々しい感性を持ち続けるために自分ができそうなことに思いを馳せながら読みました。

    雨の続く季節にこの本を読めて幸せでした。

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    2025年06月25日
  • 数学する身体(新潮文庫)

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    アラン・チューニングと岡潔の数学、心、身体、自然とのつながりなど。

    いずれも、映画化やドラマ化された人物だ。

    アラン・チューニングについては、映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」(2014年)
    岡潔については、ドラマ「天才を育てた女房~世界が認めた数学者と妻の愛~」(2018年)

    映画やドラマは、脚本家や監督によって見せ方のアプローチが違うだろうから、映画やドラマがすべてではないだろう。

    この本は、特に岡潔さんの魅力が伝わってくる。

    小川の流れについては、ドラマでも描かれていて、私はそのシーンに衝撃を受けたけど、この本を読むと、そのシーンは実際何を伝えたかったのか、今ようやくわかった。

    この本は、自分の心が動かされる。

    詳しくここでは書かないけど、感動が伝わる。


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    2025年06月18日
  • センス・オブ・ワンダー

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    昨年、森田真生さんの新訳で出版された名著に森田さんによるつづきが加えられた書籍。敬愛する西村ツチカさんの装画・挿絵も素晴らしく、自然に触れ感受性を育むことの重要性を再認識した。
    地球は生きている。

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    2025年05月23日
  • かずをはぐくむ

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    子どもが数と出会うというのはどういうことなのかを優しくエッセイ調で書いた本。
    挿絵も美しい。

    著者のお子さんが乳幼児期の体験がもとになっている。
    子どもはどうやって数的概念を取得するのか、言葉などの発達とも絡めながら書かれている


    あいまいで数のない世界から、客観的で数値化された世界へ

    一度数字で囲まれた世界にいるとそれが当然のようだが、数字がない世界を味わうことができる時期も限られているんだなぁとも思わされた。


    ・「あと10日で引っ越す」「注射は2秒で終わる」など「かぞえる」ことが未来に備える手助けになる

    ・楽しみな未来は数えなくていい
    (「いつまでこの家に住めるの?」→「まだまだずっと長く住めるよ」)



    ・ヨハン・ホイジンガ「ホモ・ルーデンス」
    ゲームの3つの特徴
    ①ゲームは時間的にも空間的にも日常から切り離されている
    ②ゲームにはルールがある
    ③ゲームには競争や勝負の観念がある

    →学校もこの3つに当てはまるので、
    学校の勉強や受験勉強こそが時にルールそのものだから

    ルールに従うばかりではなく
    ルールを作るプレイをしよう


    ・1回休みは悪いことではない


    ・「また今度」なんて永遠に来ないかもしれない


    ・与えられた制約条件を通して、思わぬパターンが出てくる

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    2025年07月11日
  • センス・オブ・ワンダー

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    驚くほど繊細な感性に、胸を打たれた。
    喧騒の社会に揉まれ、いつしか置き去りにしていたあの感覚。
    いつの日か孫を授かったなら、手を取り合い、静かな森を歩きながら、この豊かな地球を共に味わいたい。そんな情景を浮かべた。

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    2025年05月13日
  • 数学する人生(新潮文庫)

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    通読できたわけではないから、いずれまた読み返して 今度は通読できたらと思う。
    社会→自然界→法界、より大きな外側へ意識を向けていくことで得られる境地がある。自分はまだ法界というものを実体験として感じたことがないが、いつかそこに辿り着けるよう人生を刻んでいきたい。

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    2024年10月14日
  • 数学する身体(新潮文庫)

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    ネタバレ

    遺伝的アルゴリズムのような人工進化では、磁束などのノイズをリソースとして活用した効率的な回路ができる話は面白い。科学的な思考をもとにしたエンジニアリングではノイズとリソースを明確に分けるが、自然的で即興的なブリコラージュではノイズもリソースもありものの材料として組み合わせて世界を創る。

