安斎勇樹のレビュー一覧

  • 冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法

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    本書は、従来の「会社中心」の働き方から「人生中心」へのシフトを説き、個人と組織の在り方に新たな視点を提示するものであるが、課題を共有し合いながら、組織と個人がともに成長するモデルが求められているのだと感じた。

    対話において前提条件のズレを解消するファシリテーション技術を全員が高めることやミドルマネジャーが現場の熱量を変換することの重要性など、参考にしたい点も多くあった。

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    2025年11月30日
  • 冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法

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    軍事的組織と冒険的組織の対比のなかで、今の時代に求められる個人、組織、事業のあり方を、社会的ミッションと、自己実現という極端にあるものをつやげるためのCCMというモデルで全編が整理されていて、それぞれのポイントが解説さらていて読みやすい。全員が自己実現をあきらめないための手引きとなっている。ワンピースを事例としている点も理解が進みやすかった。

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    2025年11月19日
  • 冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法

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    組織の中でどこに問題や歪みがあるかをCCMモデルを使えば理解しやすい。しかし、理解できても、本当に変えることができるかはまた別問題だし、自分の会社ではそれが難しと感じた。結局、変えたい・変わりたいと思う人が一定数居て、初めて変化を起こせるものなのかなと思った。

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    2025年11月10日
  • 冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法

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    著者は安藤勇樹氏。1985年生まれ、東大→東大院→株式会社MIMIGURI社長(現職)。資生堂、京セラ、三菱電機、マネーフォワード、smartHR、layerXなどの組織づくりを支援。
    本のタイトルや表紙に誘われて購入。

    感想。
    面白い。TOBE像は激しく同意。ワンピース戦略もたまたま私自身が社内に発信したことあるくらい。そのための課題(解決ポイント)も激しく同意。最後のHOWだよね。ここはやっぱり現場で頑張ろうになってしまう。そこがマネジメントの仕事だろ、ってことなのだろう。

    備忘録。
    ・これまで、ビジネスは戦争であり、会社は軍隊だった。会社の中で、軍事的な用語がたくさん使われてるよね。

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    2025年11月09日
  • 冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法

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    冒険的マネジメント、KMQT。こんなにも組織、仕事は面白くなるのか。
    魔法の1冊。
    これを読んでも仕事が面白くならないなという人、ぜひご連絡ください!
    お話しましょう!!!

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    2025年08月25日
  • 問いのデザイン 創造的対話のファシリテーション

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    めっちゃおもしろい。

    ファシリテーション、マネジメント、キャリア教育などを専門とする2人の大学教授による共著。片割れの安藤氏はコンサルティングファームの経営者でもある。
    それぞれが実際に企業や自治体などから依頼を受けて行ったファシリテーションの事例も豊富に掲載されている。

    なによりもまず、言葉の定義や、伝えるべきことの構造などを筆者らが丁寧に検討し組み上げた本であることがわかる。それが好印象だった。参考文献の分量やその密度もさすが大学教授やなぁといった感じ。よく耳にする本から、普通の人は知らないであろう論文までさまざま。

    そして、とにかく実践的な書物である。
    何か目の前に問題があるとき、

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    2025年08月26日
  • 冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法

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    これまでの自分の興味関心が詰まってる本。

    個々のトピックス的には、そこまで目新しいかと言われると、まぁそういう視点あったよね、という感じなのだけど、企業の組織づくりという具体的シーン設定のうえで理論として体系化されてて、その上での実践ノウハウ、としてまとまっているのがすごくいいと思う。

    提唱してるモデルはまだ発展途上というか、いざ実践となるとまだ結構複雑だなぁと感じる。それは著者があとがきでも書いている通りなので、今後の発展に期待。(そういう意味では帯の「超・決定版」は、どうなんだろう…)

    組織全体への働きかけはなかなかしにくいポジションだけど、身の回りから、できるところから取り入れて軍

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    2025年07月12日
  • 問いのデザイン 創造的対話のファシリテーション

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    前段は学術的な印象で、話としては分かるが、自身の経験や課題意識が余程ないと活用が難しい印象を受けていた。
    一気に引き込まれたのは最終章の事例集。著者は必ずしも商品開発や観光の専門家ではないはずなのだが、ファシリテーションの力でまとめ上げていった様子が感じられ、その威力を強く感じた。

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    2025年06月15日
  • 問いかけの作法 チームの魅力と才能を引き出す技術【DL特典付き(未収録原稿)】

    購入済み

    問いではなく問いかけ

    日々のミーティングで使いやすいように考えられた多数の問いかけを学べる。問いがこれほどまでに構造化されて意図を持ってまとめることができるというのが素晴らしい。コンサルやコーチングにも活用できそう。

    #深い #タメになる #感動する

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    2025年06月02日
  • チームレジリエンス 困難と不確実性に強いチームのつくり方

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    課題への対処の後困難から学ぶ際、教訓を作る前に自分を責めることで困難を思い出すことを回避してしまう「防衛の落とし穴」に触れられているのが特に印象的だった。自分もつい「問題」と「人」を混同して考えがちだが、この二つを混同すると困難を乗り越えた理由がうやむやになってしまいがちなため、困難から教訓を得る上で分けて考えないといけないと思った。
    筆者の方が困難にはまると落ち込んでしまうタイプということで、「落ち込まず課題に対処し困難を学びに変え被害を最小化する」というレジリエンスの考え方・サイクルに筆者自身も助けられたのかもしれない。読者として読んでいてそう思うくらい、上からな啓発書ではなく、一個人とし

