矢立肇・富野由悠季のレビュー一覧
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F90ワールドの集大成
本作は全く新しい宇宙世紀ガンダムの外伝作品でありつつも最大の特徴はこれまで宇宙世紀ガンダムの所々で登場したガンダムF90に関するあらゆる要素を拾っている点だ。
最新刊でも知る人ぞ知るF90のライバル機MSA-0120が登場したりアクシズ落としのシーンではF90と関わりを持つキャラが総出演していたりと、F90を追いかけているファンならばニヤリとする仕掛けが満載。ガンプラの販促的性質を持った作品でありながらここまでファンサービスを違和感少なく盛り込む構成の妙には唸らされる。
一方でその反動か肝心の本編の印象が薄くなりがちなのが勿体ないところだがおそらく読者の少なくない割合はファンサービスの方を求めているであろうことも皮肉か。 -
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戦闘シーンが見事です。
主人公達が未だ日常の延長にある一方で、激しい戦闘が繰り広げられます。宇宙コロニーを舞台にした迫力のある描写が魅力的な巻です。
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無印の機動戦士ガンダムです。
無印機動戦士ガンダムのコミカライズ作品です。導入部の巻でありストーリー展開前に、主人公達の背景等が描かれています。
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マシロが…
とうとう本格的にマシロがおかしくなってきたな…
次巻が凄く楽しみです。
あとやっぱりシロッコの個人的なイメージが変わってきた気がします。 -
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核心には近付いてる?
ド派手な戦闘はありませんが、物語は着実に進んでいる巻です。
それにしても葛木ヒヨン氏の絵って初めて見ましたが、稀に作画崩壊やキャラ崩壊してる時があって面白い。 -
Posted by ブクログ
んー…んんんーーー…。
…面白くないわけじゃないんだけどもー。
絵も上手いし、料理のジャンクさと手軽さも「色んな事が気になりだした中年が惹かれてやまない料理」のコンセプトに合ってると思います。確かに美味しそう。
実際に作って食べてみたいかと言われると正直抵抗がありますが(量とかカロリーとか)、カリカリベーコンとカマンベールチーズのチャーハンはかなり美味しそうです。
でもこれ、ラルさんでやる必要、ある?
キャラの外見以外に原作要素がないんですよねぇ。いや、もちろん木馬とドンパチやってる最中に食道楽してほしいなんて思いませんけども…もうちょっとどうにか。
一流のガノタであれば、台詞の端々や仕草などに感心したりするのかもしれませんが。
私の目で見ると、凄い精度のコスプレをしてるおじさんの余暇なんですよねぇ、これ(苦笑) -
Posted by ブクログ
遂に神崎がガンプラ作りに挑戦し始めたことで、3巻目にしてようやくガンプラ制作シーンがじっくりと描かれたね
一方で本作が主題としているのは人前ではっきり言えない趣味を受け入れ、共有する部分にあるのかもなと思う内容だったな
それは兎も角として、いざガンプラ作りを始めようとして最初にしたのが部屋の掃除とは思わなかったけども(笑)
まあ、そうだよね、人を招く予定のない暮らしで繁忙期が重ねれば部屋は汚れていくよね……
桃香による実践的指導、宇宙の空気を明るくする補助
それを受けて自分だけのセイバーを作り上げていく神崎。その中で思うのはセイバーが出来上がっていく興奮だけでなく、こうして趣味の時間を宇宙達と共有できる尊さ
皆の環の中に居ても共感を得られず孤独感ばかり。そのような状態のまま生きていても楽しいと思えることは少なく
だからこそ、年齢が大きく違っても楽しさや趣味を宇宙や桃香と共有できている今を神崎はとても楽しめているのだろうね
そして14話から更に新キャラ登場。ふたりから始まったHGへの恋はどんどん広がっていくね
これまでの登場人物たちがガンダムをかなり深く知っていたのに対して、つぼみは一般知識止まりの超初心者
そんな彼女が恋することになったのは『鉄血のオルフェンズ』のバルバトスだね