    人類にはまだ理で理解できないこの世界の全体感を、全身とこころで分かろうとする岡潔のアプローチの素晴らしさを改めて感じられる一冊。これが本来の日本のこころなのかも。

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    2024年09月15日
  • 数学する身体(新潮文庫)

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    数の歴史から数学史の話を通して、「数学する」とは何か、「数学する身体」とは何かについて語り、ヒルベルトやチューリングにたどり着く。そして数学を数学する者としての岡潔の解説を行うと同時に文学的な物語を語っている。
    数学に関する本ではあるものの数学の本ではない。何の本かと聞かれるとこれという表現が見つからない。
    改めて数学というものを考えるきっかけになる本

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    2024年08月24日
  • 数学する身体(新潮文庫)

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    #ヨンデルホン
    #数学する身体 / #森田真生
    #新潮社 #ドクリョウ #ヨミオワリ
    もっと集中して読むべきであったか。まぁ、本は逃げない。次は、じっくり。俄然、岡潔を読んでみたくなった。

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    2024年07月29日
  • 数学する身体(新潮文庫)

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    著者の数学に〈情緒〉動かされてる体験がひしひしと伝わってくる。学問の探究へと道を進む稀有な人たちって何かしらこういう信念と、出会いがあるんだろうなと胸踊る内容です(本書の本筋ではないので、悪しからず)。

    チューリングと岡潔を軸に、数学と身体というテーマを深ぼっていく構成。恥ずかしながら岡潔の存在を知らず、こんなに観念的な数学との付き合い方があるんだと目から鱗状態になりました。

    チューリングの数学を道具として利用して人間と心と数学の境界を暴きにいくアプローチ対して、岡潔は心の奥深くは分け入る行為そのものこそが数学であるという立場をとる。どちらも魅力的で勝つ痺れる対比で捉える筆者の洞察力に傑物感が窺い知れます。同世代ということで、すごい人っているんだなーと単純に感動しちゃう。

    丁寧に論を進める筆致と、そのテーマの深淵さかつ引き込まれるその面白さを十二分に堪能できます。数学に興味があってもなくても、必読となっておりますよ。

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    2023年09月12日
  • 数学する身体(新潮文庫)

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    興味を惹かれる内容がとても多い
    数学の表面的な難しさを取っ払って、数学という行為の面白さや美しさそのものの中に飛び込ませてもらえる本

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    2023年09月19日
  • 数学する人生(新潮文庫)

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    ネタバレ

    情緒、人の在り方、自然とは。
    数学者が言語化して残そうとした、日本的世界観を著者の岡潔さんにできるだけ寄り添う解釈が伝わる。何かを極めた時に、人は同じ境地に至るという。自然が好きな私に、刺激的であり、そんな見方考え方があったのか、もっともっと歴史や文学を知りたいと思わせる本と出会うことができた。著者の努力と岡潔の存在に感謝します。

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    2022年10月27日
  • 数学する人生(新潮文庫)

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    芭蕉や夏目漱石をこよなく愛した世界的数学者が辿り着いた、喜び溢れる生を生きるための視座。科学と宗教と哲学が、美しく有機的に繋がっていき、人生とは何かに迫る。

    でも、数学者が哲学者になったんではない。日本という土地で、素直に数学を突き詰めていった先に、日本文学や仏教が自然と溶け込んできて、一体の学びとして開花したのだ。
    「情緒とは何か?」を語りつつも、定義を名言しない姿勢には、國分功一郎先生が『原子力時代の哲学』でとりあげたハイデガーが『放下』で展開した姿勢にも似たものを感じた。考え方、そのプロセス自体の再検討。

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    2021年10月18日
  • 数学する人生(新潮文庫)

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    日本の誇る数学者である岡潔さんの講義やエッセイ。
    好きになった数学を、探求し続けた岡さんの生きてきた軌跡を垣間見れる一冊。
    俳句、絵画、芸術、仏教、日本文化などにも造詣が深く、それが数学にもつながってきたりする「岡さんが見つめてきた世界」を一緒に見ている気分になってくる。

