森恒二のレビュー一覧
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タイトルが問題
「自殺島」。
本篇を読めば確かにこのタイトルでおかしくないんだけど、どうも「自殺をするための島を扱った安っぽいマンガ」をイメージしてしまう。
実際、マイナーな作品でそんな内容のマンガ、多いし。
読んでみれば、むしろ「生きるとは何か」をテーマにしたサバイバル作品だとわかる。
これはタイトル詐欺ならぬ、「タイトル損」じゃないかな。
もっとも、内容自体は同じ作者の「創世のタイガ」とかなり共通点が多い。
舞台が現代の絶海の孤島か、原始時代かの違いであり、サバイバルと生への執着という面では同じ。
まあでも、面白いからいいんだけどね。
ちょっとクセのある絵も、慣れてしまえば「これぞ森恒二」という感じで寧ろいい感じ。
タイガとどっちが好きかと言われればなかなか難しいけど、サバイバルものが好きならぜひ読んでみる価値のある作品だと思う。 -
ネタバレ 無料版購入済み
マンモスとの対峙
徐々に集落の人たちとも打ち解けてくるタイガ君たち。ネアンデルタール人との戦さでは、逆にイキイキしているので、大学生仲間からは苦言なども。
確かに戦わなければこちらが殺される側になりそうな世界ではありますので。
移動するマンモスの群れは木を薙ぎ倒し、あたりの植物を食べ尽くしてしまうので、狩猟採集生活よろしくマンモスのいない土地に移動しなければならなさそうですが、タイガ君はマンモス狩りを提案します。
その事前の具体策としてヘラジカのような大きい鹿に、返しのついた銛を使ってみせたりで、マンモス狩り、1巻冒頭の場面に繋がるのでしょう。
タイガ君たちが歴史を変える宅割を持っているとしたら、マンモス狩りも始めた、ということかも知れません。マンモスの絶滅、人類に狩られたからかも知れませんし(この辺は諸説あるようです)