布施祐仁のレビュー一覧

  • 日報隠蔽 自衛隊が最も「戦場」に近づいた日
    推しの三浦英之の本。読めば読むほど彼のちからに驚かされる。布施祐仁もすごいね。
    死にかけたジャーナリストの中に彼らのような人がいるのならもうひと息頑張ってみよう。
    戦争する国作りを目指す岸田や右派の連中より、まっとうな人間と連帯したいと思うから。
  • 「戦後再発見」双書10 日米同盟・最後のリスク なぜ米軍のミサイルが日本に配備されるのか
    本書もまた戦前から命がけで戦争に反対して来た100年続く野党=日本共産党が戦後も以前から訴え続けて来た事と殆ど同じである。終わりの方のASEANの評価までも。

    これはどういう事を意味するのか、件の政党とはイデオロギー的には異なる、全く別系統の研究の結果がほとんど同じ結論を導き出しているのである。
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  • 「戦後再発見」双書10 日米同盟・最後のリスク なぜ米軍のミサイルが日本に配備されるのか
    今年最高の1冊。

    第二次世界大戦中、日本政府は本土防衛のために、沖縄を時間稼ぎのために捨て石とした。

    今、日本がアメリカの覇権維持のために、捨て石にされようとしている。
  • 経済的徴兵制
    多数の人たちには「見えない」ところで、すでに戦争の準備はなされている。ほう、いつでも始められるように。
  • 日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか
    警察、外務、経産と読んできて今度は防衛省の日報隠蔽事案について読んでみた。情報公開を武器に防衛省に迫るフリージャーナリストの布施氏と南スーダンの現地を取材する朝日の三浦記者の共著。読みやすさ、両者のコラボレーションもさることながら、問題に当事者として取り組んでいった布施氏の着眼と問題を炙り出した能力...続きを読む
  • 日報隠蔽 自衛隊が最も「戦場」に近づいた日
    2016年、南スーダンにPKO活動として派遣されていた自衛隊をめぐり、「文民駆け付け警護」等の任務が新たに付与されようとしていた矢先、その派遣先である南スーダンで政府軍と反政府軍との間で激しい戦闘が発生しました。
    自衛隊をPKO派遣する前提として「戦闘状態にある現場には派遣しない」という原則があった...続きを読む
  • 日報隠蔽 自衛隊が最も「戦場」に近づいた日
    「戦闘」か「衝突」なんてどうでもいいよ、というか南スーダンて内戦状態じゃないの?と当時も思った。日本が積み重ねてきた「信頼」が崩されていっている。なぜ安倍政権は改憲に執着しているの?なぜ人命を軽んじるのか。誤魔化されていること、知らされていないこと、私達が知ろうとしていないことがもっとたくさんあるの...続きを読む
  • 経済的徴兵制
    経済的徴兵制。布施祐仁先生の著書。世界には軍隊に行きたくなくても経済的な理由で軍隊に行かざるを得ない人が多い。それは徴兵制ではなくても徴兵制と変わらない。日本でも少しずつ経済的徴兵制に近い社会になっていくのかもと思うと暗い気持ちになります。
  • 日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか
    布施さんや三浦さんがいてくださる世界とそうでない世界。全く違う世界になる。
    それほどの仕事のできない私(たち)は、せめて彼らの仕事がムダにならないようにしなければならない。
  • 日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか
    日頃ニュースを追っていないし政治にも自衛隊にも疎い私ですが、すごく分かりやすかった。
    日報隠蔽の深刻さ、PKOの危うさ、現政権の異常さ、日本人の無関心…などなどが理解でき、恐怖しました。
    同時にジャーナリスト、報道の力に期待が持てました。憲法9条のありがたみを改めて感じています。誰かに任せきりじゃな...続きを読む
  • 経済的徴兵制
    安保法案をめぐり、それに反対をする側からは、徴兵制の問題もよく指摘されてきた。本当にこの時代に徴兵制なんて復活するのだろうか…とずっと疑問だった。これまでの国家VS国家の通常戦とはちがい、今、起きているのは、武装勢力などによるゲリラ戦であることのほうがはるかに多いから。期間限定で徴兵されても対応でき...続きを読む
  • 「戦後再発見」双書10 日米同盟・最後のリスク なぜ米軍のミサイルが日本に配備されるのか
    この本が出版されて2年たったが、リスクはますます高まったように思われる。
    いざという時にはアメリカが助けてくれるという神話から抜け出せない国民が、政府の、アメリカの言うがままの防衛力増大にノーと言えてないのだ。北朝鮮や中国の脅威を煽られるまま防衛にもっと力を入れなければと思わせられている人が多すぎる...続きを読む
  • 自衛隊海外派遣 隠された「戦地」の現実
    自衛隊の海外派遣について、とてもわかりやすく書かれていた。地道な資料請求、取材に一国民として感謝したい。肝心な資料を隠蔽したり、破棄したり、改竄したり、開示されても真っ黒だったり、そんなことは本当にやめて欲しい。
    日報の保存期間が延長され(破棄できなくなった)公文書館に移管されることになったのは、著...続きを読む
  • 自衛隊海外派遣 隠された「戦地」の現実
    日報隠蔽問題が発覚し、当時の防衛大臣や、自衛隊幹部が辞任する事態にまで至った南スーダンPKO活動。その時に明らかになったのは、どう見ても戦場となっている地域に自衛隊を派遣しながら「停戦合意がある」、銃撃戦があっても「散発的な発砲がある」等の事実を捻じ曲げた政治家のロジックでした。自衛隊のPKO参加は...続きを読む
  • 自衛隊海外派遣 隠された「戦地」の現実
    国際平和協力法、PKO法による自衛隊の海外派遣が始まって30年が過ぎていた。自衛隊が派遣された場所は、それまで紛争地でまだ敵対する勢力が停戦に合意しているだけの戦地であったことを、情報公開された「活動」日報によって明らかにする地道な取材で明らかにしてくれる労作。今ウクライナで戦争が起こっている時に自...続きを読む
  • 日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか
    他書の引用で紹介されていたので、自分には珍しくドキュメンタリーを手に取りました。政府の隠蔽体質を暴く丹念な取材は、稲田大臣とは好対象なファクトを積み重ねた結果だったと言えるだろう。著書のようなジャーナリストが居なければ、政府の現実無視(南スーダンの戦闘状態)、実績作りありきで政策をを操る政府の危うい...続きを読む
  • イミダス 現代の視点2021
    世の中のことにとても疎いので読んでよかった。


