中村圭志のレビュー一覧

  • 宗教図像学入門 十字架、神殿から仏像、怪獣まで

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    宗教で使用されるシンボル(マークだったり像だったり)を、特定の宗教ではなく様々な宗教を横ぐしに見て共通点や違う点を見ていこうという本。特定の宗教でこのような解説をしている本はありますが、様々な宗教をまとめてみる本は今まで見たことがなく斬新です。しかも三大宗教以外の宗教も取り上げているのも面白い。
    そしてこのように様々な宗教をまとめてみると、結構同じような意味合いのシンボルを使っているものだということに気づくことが出来ます。本書では各シンボルは絵で図示されているので、実際に見てみたいです。

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    2023年02月25日
  • 教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

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    本書は前半と後半に分かれた2部構成になっています。前半は宗教を「薄い宗教」と「濃い宗教」という表現で噛み砕いて説明しています。後半は世界の8つの宗教の概説です。それは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、ヒンドゥー教、儒教、道教、神道です。ちなみに自分自身は無宗教です。自分が一番興味のあった宗教による救済のカラクリや洗脳の仕組み、また日本人の宗教に対するアレルギー反応、といった事は書かれていませんでした。そういった意味では少々、物足りなかったです。とはいえ、初心者向けの宗教ガイドとして非常に面白かったです。

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    2022年09月01日
  • 宗教学大図鑑

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    世界中の宗教が解説されています。文化や風習などの一般的な知識だけではなく、各宗教の思想、哲学的な面もしっかり学ぶことができます。タイトルが宗教「学」であるのも納得です。

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    2021年12月30日
  • 宗教図像学入門 十字架、神殿から仏像、怪獣まで

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    クールな宗教概論だ。特別な宗教はない、と全体に主張しているように感じる。

    ・大宇宙と小宇宙の照応は、仏教だけでなく、キリスト教やカバラーにもあった。
    ・旧約聖書には、天国も地獄も書かれていない。

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    2021年12月17日
  • 面白くて眠れなくなる宗教学

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    主要な宗教について、それぞれの宗教同士の関わりも含め多様な面から特徴を分かりやすく解いている。著者の時々入る鋭いツッコミも面白い。

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    2022年01月16日
  • 世界の深層をつかむ 宗教学

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    15日のワークブックとして設計されているが、著者のはじめににて「本書をどのように使おうとご自由です」と書いてあったので、重いテーマではあるがさらっと読んでみようという気分になり読み始めた。
    宗教組織に対してマイナスイメージを持っていたが、救いの一つである人々のつながりのために存在していることを思うと必要ではあると思う。

    生きている中で苦難があると、人生は試練や修行の場と捉える考え方に今まで賛同できなかった。
    なぜ人は苦しみがあると、意味づけたくなるのか。
    そしてその救いを宗教、神、スピリチュアルに、求めたくなるのか。

    日本人の民俗的生活のページも興味深かった。
    私たちは何のために、何を信じて、幼い頃からの習慣を当たり前のように取り入れているのか。


    時間がある時にそれぞれの宗教の成り立ちも読んで、深く学習したいと思った。


    本文より>
    宗教は矛盾に満ちた古代からの文化です。
    宗教を批判的に眺めることもまた大事です。

    基本概念>
    信者は救いを求めて宗教を実践している。

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    2021年10月24日
  • 教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

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    信仰、戒律、儀礼といった、宗教の根本的な概念についてわかりやすく説明されている。後半ではキリスト教、イスラム教、仏教などの主要宗教についての概観もされている。
    宗教に入信したいわけではなく、特定の宗教に特別な関心があるわけでもないけれど、宗教というものに関心がある人に向けた入口となる本。
    宗教についてある程度知識を持っている人でも、その知識の位置付けを知るために大いに役立つと感じた。とりあえず1冊持っておいて損はないだろう。

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    2021年07月15日
  • 24の「神話」からよむ宗教

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    「神話と宗教を一続きの歴史として解説する本」というコンセプトに興味をもち読む。神話と宗教から横断的に共通する部分や異なる部分を抽出しており面白かった。それぞれはダイジェストなので個別にもっと知りたい。意外に仏教を1番知らないかも。

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    2021年06月06日
  • 聖書、コーラン、仏典 原典から宗教の本質をさぐる

