ダニエル・キイスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
手術を受ける前の、賢くなりたかったチャーリイと賢くなったチャーリイはどちらが幸せだったのだろう。
手術前はみんなと同じくらい賢くなったら、友達はもっと増えるだろうと思っていたのに、賢くなった途端にチャーリイは孤独になってしまった。
パン屋の仲間はチャーリイをからかう時もあるが、チャーリイを侮辱したり手を出そうとする人を許さない。母性や父性を持った連中だ。
チャーリイが持っていた優しさや許す心というのが、賢くなるにつれ消えていってしまう描写が生々しい。人に対して「なぜ」、「どうして」を繰り返し、周囲の人をナチュラルに見下し始める。
確かに手術を受ける前の扱いを理解すれば、もうあの頃に戻りた -
Posted by ブクログ
ネタバレこの本の本質は何か考えると私は文明の発達は手放しで誇るべき事なのか、無知は罪だと言われるが本当に罪なのか、知能数値が変わることで多角的な視点から見る幸せとはなにかのようなものだと思う。
文明の発達は凄まじく文化や流行りも目まぐるしく変わっていくその時に健常者にあるものをない人も得られるようになっていく
盲目の人が目が見えるようになるような事だ
本当にそれは人類の進歩だと簡単に誇れるのか
目が見えるようになることは感覚が1つ増えると言うことそれは慣れるまで沢山の時間を要するのではないか、目に見えなかった頃の悪意を知ってしまうのではないか
今回は知能が人工的に与えられる
知的障害を持つが心優しく全 -
ネタバレ 購入済み
切なくなった
終始日記風の書き方で、最初幼児の知能レベルで書いた日記はかなり読みづらかったけど、とある日を境に作文能力が急上昇、こんなに変わるもん??!とびっくりしました。
最初は低知能だったが故にいじめられていると気づかなかったものの、周り対する優しさや希望のようなものが読み取れました。
「頭がよくなる手術」を受けたことによって、数日後チャーリィの理解力や会話の能力はメキメキ上達、でもそれと同時に小さい頃の嫌な思い出やトラウマがよみがえるようになり、それによって苦しみます。
物語が進んでいくにつれてより賢くなったチャーリィは、ずっと憧れだった「他の人と政治や宗教や、そういう高度な内容の話がしたい」という夢