    どんな分野でも世界的な偉業を成し遂げるような人は、視野はとてつもなく広く、独特の視点から見つめる先を深く深く掘り下げ、自らの立場に立ち返って視座を高めている。そして、誰も追いつけない高みに到達している。
    そのほんの一旦でもいいから、近づきたいとの思いから、日々悶絶している凡人には眩しすぎる。でも、見つめずにはいられない憧れとなる。尊敬する偉人の一人。

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    2020年09月27日
  • 数学する人生(新潮文庫)

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    学問が細分化されていく現代で情緒ある研究をできている人がどれほどいるのだろう。
    岡潔は振り切っていたから、ほぼ無職状態の時に大業を成し遂げたが、
    研究に「競争」の概念がやたらと持ち込まれ始めた現代のアカデミアで同じことをするのには制度的、精神的、経済的にも大きな壁がたくさんあることだろう。
    現代の学問は岡潔の見ていた世界に立ち戻ることはできるのだろうか。

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    2020年08月29日
  • 数学する身体(新潮文庫)

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    読み終えて、私たちは数学と分かち難く溶けているという感じがしてきた…ような気がする。

    私も岡潔の著作が読みたくなった。

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    2026年09月09日
  • センス・オブ・ワンダー

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    短いからか、日本人の感想の方が長いのだが、レイチェル・カーソン氏の書いた文のみ読んだ。

    どうやら、センス・オブ・ワンダーは後発的にも生まれるらしい。私がそうだからだ。自然が大好きで、こんな日本の汚い中途半端な郊外に縛り付けられながらも、公園に行きまくり1回3,4時間はいる。夏はそれができないから死んでいる。ちなみに、私の中にセンス・オブ・ワンダーが誕生したきっかけは、人間とデジタル嫌いが加速したこともあると思う。

    こんなしょぼい公園でも、自然に触れると時々「flash」が訪れる。モンゴメリの少女の1人、エミリーが感じる幸せの訪れのこと。ゾクゾクして幸せになれる。本当は、そこに一人たりとも人間にいてほしくない。

    もっともっともっと自然を味わいたい。山の中に永住したい。スコットランドのハイランドに移住したい。この夢をいつも阻害するのは仕事だ。言い換えれば金だ。在宅ワークができるようにすればいいのだが、私にはハードルが高くて動けないでいる。

    秋になったら、今年見つけた公園にもっと行こう。少し遠いけど、収入が低くなってもそこに滞在する価値の方がよっぽど高い。神社にも行きたい。この辺りでは見られない大きな木がありがちだからだ。本当は森だけでいいけど、そういう場所がない。寒くなったら海岸にも行こうか。汚いだろうけど。

    日本人は古来から自然が好きだったなど、日本しか知らない奴が日本人らしい自己中を発揮して都合の良すぎる解釈をしている感想を読んだが、イギリス人の方が1億倍は自然を愛している。ヨーロッパでは地球環境を考えて一人一人が考えて行動している。ここでは語り尽くせない。仕組みから全く違う。ビーガンを自分の健康のためと勘違いしている日本人は多いだろう。

    これが良い例で、自分のことだけ考えて地球破壊を楽しんでいる日本人はどうしようもない。自然を味わうのであれば、やはり海外しかない。羨ましくて嫉妬で死んでしまいそうな毎日を送っている。

    なぜこんな自然がない世界になったのか。それは、便利さを追求しすぎたからだ。私は便利さをなげうってでも自然と共に生きたかった。

    モンゴメリもよく森の香りについて書いているけど、私はまだそれを嗅いだことすらない。やっぱりトウヒやモミの木は香るんだ。嗅げた日にはそのままそこで土に還りたい。自然と一体になりたいとはずっと思っている。

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    2026年07月20日