布施祐仁のレビュー一覧

  • 自衛隊海外派遣 隠された「戦地」の現実

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    積読を遅ればせながら2026に読み終えた。PKOにおける自衛隊海外派遣に関するものであるが、最近の防衛装備品に関する方針の転換や、より踏み込んだ他国との連携の理解の一助になるかと思い読み始めた。
    自衛隊の海外派遣についての書籍は、多くは否定的な論調であるイメージであるが、本書は公文書(多くが黒塗りではあるが)、ここから国会答弁と現場のギャップを明らかにすると共に、他国軍との対比により課題を明らかにしている。
    そこで終われば☆3~4かなというところであったが、第5章において日本の制約を踏まえての貢献について論じている点をが評価できる。
    また、現に防衛省はこの方向で取り組んでいる点についても、答え合わせではないが、本書の評価の理由である。

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    2026年06月07日
  • 経済的徴兵制

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     2015年の安保法制反対運動のタイミングで書かれた一冊。10年前の著作だが、基本的な構図は現在も変わらないどころか、ロシア=ウクライナ戦争、イスラエルのガザでのジェノサイドなどを見ていても、軍=戦争が生命の格差を前提としていることがグローバルな規模であらわになっている。ジャーナリストとしての活動の中で得た内部資料もふくめ、戦争を前提とする社会、組織としての軍隊と政治との関わりを考えるさまざまな事例を提供している。

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    2026年04月03日
  • 従属の代償 日米軍事一体化の真実

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     重たい本だった。日本の歴代首相がいかに対米従属を推進してきたかという厳然たる事実を再確認させられるばかりでなく、その代償として私たち日本人が払わなければならない代償を突きつけられているからだ。アメリカファーストと謳う国が日本の払う犠牲をどれほど考慮するかは、火を見るより明らかだろう。結局米軍の手先として便利に使われて捨て石とされ、日本人が捨て石として使おうとしている南西諸島ばかりでなく、日本全土に再び核の雨が降り注ぐ可能性は否定できない。その恐ろしさに比べたら『外国人問題』なんて問題外、と思わせられる。

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    2025年07月22日
  • 従属の代償 日米軍事一体化の真実

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    詳しく語られているのか否かもよく判らず、通暁している人が多いとも思い悪いテーマだが、大変に大切な内容なのだと思う。そういうことを解り易く説く本書に出逢えたことが善かったと思っている。非常に「新書らしい」という感じの読書体験が出来たと思う。
    防衛を巡って様々な用語が飛び交う場合が在る。そういう用語が一定期間飛び交うと、特段にその種の話題が出るでもない様子になってしまい、何時の間にか忘れている。そんなことが多いように思うのだが、本書はその種の用語に纏わる経過を少し掘り下げながら、1950年代という少し旧い辺りから2020年代の近年の新しめな様子迄を要領よく纏めていると思う。そうした中で「何時の間にかこういうような様子になっている…?!」という提起をしている。知っているような知らないを、広い層の読者が判り易いように纏めて伝えるという「新書」の感じというものだと思う。
    結局、様々な経過を経て、日本国内に「対岸の敵性施設を狙い撃つ」という性能を有したミサイルが配置されるようになり、同盟国の指揮下で「何時でも撃てる」というような様子に「なっている?!」という様子な昨今である。「本当にこういうので善いのか?!」とううのが筆者の問題提起であるというようにも思う。
    「シームレス」という「だ段差が無い」という用語の下で、実質的に「米軍の一元的な指揮の下」という状況で、「ミサイル」と呼ばれる「誘導弾」を方々に配置している日本の様子に関して、鳥瞰的に解説しているのが本書であると思う。こういうような事柄は「知っておくべき」というように思う。こういう一冊は貴重だ。出くわしたことを善かったと思う。

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    2025年03月30日
  • 従属の代償 日米軍事一体化の真実

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    日本は「専守防衛」と「非核三原則」を貫き、保持する軍事力は領土・領空・領海の防衛に必要な最小限のレベルにとどめた上で、ASEANと連携して米中対立を克服し、平和共存の理念に基づく包摂的な国際秩序を形成する外交に全力を尽くすーーーこれが筆者の主張
    日米軍事一体化から台湾有事には日本への攻撃は不可避、戦域核兵器の使用の可能性もある
    説得力のある主張だったと思う。

    【目次】
    はじめに
    第1章 南西の壁
    第2章 中距離ミサイルがもたらす危機
    第3章 米軍指揮下に組み込まれる自衛隊
    第4章 日本に核が配備される可能性
    第5章 日米同盟と核の歴史
    第6章 米中避戦の道
    おわりに
    主要参考文献

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    2024年12月04日
  • 自衛隊海外派遣 隠された「戦地」の現実