    印象に残ったワード「全体主義」「差別」「ファシズム」「水道法改正」「種苗法改定」「カジノ」「歴史修正主義」


    コロナ禍だからこそ伝えたい「自由」と「権利」と「多様性」
    p19「自由や多様性を守る」ということは、(コロナ禍で)マスクをしない人も、バー...続きを読む
  • 日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか
    身内に自衛隊員がいながら、今頃このようなもの読んでいる自分のアンテナを先ずは猛省。

    フリージャーナリストの布施祐仁氏が防衛省・自衛隊の日報隠蔽を調査報道して稲田大臣達を辞任に追い込んだ事件は記憶に新しいが、隠蔽ばかりがフォーカスされた結果、肝心の南スーダン情勢そのものは然程クローズアップされずに森...続きを読む
  • 日報隠蔽 自衛隊が最も「戦場」に近づいた日
    ジャーナリストの矜恃ここにあり!
    大まかな推移は、「はじめに」で三浦英之さんが3pでまとめている。
    それを更にまとめると、

    2012年南スーダンに自衛隊が平和維持活動(PKO)で派遣される
    2016年7月、大統領派と副大統領派の、首都ジュバでの大規模な戦闘が発生する。
    当時、日本政府は「政府軍と反...続きを読む
  • 日報隠蔽 自衛隊が最も「戦場」に近づいた日
    世間で騒がれた自衛隊派遣の裏にこんなことが行われていたのは衝撃的。しかし、やっぱりね。という感じもした。