ダニエル・キイスのレビュー一覧

  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    知能が無いときの方が幸せだったかもしれない。自分のことを笑う友達もいた。それでも友達だった。

    人々は知能が高まった状態のチャーリーを人として認識し、存在を認めた。しかし、チャーリーはもともと人間だった。彼はずっと実在していた。



    知能が下がっていくところはとても切なかったが、チャーリーはこの世界を達観していたと思う。手術を受ける前とたとえ同じ知能レベルになったとしても彼の心は発達していた。

    私も幼少期に比べて知能レベルは高まったと思う。幼少期楽しかったこと、興味があったこと、大人の話すことが理解できなかったことを思い出した。ばかで笑われたかもしれないけど、純粋に人生を楽しんでいた。そん

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    2026年01月11日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    チャーリーの運命が切ない、。
    チャーリーが手術を受ける前も人間だったしその後の天才になった後も人間なんだと主張するところとても響きました。

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    2026年01月11日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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     読んだ後複雑な気持ちになった。無意識のうちに
    チャーリーのような人たちを見下して、人間として
    扱っていなかったと思う。可哀想だなとか、要らな
    い憐れみをかけてしまっていた。本人は本人で精一杯生きていて憐れに思われているために生きていないのに。
     
     本文中にたびたび出てきたキリスト教の教え?みたいなやつに納得がいかなかった。神が命や自分の生まれ持った素質を与えるという考え方は嫌いだ。そうすると素質を与えられても本人の努力に関わらず自分の限界は神によって決められている感じがするし、自分の努力も全部神のおかげになっちゃう。逆に生まれながらに何も与えらなかった人は神が与えなかったからしょうがないと

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    2026年01月10日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    最初の50ページの読みにくさが、残酷だけど美しい。
    20年ぶりに再読中。今も昔も面白いと感じますが、見方は少し変わりました。

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    2026年01月05日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    ネタバレ



    知能は人との間に障壁をもたらす。知を求めれば求めるほど、人へ対して疎かになっていく。自分が高みへ行くほど、人間の無知や穢れが見えてしまう。正解を知っていると、正してしまいたくなる。それは時に人間社会と衝突する。人を見透かしたような気になり、人と心が通じ合う感覚を失ってしまう。また、相手も自分との距離を感じて離れて行ってしまう。
    →天才よりもある程度の知能の方が幸せなのかもしれない。現代社会も同じだと思う。政治制度・政策は不完全なもので欠陥がある。賢い人は間違いに気づき、正そうとする。しかし、姑息な政治家に搾取されている制度が確立されているので、それらを翻すのは困難である。賢い人は人間の

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    2026年01月03日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    ネタバレ

    手術を経て、最終的に手術前のチャーリーの優しさと手術後のチャーリーの経験の両方を大切にしながら過ごしていこうとする姿勢がなんとも言えない気持ちになった。
    どの立場になっても、その立場なりの苦しみがある。無いもの、新しいものばかりを欲しがるのではなくて、今までの自分は何が幸せか、何を大切にしているか、そして他の立場の人は何を大切にしているかを考えて、それに前向きに付け加えていけるような経験を求めていきたいと思った。

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    2026年01月03日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    学ぶ事、学べる事はとても良いことであり、それができるのは有り難い事だと思った。
    そしてこれからも人に優しく生きようと思う。

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    2026年01月03日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    ネタバレ

     間違いなく名作。テーマ、着眼点、構成、それに伴うリアリティ。人の本質を考えるためにサイエンスの力を使ったフィクション小説(SF)と感じた。
     あらすじは、ある知的障害者が知力を上げる手術を受け、一般的な人よりも知的能力が向上し、その後また衰退していくというもの。事実だけを記載するとシンプルだが、この過程を本人が書く日記というフォーマットで表現している点が非常に斬新。主人公の主な思考の流れとしては以下。
    ・IQが低く、人を疑うことができない状態。頭が良くなる可能性に非常に期待している。
    ・IQが上昇し始める。自分が信じていた友情が、見下しや嘲りを含んだ感情だと知る。
    ・IQがほぼ最高に到達する

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    2026年01月02日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    ずっと気になっていてやっと読んだ名作。名作であることが納得できる内容でした。
    最後の一文を読んだ後に込み上げてきてぶわぁっと泣いてしまった。 
    知能を失っていくことの恐ろしさ、思いやりと知性との関係と、障害がある人の生きづらさ

    「どおか、読み方や書き方を忘れないよおにしておいてください…」
    私も人生の終盤か、その前にありうるかもしれない、
    知能がどんどんなくなっていく事態に直面したら、きっとこう切実に願うんだろう
    「かわいそうっておもわれるのはいやだ」
    それも当事者はそう思うんだろなとはっとさせられた

    胸が締め付けられる、でも後味は悪くない。
    読んでよかった作品でした。

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    2026年01月02日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    主人に勧められて読みました。最初はなかなか進まなくて…。気づいたら夢中で読み進めていました。

    いろいろな感情が心を締め付けて、苦しかった。
    読後感も辛かった。
    それなのに、本当に良い本だなぁと思いました。言葉で説明するのは本当に難しい。ぜひ読んで欲しい1冊です。
    何かを語らずとも、それぞれの心の中に言葉にはならない何かが必ず生まれると思います。それを大切に生きていきたい。そう思った1冊です。
    2026年の読書は、アルジャーノンからスタートしました。素敵な本に出会える1年になりそうです。

