安斎勇樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
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ファクトリー型とワークショップ型
★拘りを見つけ育て、囚われを疑い問い直す
過去の武器は未来の足枷
拘りの尊重、適度な制約、遊び心を擽る仕掛け
見立て、組み立て、投げかける
拘り、囚われは何?
ぶっちゃけ?
価値観→観点→評価、確証バイアス
★★見立て:場の目的、見たい光景、現在の様子
★情報共有、擦合せ、アイデア出し、意思決定、FB
★フカボリ①素人質問②ルーツ発掘③真善美
→①そもそも
→②where・when
→③良い〇〇とは
★ユサブリ①パラフレイズ②仮定法③バイアス破壊
→①言い換えると・例えると
→②もし・仮に〇〇なら
→③除外すると
冒頭1分が勝負:予告・共感・煽動・ -
Posted by ブクログ
なにかをより良くしよう、問題解決しようとしたときに「どうすれば⚪︎⚪︎か?」という問いを立てるが、そもそも問いの立て方が間違っているといくら話し合っても解決しない。
でも当事者たちは問題がそこではないということに気づかないまま解決に向けて話し合いを重ね、お手上げになることが往々にしてあるようだ。
そこで筆者のようなファシリテーターが必要となる。
ファシリテーターは企業の会議などの場で中立的な役割を果たし、課題解決のために皆の意見を集約してよりよい方向へ導く役割の人だ。
ファシリテイトするときには、まずは参加者の固定観念に揺さぶりをかけ、本当に皆が問いとすべきこと(考えるべきこと)は何なのかをと -
Posted by ブクログ
ファシリテーションの説明を読むのは難しい。なぜなら、ファシリテーションには「空気」があるからだ。
「その場はあたたかい雰囲気でした」と説明されても、その雰囲気は頭ではわかるが、でもそれは、その場の雰囲気を理解したことにはならない。
同様に、ファシリテーションを説明されても、頭では理解できるが、ファシリテーションの実際を理解したことにはならない。ファシリテーションの説明を読む難しさはそこにある。
しかしそれは、著者らの説明不足、言語化不足ということを意味しない。むしろ、説明や言語化は充分である可能性もある(「可能性もある」という但し書きは、ファシリテーションの実際を私が理解できていないので -
Posted by ブクログ
ネタバレ思考の幅を広げるべく手に取った本
認知的不協和や過去からあった概念の部分も存在するがわかりやすくまとめており、とてもおもしろい本。
アウフヘーベン的な話も。
いろんな矛盾の構造を整理した本とも
memo
・感情パラドックスに着目する
感情パラドックス:矛盾する感情の存在。どちらかを優先すると納得のいく答えが出せなくなる状態
論理パラドックス:矛盾する主張の存在。どちらかを正しいと仮定すると論理的に正しい答えが出せなくなる状態
・2つの相反する感情の存在をまず認識することが厄介な問題に立ち向かうための一歩となる。
・ジレンマは自分の外側に明確にAorBの選択肢が存在するケース。