ダニエル・キイスのレビュー一覧

  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 上

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    1977年、ビリー・ミリガンは連続レイプ犯として逮捕された。だが、本人には全く犯行の記憶がない。精神鑑定の結果、彼の中には複数の人格が存在し、犯行はそのうちの一人によるものという事実が明らかになる。初めて『多重人格』により無罪となった男のノンフィクション。

    『ザ!世界仰天ニュース』でも放送され、実際の映像も残っているビリー・ミリガンという人物について、本人へのインタビューや関係者の証言をもとに『アルジャーノンに花束を』で知られる作家が記録作品とする。

    ビリーは幼少のころ、父親の自殺を目撃したころから精神の分裂が始まってしまう。そして分裂が加速したのが、再婚相手となったチャーマーによる虐待や

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    2016年04月29日
  • 眠り姫 上

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    ネタバレ

    プロローグと矛盾する方向でストーリーが展開しているのに違和感を覚えながら読み進めていきました。

    上巻では、その答えは出ず、下巻につながっていくようです。

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    2016年02月17日
  • 五番目のサリー 下

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    5つの人格を持つサリー。
    カウンセリングをしていき、順調に人格を一つにまとめていくのですが
    一番最後に残った、人格がこれまた手強い。

    カウンセラーと患者との付き合い方も難しそうだー。
    無関心でもダメ、親しくなりすぎるのもダメ。
    患ってる本人も辛いだろうが、周りの人や主治医も大変なんだろうな。

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    2014年01月28日
  • 五番目のサリー 上

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    アルジャーノンに花束をの作者が書く、多重人格の一人の女性の話。

    コロコロと人格が変わるので、誰の気持ちで語られているのか、ついていくのが少し大変でした。
    しかし、なんとも生活していくのが困難な病気ですね。
    下巻で多重人格になってしまった理由がもっと詳しく書かれていればいいな。

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    2014年01月26日
  • 心の鏡

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    「アルジャーノンに花束を」の作者としての認識しかないが、こういう空気感のある作品集は読んでいて穏やかな気分になる。

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    2013年06月23日
  • ビリー・ミリガンと23の棺 下

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    政治ゲームに巻き込まれ、ビリーが非常に不当な扱いを受けていることに腹が立った。多重人格者の艱難辛苦というより、権力闘争に利用された者の闘いの記録だと思われる。最後には自由になれて良かったが、これからも大変だろう。「ビリー・ミリガン」は知られているから、どこに行ってもついてくるものがあるんだろうな。

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    2012年01月29日
  • ビリー・ミリガンと23の棺 上

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    「24 人のビリー・ミリガン」の続編。州立ライマ精神障害犯罪者病院への移送されたビリーが、過酷な場所でどのように生き抜いてきたかの記録。人格達がわりかし互いに協力的になってきているので、多重人格者としての苦しみよりも、ろくな治療も受けられない病院でどう切り抜けてきたかが主題となっている。薬漬けでゾンビのようにされ、介護人に殴られることが日常となっている患者達。ビリーと人格達の戦いが始まる。

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    2011年12月24日
  • ビリー・ミリガンと23の棺 下

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    ビリーがようやく多重人格の問題と向き合うような内容で、早足で話が進んでいくような印象でした。
    相変わらず裁判と病院が中心ですが、最後に落ち着いたビリーの様子が書かれていてホッとしました。

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    2011年10月10日
  • ビリー・ミリガンと23の棺 上

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    「24人のビリー・ミリガン」の続編。
    前作で中途半端にしか書かれていなかったことが、しっかり書かれているが、精神病院の話が中心で、前作より重たい感じになっています。

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    2011年10月10日
  • ビリー・ミリガンと23の棺 上

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    あらすじ:「24人のビリーミリガン」の続編。(参考記事:本レビュー:24人のビリー・ミリガン )

    多重人格障害(今は解離性同一性障害 という)のビリーは、連続レイプ事件で逮捕されるが、精神病のために責任能力なしという判決によって無罪となり、精神病院に入る。しかし、政治家やマスコミ、一般市民の圧力により、最重警備施設のライマ精神犯罪病院に入れられる。そこで受けたのは治療ではなく、虐待であり、またもや人格が分裂する。ライマに送られてから、自由の身になるまでの物語。

    やっぱり、ビリーは天才。

    ビリーは、数々の虐待も乗り越え、施設の中でビジネスまで始めてしまう。そして、他の患者を扇動し、暴動を起

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    2011年07月11日
  • 心の鏡

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    短編集。「アルジャーノンに花束を」の短編もあったけど、長編より短編のほうが個人的には好きだと思った。「心の鏡」は心理学を読んでいるような感じだった。

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    2011年05月11日
  • 五番目のサリー 上

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    ネタバレ

    下巻は一気に読んでしまいました。
    最初は主人公、サリーの困惑が伝わってきて
    こっちまで気がおかしくなりそうでした(・ε・;)
    内容を一言で言うと、知らないうちに4つの人格を作り出していた
    サリーが、医師の助けを借り他の人格と自分の過去を受け入れ
    融合していく姿が描かれている。

    5番目のサリーという題名にも納得。

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    2011年03月06日
  • 五番目のサリー 下

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    各人格が全部融合できてよかった。

    ところで、精神分裂病の人は、基本的に幼少期に性的虐待を受けている人が多いのだろうか?病気発症の理由って、ヒトそれぞれだと思うけど、きっかけってどういう理由が多いのだろう?

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    2010年10月15日
  • ビリー・ミリガンと23の棺 下

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    『24人のビリー・ミリガン』の続編。
    人格統合されてから、あとは平穏に過ごせていると良い、と思った。
    真実は、私には分からない。

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    2010年01月14日
  • ビリー・ミリガンと23の棺 上

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    「24人のビリー・ミリガン」の続きです。
    こうしてビリーは統合された!みたいな。
    私としては統合されて皆が消えちゃったのは結構寂しかったけど。
    正しくは、統合されたから消えたわけじゃないってことです。

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    2009年10月04日
  • 五番目のサリー 上

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    多重人格、五人の人格を持つサリー・ポータの話。
    過去に起こった心の傷、憎悪、怒り、悲しみ、喜怒哀楽を受け入れる事が出来ず分裂したのか。
    一人一人の人格は様々で治療を続けていく内に他の人格と融合していく。
    融合して完全な人間、五番目のサリーになるまでの苦悩、切なさが面白い。

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    2009年10月07日
  • ビリー・ミリガンと23の棺 上

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    貴志の「ISOLA」を読んだ後に事実の話を読むと面白くて仕方ない。

    でも、本編を読んでから読むべきだぁね。

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    2009年10月04日
  • クローディアの告白 上

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    クローディアってあの人に似てるよね。美人で魅力的でちょっとおかしくて。もっと純粋な性格ならあの人もこうなれたかな。2007/8/2

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    2012年07月31日
  • ビリー・ミリガンと23の棺 上

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    24人の〜の方で書かれていたことを、詳しく別視点からなぞっていく感じ。刑務所ってやっぱりとても恐ろしい。絶対に行きたくないと強く思います。
    ビリーは本当はとても強いんじゃないかと思う。人格を交代してでも、結局は生きるんだもの。

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    2013年02月28日
  • 五番目のサリー 上

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    物語としては面白いけど、情報としては嘘っぱちですよ、お気をつけ!多分彼の作品の中で一番有名なのはアルジャーノンだと思うんですが、泉はコレしか読んでない。内容は…そうだな、一部エロいです(!)

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    2009年10月04日