安斎勇樹のレビュー一覧
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1.自分の問いかけをレベルアップさせるため、自分の質問で相手の感情を刺激するためにはどうしたらいいのかを考えるために読みました。
2.ファクトリー型組織として成功してきた日本にとって、現代は危機的状況に陥っていることは周知の事実です。そして、コミュニケーションが大事なことも周知の事実です。しかし、なぜ変われないのか?それは、「質問する側」に問題があり、お通夜ミーティングを繰り返してしまうからです。
本書では「問いかけ」とは相手に光を当てるスポットライト的な存在として例えながら述べています。問いかけのやり方1つ変えるだけで相手の感情を刺激し、心理的安全を作ったり、信頼関係を築く一歩が生まれます -
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とにかくタイトルが好き。秀逸。
リフレクションをしようではなくて、今の時代のソーシャルノイズから、静かな時間の必要性を伝えて、それでリフレクションがいるという流れの話。
それをタイトルで伝えているのが好き。
リフレクションの効用、重要性はわかっているし、やったほうがいいことがわかっているけど、あまり習慣にできてない。
でも、静かな時間が必要というところからスタートで、タイトルでそれを直に伝えているからこそ、静かな時間を確保しなきゃなと思える。
自分の足りてないところに刺さった本。
特に日頃からマイノートをつけて、自分の感情や気になることを深掘りする習慣はついているのだけど、中長期的な視点 -
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口語体なのに読むのは若干しんどいめ。
ファシリテーションを「技術」として分解し、どのように参加者の思考をドライブさせるかを体系化した一冊。正直、導入の事例などは「ドリルと穴」の話の焼き直しに感じられて目新しさがない部分もありましたが、中盤以降のフレームワークには実務に転用できそうなヒントが多かったです。
特に役に立ちそうな点として印象に残ったのは、以下の3点です。
1. 「負の制約」からの逆転思考
「やりたいこと」を考える際に「やってはいけないこと」を定義する手法。単に「何もしないこと」を挙げるのではなく、「やってしまうと大変なことになること」を挙げること として捉えるという自分なり -
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ネタバレ「この企画を一箇所だけ変えるとしたらどこがいいか?」「自分が顧客ならこの企画は何点をつける?」などの問いかけで会議を活性化する手法。背景としてはVUCAと表されるような時代の変化に対応して働き方がファクトリー型からワークショップ型へと変わっていく中でファクトリー型の弊害を取り除く必要がある。具体的には4つの弊害が挙げられていて、判断の自動化による認識の固定化、部分的な分業による人間関係の固定化、逸脱の抑制による衝動の枯渇、手段への没頭による目的の形骸化である。
問いかけの例「営業で心がけていることは?」→「営業で意外と上手く行ったテクニックは?」などの抽象的→具体的な問いかけ、「カーナビをど -
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評価
元々の問いかけの作法よりも、さっと見やすい
感想
冒険的な世界観と相まって、より理解しやすい内容に
仕上がったと思います。
あとは実践できるか…だな。
内容
1.冒険的な世界観へ
・効率から創造へと、柔軟な思考による答えのない世界への適応が始まっている
・全てを軍事的や冒険的にするのではなく、割合を持って使い分けるのが現代
1.やるべきことをチームで見つける
2.好奇心に基づいて実験する
3.未知なる状況において変化を厭わない
4.チームで多様な個性を混ぜ合わせる
5.試行錯誤を楽しみ、失敗から学ぶ
2.問いかけのルール
・相手の個性を引き出しこだわりを尊重する
・適度に制 -
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ネタバレ本書は、ファシリテートが上手な人を理論と事例を交えて非常にわかりやすく説明している一冊だった。
特に勉強になったのは、「ファクトリー型」と「ワークショップ型」の組織の違いの視点はである。著者は、ワークショップ型の組織では、参加者それぞれのこだわりを許容することが必要だと述べている。一方で、自分を振り返ると、他人のこだわりに対してどこか非寛容になってしまう傾向があることに気づかされた。
ただ、その非寛容さは単なる拒絶ではなく、相手のこだわりが「深い思考の結果」なのか、それとも「何も考えずに出てきた思いつき」なのか判別しづらいという難しさに由来しているのだと思う。実際、質の高いこだわりは創造性につ -
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担当する研修で、「問い」を扱う回があり、パラパラめくる程度だった本書をちゃんと読んでみることにしました。
私の仕事であるコーチングや対話の場においても、重要になってくる「問い」。
この本は、「問い」という曖昧で掴みづらい対象を、論理立てて見事に説明してくれています。さすがワークショップやファシリテーションの研究者ですね。
同時に、「問い」は感覚的に身につけていくものでもあると思うので、深い理解においてはやはり実践を積み重ねるしかないと思います。
気に入ったのは「哲学を宿す」という言葉。
そう、良質な「問い」は、何気なく過ぎゆく日常に哲学を宿してくれる。
「問い」が、本質的な変化を生 -
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前半はワクワクしながら読みましたが、中盤の自己紹介の辺りは「おぇ〜( ˚ଳ˚ )」となり…そもそもワンピースが苦手なので最初っから違和感はありましたが、そんな感じで残りは半ば流し読みでした。
決して悪い本ではないですし、これから目指すべき組織の方向性は頷けるのですが、細部が理想主義と善意に寄りすぎていて、ディストピア感を感じてしまいました。
あと、どうでも良いことかもですが、造本が嫌でした。
やたらデカイ文字にスカスカの行間で、なのに400ページ超えって…資源の無駄だし、読者をバカにしてるとしか思えません。
内容のポテンシャルは高いのに、いろいろと残念ポイントの多い一冊かな? と。 -
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哲学カフェの運営に興味を持ち、ファシリテーターを勤めるのに何か役立つ情報がないかと思い、手に取りました。
日頃、何気なく行なっている問いかけについて、理論的・体系的に言語化してくれており、非常に有益。
当方教員で、普段から教室やさまざまな場で問いかけを行っているが、その際使っているであろうテクニックがタグ付けされていて、コミュニケーションの奥深さを感じた。
一つだけ印象に残っていることを挙げるなら、対話の大きな流れを事前にデザインする手法に関して。
自分➖組織と過去➖未来を軸にマトリックスを作って、上下に行き来しながら対話を展開するとダイナミズムが生まれるというようなことが書いてあり、