ダニエル・キイスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
以前「24人のビリー・ミリガン」が家にあったので読んだことがある。これはその続編にあたるらしい。
というか、ビリー・ミリガン自体が実在の人物だからこれは彼のその後だけれど。
前回の「24人のビリー・ミリガン」では最後に比較的環境のいい精神病院に入院して話が終わっていた(と思う)。ビリーはその後、ライマという評判の悪い精神病院に移送させられた…というところから話が始まる。
ビリー・ミリガンという人は色んな番組でドキュメンタリーが流されたりしたので、知っている人も多いかもしれない。彼は本当にタイトル通りに、心の中に24人の人格がいる。彼本人も合わせたら25人だけど、彼は自殺する可能性がある -
Posted by ブクログ
ネタバレ「不朽の名作!」と言われる程の感動はしなかった。
読み終わった後の何とも言えない感情がもどかしい。あっけなく終わった印象。
家族との再会シーンが印象的。
父親はチャーリィをチャーリィだと認識できなかった。きっと父親にとって息子の知能などどうでもよくて、ただ息子を愛していたんだろうなと思う。
妹はずっと、兄の知能が上がることを望んでいた。だからこそ、再会した時に快く出迎えた。
母親は再会を喜び、そして昔のチャーリィを重ねてヒステリーを起こす。息子をそのままに愛してやりたい。でも、知能のある子だったらどんなによかっただろう。
科学者たちに、そしてアリスに。チャーリィは利用されたのか、それとも愛 -
Posted by ブクログ
日本で映像化されたドラマは2作とも拝聴していたので内容自体は新鮮味もなくある程度予測がついたが原作は一度読んでみたかったので読破できて良かった。
執筆当時の障害者は偏見と差別に塗れていて読んでいて苦しくなる部分があったが人間の悩みの根底には親子関係が根強く影響していることが分かった。
母親への愛情を得るために危険な手術まで受けて知能を得たいと願うチャーリーの直向きさには感動した。知能を得たことにより親しみや愛着というものが失われ孤独になっていく様が自分のように感じた。自分の不遇をないものにねだりするのではなくあるものを生かして生きていくしかない思える作品。