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    2026年01月02日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    これまで読んだ本の中で1番早く読み終わった。登場人物のすべてが自分と重なり、誰の気持ちにも共感した。素晴らしい小説でした。

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    2026年01月01日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    ネタバレ

    この本の本質は何か考えると私は文明の発達は手放しで誇るべき事なのか知能数値が変わることで多角的な視点から見る幸せとはなにかのようなものだと思う。
    文明の発達は凄まじく文化や流行りも目まぐるしく変わっていくその時に健常者にあるものをない人も得られるようになっていく
    盲目の人が目が見えるようになるような事だ
    本当にそれは人類の進歩だと簡単に誇れるのか
    目が見えるようになることは感覚が1つ増えると言うことそれは慣れるまで沢山の時間を要するのではないか、目に見えなかった頃の悪意を知ってしまうのではないか
    今回は知能が人工的に与えられる
    知的障害を持つが心優しく全て自分が劣っていると考えるチャーリー

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    2025年12月26日
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 上

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    多重人格について、以前YouTubeを見た時以来興味を持っていたのと、『アルジャーノンに花束を』が好きだったので拝読。
    初めは周囲の人から見たビリーミリガンについての記載が多く、途中から本人の協力により人格同士の対話もふんだんに書かれていて、とにかくとても面白かった。
    興味深くあっという間に読み進められた。下巻も楽しみ。

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    2025年06月03日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    ★5+
    全員が読むべき作品。

    発想もさることながら、文章の読みやすさやストーリーの明快さ、抑揚がこの本の基盤となっている。
    読み進めるうちに引き込まれるような魅力がある。

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    2026年01月09日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    間違いなく名作。
    知能を得ることによって良くも悪くも今まで見えなかったものが見えるようになって、周りの反応も自分の性格も変わっていく。
    登り詰めた先に下降していくのが悲しくて切ない。最後は自分の意思があるうちに決断し、アルジャーノンへの心遣いも残す…という終わり方がしばらく心から離れなかった。

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    2026年01月01日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

    ネタバレ

    アルジャーノンに花束を

    最初の方はひらがなや誤字ばっかりで読みにくくて嫌だなとか思ったのに見ていくうちにどんどん世界観に飲み込まれる感じがあって最後まで見たら気づいたら泣いてる感じがあってめっちゃ感動した最初は見にくいなとか思ってても数ページ進むだけで時間も忘れて最後まで一気に読んじゃう世界観の引き込みかたが素晴らしい

    #深い #泣ける #切ない

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    2024年08月22日
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 下

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    こんな症状になるまで、幼児期に虐待されるなんて、本当に気の毒だ。物語が終わった後の、日本の精神科医の方のお話を読んで、さらに、悲しくなった。

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    2024年05月29日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

    QM

    ネタバレ 購入済み

    切なくなった

    終始日記風の書き方で、最初幼児の知能レベルで書いた日記はかなり読みづらかったけど、とある日を境に作文能力が急上昇、こんなに変わるもん??!とびっくりしました。
    最初は低知能だったが故にいじめられていると気づかなかったものの、周り対する優しさや希望のようなものが読み取れました。
    「頭がよくなる手術」を受けたことによって、数日後チャーリィの理解力や会話の能力はメキメキ上達、でもそれと同時に小さい頃の嫌な思い出やトラウマがよみがえるようになり、それによって苦しみます。
    物語が進んでいくにつれてより賢くなったチャーリィは、ずっと憧れだった「他の人と政治や宗教や、そういう高度な内容の話がしたい」という夢

    #泣ける

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    2023年12月20日
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 下

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    ネタバレ

    下巻にも人格名と性格一覧を載せてくれよ、と思いながら読み始めたが、順番に新人格が登場してパンチのある紹介(行動)をしていくので必要なかった笑

    "憎悪の管理者"で喧嘩担当のレイゲンだが、ロビンフッドのように貧困の子供を助けて喜んだり、人格の中でもクリスティーンを気に入っていて、スポットに出ていない時は遊び相手になっていたり(レイゲンが必要な時に呼んでも出てこないのでアーサーが探し回ってみると遊び相手をしていた)、レイゲンがエイプリルに唆されてチャーマー・ミリガンを銃殺しようとするのを、アーサーがクリスティーンに止めさせる(効果あり)流れが面白かった。
    アダラナは女性と一体に

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    2023年07月30日
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 上

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    ネタバレ

    人格同士の争いや、他者と各人格とのやりとり中心の話かと思って読み始めてみたら、前半はレイプ事件中心なので、あくまで他者から見聞きして得られた情報のみを記していくのかと思いきや、後半から人格同士の対話が増えてきて、期待どおりの面白さだった。

    ノンフィクションでありながら執筆にあたり、全てが事実通りではなく脚色も入っており、公にされると犯罪として立証されてしまうため伏せられた案件もある(本人の希望を尊重)等の注意書きから始まる。
    そして複数人の登場人物の名前として、人格の名前と簡単な性格などの説明。

    上巻はレイプ事件の捜索からビリーミリガンという人物の登場、裁判にかけての一連の話。
    そして本著

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    2023年07月28日