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    まず、難しすぎて自分には2割も理解できなかったよ…

    ただ
    一神教(キリスト教・イスラム教)と
    多神教(というか神を崇めるシステムじゃない仏教)はそもそも並び立つ概念じゃない事
    どの宗教も、時代の変遷と共に原典の解釈が変えられ、創始者の想いからかけ離れていく事

    くらいはわかった。

    とにかく、(後書きにもあるように)歴史ある宗教はそもそも思想で、時代と地域風土によってある種必然的に生まれ、またそれによって逆に思想自体が変えられていくものであり
    教祖の承認欲求によって突然変異的に生まれ拡散されるカルトと一緒にしてはいけない事は理解しておくべきかも。

    イスラム教が根源的に交戦的な宗教だとか、そういう誤解をしちゃいけない。

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    2021年02月07日
  • 教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

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    ネタバレ

    宗教とは何かという概要を1〜7章で説明し、資料編で主な宗教をそれぞれ解説している。
    教科書の補助として読みやすく、分かりやすかった。
    専門的にそれぞれの宗教を学びたい人にとっては物足りないと思う。教養としての入門書、ほんとにそのまんま。

    「空」は“カラッポ”、「四諦」は煩悩を追い払う4つの過程を“明らかにする”こと、の説明で、だいぶスッキリした。

    以下個人的な要約
    序章
    宗教は文化に根付いており、お辞儀の習慣や「平常心」の用語などにその影響は見て取れる。どこから宗教と括るのかは定義によって変わる。自然などの凄いパワーを表す「神」と救済する(仏陀のような)「神」がいる。キリストが「神」と訳されたのは、多神教の「仏」では唯一神の宗教観と矛盾するからだ。
    第1章
    歴史的な系譜を辿るとユダヤ/キリスト/イスラム/仏教/ヒンドゥー/儒教/道教/神道へと還元できる。東アジアは仏教/儒教/道教が(日本では神道も)チャンポンになり、東南アジアはイスラム/キリスト教も含み宗教の見本市のようだ。宗教的緊張が低く文化的交流のあるこの特異な環境は注目すべきように思う。
    第2章
    ユダヤ教からキリスト教とイスラム教が派生した。これら一神教は、唯一神とは何か、神の正義や救いとは何かと探求する。ヒンドゥー教、道教、神道など多神教では、様々な神を一種の現象と見て、その背後に宇宙的な原理があるとすることが多い。仏教では人間が修行して悟りを開くことを目的としている。
    第3章
    深く心に残る厳しい体験をした人は、希望と心の支えを求め、濃い信仰が必要になる。信仰の対象は必ずしも宗教ではない。宗教の本質は当事者の実存体験の深さだとする意見もある。宗教の負の歴史は宗教的叡智の記録であり共有財産だ。宗教は「不運」などの悪やその罪に自己責任論より深く取り組んでる。
    第4章
    宗教の営みに病治癒があるが、科学が発達した今日では正当できない。しかし人は不確実な「明日」さえ信じて生きるものだ。呪術の効果には気休めや社会団結の要素があり、それは案外重要だ。復活祭や豊穣祭などのめでたいものを祝う行事も、病治癒のような奇跡進行も、根底には生命力の信仰がある。
    第5章
    宗教とは生活習慣の一種である。多くの宗教には禁欲的な側面を持つ戒律があるが、それがどのようなルールになるかは歴史的に全く偶然だ。戒律や儀式に合理的理由がなく、神仏の命令としか言いようがないものでも、欲望が自然を蝕み社会格差を拡大している現実を見れば、宗教の善き働きが想像できる。
    第6章
    宗教には形の決まった動作や人生に付随する慣しが多くあり、儀礼という。儀礼を行う理由は複合的で難しいが、一番の機能はアイデンティティの表明あるいは確認がとする見方もある。儀礼そのものが共同体を運営する目的になる場合もある。厳粛なものから祭りのように賑やかなものまで様々だ。
    第7章
    宗教の教えは最終的に同じだとする意見がある一方、宗教間には異なる規定がありその本質が明らかでないことも確かだ。何かを問うことは宗教的な問いとして適切ではないかもしれず、どこまでを宗教とするのか線引きは難しい。保守的~革新的宗教が混在する中で宗教を問うことは、世俗を問うことである。

