安斎勇樹のレビュー一覧
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問題の背後にある論理A、論理B どちらか選ぼうとすれば正しい方を見つけられない。論理パラドックス
問題の背後にある感情A、感情Bをどちらか優先しようとすれば行き詰まる。感情パラドックス
= 厄介な問題
→ 感情パラドックスを受容しストレス緩和
→感情パラドックスを編集し解決策を見つける
→感情パラドックスを利用し創造性を発揮する
(感情パラドックス)
扁桃体:喜び、怒り
海馬:記憶
感触⇨ 感情呼び起こす
記憶(海馬)⇨感情呼び起こす
ポジティブよりネガティブの感情の方が強く呼び起こされやすい → 対処 普段から感情の変化に気づき距離を置いて評価する。過去のネガティヴ記憶を塗り替えすり替え -
Posted by ブクログ
ネタバレアイデーションに向けて、リサーチベースで何をどこまでできるのか確認すべく読書。
メモ
・問いを起点にデータを手がかりとしつつ、新たな可能性を探り出すための汎用的な思考法
・うちから外、外からうちを共存させた両利きアプローチを目指す。共感のみでも批判のみでもなく、探究を通じてそれらを絶えざる往復を行うというもの。これをリサーチ主導と表現。
・意味のイノベーションの特徴
起点となる個人の熟考
意味を磨き上げる批判的アプローチ
意味を形作るためのプロービング
・イノベーションが生まれない本質的課題
組織において探究的衝動が抑圧されていること
組織において創造的自信が失われていること
・素 -
Posted by ブクログ
ネタバレすっかり投稿が滞ってしまっておりました。久々の投稿となってしまいました。こちらの本に関しては会社における「輪読会」において課題図書となった本。毎週定期的な時間に(オンラインで)集まり、それぞれの担当範囲を読んで解釈した内容を発表後、ディスカッションという形で進めている輪読会。これまでの輪読会での対象本と比べるとずいぶんとさらっとしていて、逆に輪読会的にはこちらの内容で資料に落とすのは難しかったぐらいか。 内容としてはまさに「問いかけの作法」としての実践本であり、副題にある「チームの魅力と才能を引き出す技術」の本である。 決して顧客に「問いかけ」を行ってニーズを明確化して購入に至らしめるような
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Posted by ブクログ
■リサーチ・ドリブン・イノベーションの5つの特徴
(1)謙虚な創造である
(2)問いは常にアップデートされる
(3)内と外の絶えざる相互作用によって進む
(4)共感と批判の往復による知的探求である
(5)新しい選択肢の獲得のために行われる
STEP1:問いを立てる
■問いのチェックリスト
(1)明らかにする価値があるか
(2)ステークホルダーの視点に立てているか
(3)探求的衝動がかき立てられるか
■リサーチの問いのデザインパターン
(1)言葉の定義を探る問い
(2)根源的な理由を探る問い
(3)時代の変化を探る問い
(4)”真善美”を探る問い
STEP2:データを集める
STEP3:デ -
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前著「問いのデザイン」も学術論文のようだったが、本書も同様に論文形式だ。
私は正直読みづらく感じたが、著者が伝えたい内容は分かった。
文章が特徴的で、現象を出来るだけ分解して細分化し、それらに対してそれぞれ検証を行うというアプローチ。
働いていると「理屈はいいから結果を」となりがちなのを、敢えてそこで立ち止まらせて、検証を重ねている。
著者が両者とも博士号取得者だからこそ、「探求」が目的になっている。
探求している内容は、まさに「良い話し合いの中から素晴らしいアイディアが出るのはどういう状況か」だ。
普通に会話しているだけでは決してたどり着けない「高次元の答え」が確かにある。
適切な手順を踏む