椎名優のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ソランジュの回想から始まって、閉架図書の日誌を持ち出すところで終わる貴族院1年生外伝。
個人的にはハルトムートとクラリッサの話がおすすめ。
・護衛騎士として、兄として コルネリウス
・貴族院のとある一日 ローデリヒ
・独り言が起こしたディッター ハンネローレ
・素晴らしきディッター ルーフェン
・優雅でいられない貴族院生活 ヴィルフリート
・間が悪いのです ハンネローレ
・女のお茶会 ヴィルフリート
・神殿の護衛騎士 アンゲリカ
・置いてきぼりの護衛騎士 ユーディット
・ダンケルフェルガーの女 ハルトムート
・男の社交 ヴィルフリート
・予想以上にひどい罰 トラウゴット
・叔父上の側近 ヴィル -
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文体は読みやすく、ストーリーも独創的で楽しめる。特に異世界といってもそれほど目立った違いは無く、むしろ中世ヨーロッパの庶民の生活を下敷きに描写しているので現実感がある。
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本好きの下克上兵士の娘Ⅱ
まるで物語の世界で今一緒に生きているような 世界観が現れ引き込まれるほど面白い 次げ読みたくてたまらない こんなに 本の世界に引き込まれるなんて 思わなかった 本当に素敵で面白い 何度読み返しても飽きないなんて 自分でもびっくりでした
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一番好きな本
この本を読んでる間中、ずっと幸福な気持ちで居られる。そして本好きの主人公の物語なだけに、文章が凄く魅力的!?なんだと思う。文字を読んでるのを忘れるくらい物語が自然に頭の中に広がります。
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疑惑と懐疑
貴族院3年生も後半。
今までは幼子の認識範囲だったマインもついに恋愛や結婚の話に重みを持ち始めた様子。
(但し、俄然本人はその気は無し)
自身の感情を抑える人が多くて
こっちの心が痛む!
どうにかしたいけど本人は望まず…歯がゆい!
が、だからこそ周囲が出来る範囲でもどうにかしようと苦心する姿に心が温められる。
基本的にマイン主観だが、
エピローグでは他の視点が描かれており、
毎回この視点から観るとそうなるかぁ〜。
とマイン視点の真実を知ってるだけに騙して少し悪戯をきているような楽しい気分を味わっていたのですが、
今回のエピローグは色々と…そう、色々と
うわぁぁぁぁぁぁぁぁ。となりましたね。 -
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次が読みたい病です
面白い、まあ次から次へと問題がおこりますな。やっぱりジル様姉は裏で暗躍してそうだし、中央の裏で暗躍しているのは誰かなぁ?ヴィルフリートは側仕え変えないと駄目だよね、ローゼマインとの溝が深くなっちゃうよ。わたし的にはローゼマインはフェルディナンドの嫁推しなんですがないかな?
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貴族院3年生の終わり
Web小説で読んでいたのでストーリーはわかっているのですが、何度読み返しても楽しめます。(加筆も多いです)
名捧げしたマティアス視点のプロローグは、ローゼマインの側近たちの気持ちがよくわかり読み応えがありました。
ブリュンヒルデやレオノーレといった貴族院入学の頃から仕えている側近達の忠誠心は素晴らしく、彼女達の不満には共感を覚えました。
書き下ろし短編も、いろいろな人物視点で裏事情を知ることができるのでいつも楽しみです。
他人の言葉に影響されやすくいつまでも甘ちゃんのヴィルフリートにはイラッとさせられましたが、彼らしい悪気のない浅慮な言動はキャラに深みを与えていると感じました。 -
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今回も満足
書き下ろし2作も収録されてて加筆されてたり今回も楽しく読めました!
絵もとても綺麗で世界観を広げてくれてマインの成長した姿も早く見たいです。
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体は子ども、頭脳は大人!
ルッツの将来の夢を聞いたマインが行動を起こします。
マインが(前世もちだけど)子どもながらに大人達と対等に
渡り合う本作の面白さがこの辺りから本格的に始まる感じです。
念願の植物紙づくりもようやく一歩踏み出します。
一方、とても庶民の子どもとは思えないマインの活躍っぷりに
ルッツが違和感を覚え、疑念を抱き始めます。
異世界からの転生者であることを伝えるのか隠すのか、
続きが気になる終わり方です。
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舞台は貴族街へ
第二部のコミカライズ完結を待たずしての第三部なので、原作未読の方は戸惑うと思います。
気になる方は無料で読めるweb版の原作を読んでしまうのも手かもしれません。
作画担当の方も第二部までとは変わっており、二部までが「可愛い・コミカル」系の絵柄とすると、こちらは「綺麗・美しい」系です。
とはいえキャラデザは共通ですし、誰が誰だか分からない、などということは無いので安心です。舞台が貴族街中心となり、
煌びやかな場面も増えるので、マッチした画風とも言えます。特に洗礼式での挨拶シーンは美しく、迫力があります。
環境が一変し、下町時代とは全く異なる立ち回りを求められることとなった主人公の行く末 -
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転生もので一番好き
異世界転生もののなかでは、「すごく強いスキルを手に入れる」という点よりも
「現実世界で得た知識を活用する」という点に比重が置かれており、ある種タイムトラベルものに通ずる面白さがあります。
また新しい転生ものに比べ、舞台が然り作り込まれていて、丁寧に描かれていると感じました。