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     南スーダンPKO時の日報隠蔽問題を明らかにしたジャーナリストによる新著。カンボジアから始まる30年間の自衛隊PKO活動を振り返り、日本政府の「二枚舌」=国内向けの法解釈とPKOの現実が乖離しているさまを明らかにする。
     個人的な関心からすると、PKOに対する考え方が国連内部でも大きく変化してきたにもかかわらず、日本政府の法解釈・法の建て付けが基本的に変わっておらず、そのことが矛盾をより深刻にさせているという議論が興味深かった。これは一方で、ポスト冷戦期の自衛隊が「国際平和」のエージェントとして活動できるのではないか、という期待を担っていたこと、にもかかわらずそうしたあり方は実現せず、紛争当事者に対する中立性が担保された場面が存在しなかった、ということでもある。

     当然ながら、国連の戦争と平和にかかわるミッションも、1990年代以降の歴史的展開を踏まえて考える必要がある。当時の言説を振り返るうえでは、このような環境の変化も忘れるべきではないだろう。言い換えれば、「国際貢献」としての自衛隊派遣というスキーム自体がすぐれて歴史的だった、特定の時代の刻印を帯びたものとしてあったのだ。

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    2024年09月22日
  • 日報隠蔽 自衛隊が最も「戦場」に近づいた日

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    推しの三浦英之の本。読めば読むほど彼のちからに驚かされる。布施祐仁もすごいね。
    死にかけたジャーナリストの中に彼らのような人がいるのならもうひと息頑張ってみよう。
    戦争する国作りを目指す岸田や右派の連中より、まっとうな人間と連帯したいと思うから。

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    2023年08月24日
  • 「戦後再発見」双書10 日米同盟・最後のリスク なぜ米軍のミサイルが日本に配備されるのか

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    ネタバレ

    本書もまた戦前から命がけで戦争に反対して来た100年続く野党=日本共産党が戦後も以前から訴え続けて来た事と殆ど同じである。終わりの方のASEANの評価までも。

    これはどういう事を意味するのか、件の政党とはイデオロギー的には異なる、全く別系統の研究の結果がほとんど同じ結論を導き出しているのである。
    自然科学の世界では追実験が大変重要であるが、同様にこれは両者が相互にその正しさを証明している事になる。ここが大変重要である。
    そしてこのリスクというよりハザードから我が国が逃れるにはどうするべきか、それは言わずと知れた事であろう。

    このまま放置すれば、日本がアメリカの使い捨ての砲台とされ、中国と戦争になれば米軍の主力は逃げるだろうが、それはICBMによる報復=全面核戦争に直結し、地球人の終焉となるだろう。

    私個人の本書と僅かに異なる感想は、それでも戦争は偶発的に起きるのでは無く、長期間かけて入念に準備され計画的に行われると言う点である。

    その準備の例としては有権者の戦争への批判力を子供のうちから奪う「好戦的タカ派メディアミックス」」が挙げられる。
    それは学校教育に始まり、マスメディア、漫画、アニメ、映画、ゲーム、ガンプラ等の玩具、幼い女児向けのお人形にまで至る。

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    2023年03月23日
  • 「戦後再発見」双書10 日米同盟・最後のリスク なぜ米軍のミサイルが日本に配備されるのか

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    今年最高の1冊。

    第二次世界大戦中、日本政府は本土防衛のために、沖縄を時間稼ぎのために捨て石とした。

    今、日本がアメリカの覇権維持のために、捨て石にされようとしている。

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    2022年11月18日
  • 経済的徴兵制

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    多数の人たちには「見えない」ところで、すでに戦争の準備はなされている。ほう、いつでも始められるように。

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    2022年07月26日
  • 日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか

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    警察、外務、経産と読んできて今度は防衛省の日報隠蔽事案について読んでみた。情報公開を武器に防衛省に迫るフリージャーナリストの布施氏と南スーダンの現地を取材する朝日の三浦記者の共著。読みやすさ、両者のコラボレーションもさることながら、問題に当事者として取り組んでいった布施氏の着眼と問題を炙り出した能力には脱帽。

    両者の分析を一言で言うと、防衛省・自衛隊は十分な権限の無い中で戦闘に巻き込まれる危険性を、現地部隊中心に認識していたが、安保法制の適用実績を作りたい官邸、自衛隊を売り物にしつ国連常任理事国に入りたい外務の思惑もあり、現地の生情報は出せなかった。そのため、情報公開請求に不存在で対応し、矛盾をつかれ、後手後手の対応と相俟って、最後は大臣、事務次官、陸上幕僚長というトップの退任まで話が拡散したという事案。

