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Posted by ブクログ
素晴らしすぎる!!アインシュタインが良い問いとはよい答えよりも重要であると言ったように、如何に良い問いを立てるかはどの時代において、最重要技法である。
そんな中、本書は類を見ないレベルでこの問いの立て方を整理してくれており、長年この分野で研究されているだけあるなー(上から目線)と感じた。特に基本性質にある問いは創造的対話のトリガーなるについて、答えを出すために問いを設定するのではなく、色んな意見を出し、そこから新たな問いを生むというループにハッとさせられた。
今までは自分の答えに無意識に寄せようとするクセがあったが、答えのない問いに対してどう対話するかを今後意識したい。
Posted by ブクログ
めっちゃおもしろい。
ファシリテーション、マネジメント、キャリア教育などを専門とする2人の大学教授による共著。片割れの安藤氏はコンサルティングファームの経営者でもある。
それぞれが実際に企業や自治体などから依頼を受けて行ったファシリテーションの事例も豊富に掲載されている。
なによりもまず、言葉の定義や、伝えるべきことの構造などを筆者らが丁寧に検討し組み上げた本であることがわかる。それが好印象だった。参考文献の分量やその密度もさすが大学教授やなぁといった感じ。よく耳にする本から、普通の人は知らないであろう論文までさまざま。
そして、とにかく実践的な書物である。
何か目の前に問題があるとき、まずそれをどのように捉えるか、どのように問い直すことができるか、答えに向かうためにどんなステップを必要とするか、などなど、実践的かつ具体に沿って手順と例が紹介される。
現場で数々の問題解決のサポートを行ってきた著者たちだからこそ書ける、リアルで納得感のある視点がいくつも登場する。
問題解決のためには、まず正しく問いを立てなければならない。目先のファシリテーション技術に頼るだけではダメで、根本の問題認識、課題設定が重要である。あらためて問い直したとき、もしかしたら元々認識していた問題とは別角度の問題に気がつくかもしれない。
では具体的にどんな事例があり、どんな問いを立てるべきか?それらを具に、順を追って解説してくれる。
だから、別にファシリテーションをしたいとか何かに実際困っている、という人でなくても、読み物としておもしろく読めるだろう。
Posted by ブクログ
ワークショップにおいて、議論を活性化させ、より生産的な場にするための手法をまとめた本。大切なことは、課題の質・ワークショップの進め方・思考法と環境の整備だと思う。
ワークショップの進め方がどんなに良くても、課題の質が悪いと良い結論を得ることはできない。逆に、課題の質が良ければ、議論が活発になるそうだ。勝負は戦う前にすでに決まっているのである。
ワークショップの進め方は、イントロダクション→知る活動→創る活動→まとめの順序で行うのが一般的である。イントロダクションでは、掴みとして無関係な話題を出すのではなく、簡単なものでいいからテーマに沿った話題をすることが大事である。その後の、知る活動や創る活動に気持ちや考えが入りやすくなる。
思考法は、最も大切なことだと考える。課題のデザインからメイン活動まで幅広く活用することができるからである。個人的には、天邪鬼思考、道具思考、哲学的思考が大事だと感じた。他にも、時間軸や社会レベル・個人レベルの影響の大きさ、課題の細分化など多様な考え方が記載されている。
本書の土台は、課題を様々な視点から見ることで、そのための方法が網羅されている。日常から勉強、仕事まで応用できる。
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ビジネス・実用
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