個人的には早い段階で視聴を辞めてしまった作品であるだけにちょっと判らない部分もあったりするのだけど、終盤に起こったアレだけは何となく知っている
いわゆる「ネタにして良い」と界隈から認定されてしまった作品……
つぼみは自分というものが非常に薄い人間。それに不満を持っても打ち壊すなんて出来ず。それでも神崎の言葉は心に残り続けていたようで
そんな彼女にとって頼れる仕事人のイメージだったろう神崎が無邪気に笑う顔も、ガンダムらしからぬバルバトスの造形もこれまでのイメージをぶち壊すものになったようで
だからつぼみがバルバトスの姿を通して『鉄血のオルフェンズ』を見た事はこれまでに得た様々なイメージを壊す決定的な一撃となる
けど、すぐにはそれを表明できない。壊しても、新たなイメージを組み上げていないから
それを手助けする桃香の存在が良いね。
つぼみが『鉄血のオルフェンズ』を見て、抱いた点は以前の神崎がSEED DESTINYを見た際に抱いた世間のズレと似たようなもの
世間的には「ネタにして良い」最たるシーンとして扱われてしまったオルガの死亡シーン。でもそういう扱いをされているからって、そのシーンに感情を揺さぶられた人が全く居ないなんて有り得ないんだよね
そうした自分の感情をきちんと表明できたつぼみはこれまでのような自分を持たない人間ではきっと無い
ガンプラ作りを通して、とても尊い自由を手に入れられたようだね
次巻ではまさかのASTRAYからの天ミナですか
名前だけは聞いたことあるけど、どのような作品・機体なのか全く知らないんだよね
これは色々な意味で刺激的な内容になりそうだ -
Posted by ブクログ
一種の趣味モノ。なんだけど、主題として扱っているのがガンブラであり、ガンダムエースに連載している作品であるものだからガンダム成分が特濃
また、私自身初めて楽しんだガンダムシリーズがSEEDである点が主人公の神崎とモロ被りであるのも手伝って妙に親近感が湧いてきたりもする
世の中に趣味の世界を描いた作品は数あれど、導入部の分岐点となるのはその趣味が世間的に受け入れられているか、認識されているかどうか
本作で扱われるガンプラ趣味は認知度は高くてもそれを女の子が楽しんでいるとなれば完全に受け入れられているとは言い難い。作中で描かれているようにガンダムを見た時にはMSよりもキャラクターについてわーきゃー言う方がメジャーな印象は有る
だからか、神崎もガンプラへの関心は持ちつつも人の目を気にしてそれに手を出せなかったという経緯があるわけだ
そんな神崎の前に、それこそガンダムシリーズにおいて主人公の前にガンダムが現れた時のようにふらっと現れたのが女子高生でありながら隠れもせずガンプラ好きの宇宙となるわけだね
……ガンダムを扱う作品なんだから別にいいのだけど、宇宙と書いて『そら』って親の趣味が全力全開で見えてくるなぁ(笑)
それはそれとして、当初は自分みたいに傷つかないようにとガンプラ好きを辞めさせようとしたのに、宇宙のキラキラした目と、それを通して自分の目もキラキラしていると知ってしまった神崎がガンプ好きであることを偽れなくなる導入は好きだなぁ
神崎が最初に作ったストライクガンダムはエールストライカーや武装をつけていないもの
けれど、ガンプラ作りの醍醐味が自分が再現したいシーンの顕現であるなら神崎にとってあの形が完成形
第3話のあのシーンは本作の進む方向性がどのようなものか端的に示しているように思えたね
また、本作ではガンプラだけに話題を終止させるのではなく、ガンダム本編についても好評悪評織り交ぜて言及しているのは好印象
ガンダムシリーズって注目度が高いだけにどうしたってそこらの作品よりも評価ハードルが厳しくなる。そして一度でも駄作認定されたら、それは「ネタにして良い」作品として扱われ続けてしまう
特に第4話で言及されるSEED DESTINYは最たる例だね。個人的にも色々と思う所のある作品であり、言及する際には色々言ってしまう場合もある。でも「ネタにして良い」からってリアルの人間関係の中でも何でも言っていいってわけじゃないんだよね
作品として世に出た以上、酷評されているからって世の全ての人が想い入れも無いなんて事有り得ないのだから
この一連の流れはちょっと自分自身色々反省するものがあるシーンだったかな
神崎と宇宙の二人で始まったガンプラ趣味。次巻からは早くももう一人加わることになるのかな?