    布施氏の分析を読んでいて気付くのは、
    ・やはり正確な情報提供による国論が必要不可欠であること。そうしないと国益を害する可能性がある。
    ・現状の憲法9条の状況は明らかにおかしい。改正して権限をきちんと与えて派遣するか、9条を金科玉条のように守って別の形での貢献とするべき。現状のままでは、事実を捻じ曲げてなんとか憲法の身の丈に合わせて論理構築して派遣するという中途半端な状態に。これでは派遣される自衛官が気の毒であり、国民も半ば騙すことにもなる。
    ・情報の隠蔽は結果としてバレる(部内に不満が必ず残る)。政敵を葬るためのリークもあるだろうが、本件でリークした官僚・自衛官の多くは義憤に駆られたのでは無いかと思う。やはり、物事には大義が重要だと思う。
    ・古賀茂明氏、佐藤優氏の著書にあった行政の無謬性の原則がここでも登場する。一度、不存在にしたものが存在することがあってはならない、国会対策上もたないという黒江事務次官の内部での発言。こうした無謬性を日本の官僚は捨てる必要があるだろう。
    ・布施氏の情報公開の使い方が水際立っている。複数の文書からヒントを見出して問題点を炙り出す。これで国会議員やメディアに火がつくと一気に事案として拡大するというメカニズムになっている。
    ・記者クラブメディアの中でも、右寄りのフジテレビやNHKも本件を追っている。これは、やはり防衛省の対応に問題があれば、メディアスクラムが発生するということ。

    パッと思い浮かぶだけでも以上の発見点あり。良い読書だった。

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    2021年01月02日
  • 日報隠蔽 自衛隊が最も「戦場」に近づいた日

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    2016年、南スーダンにPKO活動として派遣されていた自衛隊をめぐり、「文民駆け付け警護」等の任務が新たに付与されようとしていた矢先、その派遣先である南スーダンで政府軍と反政府軍との間で激しい戦闘が発生しました。
    自衛隊をPKO派遣する前提として「戦闘状態にある現場には派遣しない」という原則があったため、安倍政権は頑として「戦闘ではなく”武力衝突”である」等の答弁を繰り返しました。事実確認のため、本書の著者である三浦氏が当時の日報を情報開示請求したところ、「日報は破棄されているため開示できない」との回答が出されます。以後の国会でも「日報は規則に従って破棄されており存在しない」と一貫して当時の稲田防衛相は答弁しました。しかし、のちに日報は自衛隊内で保存されている事が発覚し、最終的には日報の隠蔽であったとして稲田防衛相、陸上幕僚長、防衛事務次官などの最高幹部が辞任する事態へと発展しました。
    本書はこの一連の事態の推移を追うのですが、その構成は、稲田氏の答弁を中心に布施氏による日本の国会での答弁を追った章と、三浦氏による南スーダンの現場ルポの章が交互になっています。実弾が飛び交い、政府軍による市民への暴行が絶えない南スーダンの現場が誰が読んでも危険な状況であることが明白であることと、実弾が飛び交う状況を「戦闘」ではなく「武力衝突」だと言い張る稲田氏の答弁をはじめとする国会でのまさに”言葉遊び”のような難解さとのコントラストがあまりにも際立ちます。
    国会で稲田防衛相や安倍首相が、のらりくらりと訳の分からない答弁を繰り返している間にも、数百人規模の銃撃戦や、迫撃砲弾、ロケットランチャーを乱射するような戦闘が宿営地のすぐ傍で発生するような切迫した状況に自衛隊員達は置かれていました。少年兵も多い現地で、もしも少年兵が自衛隊へ発砲してきた場合について「相手が少年兵だったら、こちらが撃つよりも撃たれることを選ぶかもしれない」と証言する隊員もいました。
    森友・加計学園、桜を見る会についても都合の悪いことについては記録が残っていないと言い倒し、つい最近もコロナウィルス感染対策の専門家会議も議事録を残していないと平然と言ってのける安倍政権。
    毎日の報道だけでは、事態の全体像を掴み切れない事も多いですが、本書は日報隠蔽の事態を再構築して分かりやすくまとめてあり、少しでも多くの人に読んでもらいたいと感じました。

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    2020年06月03日
  • 日報隠蔽 自衛隊が最も「戦場」に近づいた日

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    「戦闘」か「衝突」なんてどうでもいいよ、というか南スーダンて内戦状態じゃないの?と当時も思った。日本が積み重ねてきた「信頼」が崩されていっている。なぜ安倍政権は改憲に執着しているの?なぜ人命を軽んじるのか。誤魔化されていること、知らされていないこと、私達が知ろうとしていないことがもっとたくさんあるのだろうなと感じた。

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    2020年04月28日
  • 経済的徴兵制

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    経済的徴兵制。布施祐仁先生の著書。世界には軍隊に行きたくなくても経済的な理由で軍隊に行かざるを得ない人が多い。それは徴兵制ではなくても徴兵制と変わらない。日本でも少しずつ経済的徴兵制に近い社会になっていくのかもと思うと暗い気持ちになります。

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    2019年04月05日
  • 日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか