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    2025年05月26日
  • 冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法

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    一人ひとりのメンバーが好奇心や関心に基づいて自己実現を探究し、同時に集団としての社会的ミッションを追い求める「冒険する組織」をつくるためのガイドブック。自分と組織の成長を相互に促す対話のためのフレームワークやモデルが提案されている。
    個人の取り組みと組織の目標を結びつけるための気づきが得られて良かった。

    【ポイント】
    ・冒険する組織は、目標達成の議論に結論を出すのではなく、探求を続ける。目標は更新され続けるから
    ・冒険的成長は使える自分ではなく、しっくりくる自分になること。やりたいことは崇高なビジョンである必要は無く、面白そう、やってみたい、といった好奇心
    ・自己実現(内的価値向上)を、社会

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    2025年05月12日
  • 冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法

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    ・引用要約●自分の考え
    ・「軍事的文化」は「統率性」重視。肥大化して内向きになると「官僚的文化」。自ら設けたルールでがんじがらめ
    ●某県庁がこれ
    ・解決策は、1強い軍事的文化、2ぬるい家族的文化、3ミッションと自己実現を探求する冒険的文化
    ●官僚的文化と家族的文化はなかなか強固、冒険的文化は1点突破から目指したい
    ・目標のレンズを「好奇心をかき立てる問い」に変換
    ●見える成果、人の成長を目指す
    ・ゴールが見えないから「選択と集中」は不向き、野性的思考で「分散と修繕」
    ●小さくやってみる、1回やる成果はとてつもなくでかい
    ・新規事業が成就しない原因は、メンバーの価値観と葛藤が見えないから
    ●自己

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    2025年05月11日
  • 冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法

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    私のやりたいことが詰まってた。明確に言語化されててワクワクした。人事としてどう関わっていくべきか、どうしたいかを、自分の中で整理したい

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    2025年04月17日
  • チームレジリエンス 困難と不確実性に強いチームのつくり方

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    チームにおけるレジリエンスについて、最新の研究に基づき紹介をしてくれている。

    レジリエンスという言葉をビジネスで聞くが、この本はチームにおけるレジリエンスを扱っている。ここでのレジリエンスとは、困難からの回復におけるプロセスである。

    では個人としてのレジリエンスが高い集団が、チームとしてのレジリエンスが高いかと言ったら、そうではないらしい。このチームとしてどのように困難に立ち向かっていけばいいかを解説してくれている。

    チーム運営を任されたビジネスパーソンにお勧めしたい一冊である。

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    2025年04月16日
  • 問いのデザイン 創造的対話のファシリテーション

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    ファシリテーションが上手な人は、仕事が上手な人だと思う。周りの人を幸せにしながら仕事をすることができる人だと思う。

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    2025年04月12日
  • 冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法

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    今までの軍隊的な組織とは違う、冒険する組織の作り方について、理論と実践内容をまとめた本。ここまで言語化出来ている本は見たこと無く、すごいと思った。
    とは言え内容は難しく、何度も読みながら実践していかないととても組織を変えるところまではいかないだろう。
    いきなり組織全体を変えようとせず、まずは身近な小さいチーム内で出来ることが無いか試してみたい。

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    2025年04月12日
  • 冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法

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    広範な組織運営についてのhow-to。最新の理論もふんだんに盛り込まれ、平易だけれど骨太な内容。理想的な一つの形が表現されているように思います。

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    2025年03月30日
  • 冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法

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    トップダウンである軍事的世界観からボトムアップである冒険的世界観へ組織を変えていくための考え方や取り組みについて詳しく学ぶことができた。特に非公式の勉強会を行うことで、ボトムアップを狙い、ミドルマネージャーを巻き込み組織を変えていくという流れが参考になった。教育現場でも有志で自主研修を行い、それを校内の文化として定着させていくことは若手でも可能だと思った。その際に、校内で大事にされている目標や教育観にコミットする自主研修を実施していく必要がある。よくわからないことをしている人たちにならないように、学校に良い影響を与えている人たちとして管理職に認知されれば学校を変えていくことができるのではないか

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    2025年03月29日
  • 冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法

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    冒険者パーティーになぞらえた組織のあり方はユニーク。イメージもしやすいし、ジョブに対する意識の持ち方も直感的でジョブ型制度の理解にも良い感じがする。

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    2025年03月13日
  • 冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法

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    これから就職活動をする新卒や学生、転職しようとしている人にまずはぜひオススメしたい一冊。
    後半の「実践」はとても具体的だが、前半の「理論」をまずは何度か繰り返し読んでおきたい。CCMモデルの構造の整合と文化の整合の2つは概念としては認識しているつもりだったが、その間にある4つの探究が明示的に概念化されていて思わず「これだ!」と感じた。この4つ探究をいかに自分の中の行動に落とし込んでいくのかを考えて実践に移していかねばとも思いつつ、「組織の意思」でどんどん変わってしまう現実にどう整合性を合わせていけば良いのかもとても悩む。

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    2025年03月05日