ダニエル・キイスのレビュー一覧

  • ビリー・ミリガンと23の棺 上

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    あらすじ:「24人のビリーミリガン」の続編。(参考記事:本レビュー:24人のビリー・ミリガン )

    多重人格障害(今は解離性同一性障害 という)のビリーは、連続レイプ事件で逮捕されるが、精神病のために責任能力なしという判決によって無罪となり、精神病院に入る。しかし、政治家やマスコミ、一般市民の圧力により、最重警備施設のライマ精神犯罪病院に入れられる。そこで受けたのは治療ではなく、虐待であり、またもや人格が分裂する。ライマに送られてから、自由の身になるまでの物語。

    やっぱり、ビリーは天才。

    ビリーは、数々の虐待も乗り越え、施設の中でビジネスまで始めてしまう。そして、他の患者を扇動し、暴動を起こす。他の施設に送られてから、医師達の意見が合わず、薬物療法を続けてもらえないことに恐怖を感じたビリーは施設を逃亡。またつかまって、今度はハンガーストライキ。ハンガーストライキの末コンピュータを手に入れ、施設のコンピュータをハッキング・・・。

    周りはすっごい迷惑だと思うけど、どこにいても新しい可能性を見出すところは本当にすごいと思う。わたしにかけている能力やわ。芸術やコンピュータの才能があるだけじゃなく、人を動かす力もあるし、総合的に判断する力も持っている。もし、違う環境で育っていたら、ベンジャミン・フランクリン (電気の発見だけではなく、政治・外交・事業でも大きな成功を収めた人)みたいになってたかも?それとも、この障害があるがゆえにこの才能が生まれたのかな?

    しかし、この才能があるのに、やはり他の人格になったときはすべてをぶちこわすようなことをしてしまう。どうして他の人格は自己の不利益になるようなことをするのか、やはり多重人格って不思議な病だ。しかし、脳陵を切断した人の中には、「他人の手」症候群 と言われる症状が現れる人があるという。右手が自分の意思とは無関係に動くというものだ。右手が自分を絞め殺そうとした事例さえあるらしい。だから、私達が自分だと感じているものは、実際にはビリーと同じくたくさんの人格の共同体なのかもしれない。それぞれが同じ目的のために働いているありの巣と同じだと思うとちょっと気持ちわるいな。

    ☆が前作より1つ減ったのは、今回の作品は、作者がかなりビリーサイドに偏った書き方をしていると感じたから。長い間一緒に仕事をしたために、ビリーに対する思い入れが大きくなったのだろう。でも、ビリーに関わるそれぞれの人の立場に立つと、悪のように描かれている人たちもそれぞれ意見があって、彼らの目では正義のために行動していたのではないかと思える。実際、統合されたビリーがどれほど良い人間だとしても、分裂したビリーが何をするかわからず、しかも、いつビリーが分裂するかわからないとしたら、やはり、近辺をうろつかれるのは不安を感じるだろう。

    この手の本はとても面白いし、様々な想像をかきたててくれる。ただし、自分の精神状態が安定しているときでないと、若干引きずられて欝になるので、注意が必要な気がする。

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    2011年07月11日
  • 五番目のサリー 上

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    ネタバレ

    下巻は一気に読んでしまいました。
    最初は主人公、サリーの困惑が伝わってきて
    こっちまで気がおかしくなりそうでした(・ε・;)
    内容を一言で言うと、知らないうちに4つの人格を作り出していた
    サリーが、医師の助けを借り他の人格と自分の過去を受け入れ
    融合していく姿が描かれている。

    5番目のサリーという題名にも納得。

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    2011年03月06日
  • 五番目のサリー 下

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    各人格が全部融合できてよかった。

    ところで、精神分裂病の人は、基本的に幼少期に性的虐待を受けている人が多いのだろうか?病気発症の理由って、ヒトそれぞれだと思うけど、きっかけってどういう理由が多いのだろう?

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    2010年10月15日
  • ビリー・ミリガンと23の棺 下

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    『24人のビリー・ミリガン』の続編。
    人格統合されてから、あとは平穏に過ごせていると良い、と思った。
    真実は、私には分からない。

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    2010年01月14日
  • ビリー・ミリガンと23の棺 上

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    「24人のビリー・ミリガン」の続きです。
    こうしてビリーは統合された!みたいな。
    私としては統合されて皆が消えちゃったのは結構寂しかったけど。
    正しくは、統合されたから消えたわけじゃないってことです。

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    2009年10月04日
  • 五番目のサリー 上

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    多重人格、五人の人格を持つサリー・ポータの話。
    過去に起こった心の傷、憎悪、怒り、悲しみ、喜怒哀楽を受け入れる事が出来ず分裂したのか。
    一人一人の人格は様々で治療を続けていく内に他の人格と融合していく。
    融合して完全な人間、五番目のサリーになるまでの苦悩、切なさが面白い。

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    2009年10月07日
  • ビリー・ミリガンと23の棺 上

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    貴志の「ISOLA」を読んだ後に事実の話を読むと面白くて仕方ない。

    でも、本編を読んでから読むべきだぁね。

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    2009年10月04日
  • クローディアの告白 上

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    クローディアってあの人に似てるよね。美人で魅力的でちょっとおかしくて。もっと純粋な性格ならあの人もこうなれたかな。2007/8/2

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    2012年07月31日
  • 五番目のサリー 上

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    物語としては面白いけど、情報としては嘘っぱちですよ、お気をつけ!多分彼の作品の中で一番有名なのはアルジャーノンだと思うんですが、泉はコレしか読んでない。内容は…そうだな、一部エロいです(!)

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    2009年10月04日
  • 眠り姫 上

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    ユング心理学をちょこっとかじった人なら涙を禁じ得ない戦慄の一冊。心理学医の作者が小説仕立てで語る人間の「こころのかたち」。ヒロインが体験した過去の暗い出来事が、読み終わった後も日常生活のなかで突然フラッシュバックして傷つくこと度々。日常風景と交錯させて描く人の心は、ありふれた風景だけに現実味を増して、トラウマを植え付けてくれる。

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    2009年10月04日
  • ビリー・ミリガンと23の棺 上

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    「24人のビリーミリガン」の解決編。結局、どうやって24人が一つに戻ったかが書かれています。精神世界の描写がとても切なく感じました。確かに別れていることも寂しいのですが、それが一つになるときの描写が棺に収まると言うのは何だかもの悲しい物を感じました。

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    2009年10月04日
  • ビリー・ミリガンと23の棺 上

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    だいぶ前に読んだ作品だが、いろいろ考えさせられた作品。偏見や差別などに憤慨しながらも深く考えさせられた一作。

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    2009年10月04日
  • 眠り姫 上

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    睡眠障害の女性が意外な犯人を告げる。精神療法家によって彼女の過去や記憶が解き明かされていく。
    最後がまで眠らずに読んでしまった。

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    2009年10月04日
  • 五番目のサリー 上

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    自分の中にも違うじぶんがいるのでは?その真意は?と考えさせられました。心理学の勉強にもなりました。ダニエルいいですね。

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    2009年10月04日