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    布施さんや三浦さんがいてくださる世界とそうでない世界。全く違う世界になる。
    それほどの仕事のできない私(たち)は、せめて彼らの仕事がムダにならないようにしなければならない。

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    2018年05月06日
  • 日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか

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    日頃ニュースを追っていないし政治にも自衛隊にも疎い私ですが、すごく分かりやすかった。
    日報隠蔽の深刻さ、PKOの危うさ、現政権の異常さ、日本人の無関心…などなどが理解でき、恐怖しました。
    同時にジャーナリスト、報道の力に期待が持てました。憲法9条のありがたみを改めて感じています。誰かに任せきりじゃなくて、自分たちで守っていかなければと思います。

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    2018年04月10日
  • 経済的徴兵制

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    安保法案をめぐり、それに反対をする側からは、徴兵制の問題もよく指摘されてきた。本当にこの時代に徴兵制なんて復活するのだろうか…とずっと疑問だった。これまでの国家VS国家の通常戦とはちがい、今、起きているのは、武装勢力などによるゲリラ戦であることのほうがはるかに多いから。期間限定で徴兵されても対応できるわけはないのではないかと。本書を読んでみて、おそらく徴兵制は定められないだろう。これまでどおり、「志願制」でいくのだろうと思う。ただし、アメリカで問題になっているように、経済的弱者が「志願」する仕組みができあがるだろうということは想像にかたくない。そういう意味では、「志願制」=「経済的徴兵制」と言っていいのだろう。また、自衛隊への志願者をかき集めるためにものすごい費用が投入されてきた歴史が見えてきた。そのことは念頭になかったので、自衛隊への入隊は狭き門という認識は訂正せねばならないことがわかった。だからこそ、今、考えるべきことは、戦うということはどういうことなのか、本当の意味での「平和」貢献とは何なのかということなのかもしれない。また、「後方支援」というきれいな一言でまとめられてしまっているが、その具体的な内容は何なのかを知ることが大事なのではないかと思う。そして、何よりも今、自衛官として働いている人たちが様々な矛盾の中に立たされたまま、海外に派遣されていることが早急になんとかしなくてはいけないことだと思った。(とても乱暴だけれど、安保法制が必要だと考える人こそ、率先して自衛官になり、国家を「守る」べきなのでは?なんて思ってしまう今日この頃。)

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    2016年04月30日
  • 従属の代償 日米軍事一体化の真実

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    読もうと思ってから1年も経っていた。
    その間に「従属の代償」がどんどん大きく膨らんでいく道筋を辿っているのではないか。
    昨日布施さんのXでの引用で知ったのだが

    中国、中距離ミサイルシステム「タイフォン」の日本からの撤去要求

    らしい。合同訓練の際に持ち込まれたらしい。
    その他、地対艦ミサイル訓練も日米合同訓練がされたり、自衛隊と米軍はどんどん一体化している。
    アメリカは中国から遠いけど、日本はものすごく近いので、アメリカの言いなりになっていたのでは日本は「従属の代償」を非常に多く払わなければいけなくならないのではないか。国民の命や国土が危機にさらされるのではないか。

    どんどん事が知らない間に進んでいくので、それを布施さんのXで知っては、エーってなって、みんな知ってんの?大丈夫なの?と憂えている。
    アメリカの大統領がまた大統領だから、ますます先のことがわからなくなっている。従属している相手があの人の国なんだよ。

    独立自尊!
    政治家がダメなのは、やはり国民がダメだからだ。
    個人的に描く未来も平和あってこそ。当たり前だが他人事ではないのだ。
    アメリカ一辺倒ではない外交を重視し、アジアの他の国(含中国)と対話を重ね、平和な生活を守る、そういう国であって欲しい。

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    2026年03月15日
  • 従属の代償 日米軍事一体化の真実

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    1945年の敗戦から1950年の警察予備隊発足をスタートに現在の防衛の現状を詳しく記載した本だが、憲法9条の歯止めが長く機能してきたことはある程度認識していた.しかし、実際には数多くの密約の存在があり、事実上アメリカの思い通りの動きが目に見えない形で進行してきたと言えよう.エポックは2022年12月16日に閣議決定された安保三文書(国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画)であり、事実上憲法9条の歯止めは無くなった.国会での審議もなく. 7月20日投開票の参議院選挙では、防衛問題に焦点は当たっていないが、真剣に議論するべきだと思っている.

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    2025年07月15日
  • 従属の代償 日米軍事一体化の真実

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    中国の台頭、米国の地位の相対的な低下などから日米関係も大きく変わりつつある。米国への従属の関係から日本が抜け出すことは簡単ではないだろう。現在の台湾有事の可能性の高まる中、今後の日米関係はどうあるべきか、現状から提言する。
    無関心による従属と選ばれた従属とは大きく異なる。

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    2025年05月21日