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    2020年08月19日
  • 教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

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    やや突き放したような筆致で宗教を明快に解説した一冊。信仰・戒律・儀礼について、それらの本質を端的に捉えた記述が刺激的。また、「宗教は人間の想像力のアーカイブズである」との指摘は、宗教の意味付けについて再考を迫るものであると評価したい。

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    2020年04月12日
  • 教養としての仏教入門 身近な17キーワードから学ぶ

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    サブタイトル「身近な17キーワードから学ぶ」とあるように、身近なキーワードをが用いられており、とても分かりやすいです。また、表現も割とフランクなため、より身近に感じられる、とても読みやすい一冊です。
    自分は何か宗教を信仰しているわけではありませんが、共感できる考え方は多くありました。
    どの宗教もそうですが、人間としての高みを目指すというものは普遍的だと思います。
    良いところを上手く取り入れて、正しい行動をしていきたいものです。

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    2020年03月22日
  • 面白くて眠れなくなる宗教学

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    ・宗教には理想とするライフスタイルがそれぞれ書かれている。
    ・仏教には迷いながら共に進むことをよしとする伝統がある。
    ・宗教と、合理主義とのそれぞれの限界を見た現在、次にどう向かうか?

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    2019年12月15日
  • 面白くて眠れなくなる宗教学

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    宗教とは何か、宗教学とは何か、各宗教の成り立ち、社会や文化、芸術との関わり…などがわかりやすく簡潔にまとまっていた。
    自分の考えに照らしながら読むとなかなか興味深い。日本人は無宗教と自分も含めて思っていたが、たしかに宗教的側面は色濃く残っているなー等。
    宗教を勉強する一歩目として概略を知るにはうってつけだと思う。

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    2019年11月16日
  • 西洋人の無神論 日本人の無宗教 (ディスカヴァー携書)

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    今、欧米では無神論が台頭しているという。そして日本でよく聞かれる「自分は無宗教」。
    これらは本当なのか、そしてどういうことなのかを宗教学者である著者が述べる。

    日本人が無宗教であると言う場合、多くは特定の宗教・教義の信者ではない、という意味だ。そう言いながらも初詣に行き、お守りを買い、墓前に手を合わせる。これは神道や自然に宿る八百万の神などの多神教の文化が根付いているということに他ならない。
    一方で欧米で無神論を唱えるということは、きっぱりと神を否定することだ。是か非か、と白黒はっきりさせるのも一神教世界の伝統だそうだ。
    また、日本では宗教的規範よりも「自国の伝統」とされるものに対する固執の方が強い。なるほど、「ここは日本」という言葉をよく耳にするはずだ。
    最後に心に響いた著者の文を一つ。
    「道徳にとって重要なのは、神の権威によって思考停止することではなく、さまざまな事情を抱えている、あるいはあなたの知らない事実を知っているさまざまな相手の意見に耳を傾けることだ。」

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    2019年10月29日
  • 知ったかぶりキリスト教入門 イエス・聖書・教会の基本の教養99

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    いろいろと読みたい本があるものの、キリスト教を前提としている本も多数あり、そもそもキリスト教について詳しく知らないな?(ミッション系の大学だったのに)と思い、まずは簡単に勉強出来そうなものを、と手を出した。
    Q&A形式で書かれており、非常にわかりやすい。
    内容としてはキリスト教の始まりから現代社会と宗教の関係性まで。他の宗教(主に仏教)との比較もあり、理解しやすい。
    聖書なんて旧約聖書の序盤しか読んだことがなくてカインとアベルのところからごっちゃになっていたけれども、本書を読んでなるほどなと理解できたのでとても良かったです。

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    2019年09月15日
  • 知ったかぶりキリスト教入門 イエス・聖書・教会の基本の教養99

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    「氷点」を読み終わって、原罪やキリスト教について知りたくて読んだ。
    フランクな語り口調で読みやすい。
    「目からウロコ」という言葉の由来がキリスト教にあったことなど、驚きがたくさんあった。
    他の宗教についてもこのような本があったら読みたい。

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    2018年12月16日
  • 聖書、コーラン、仏典 原典から宗教の本質をさぐる

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    聖書、コーラン、仏典、儒教や神道の本など、その教典を中心にそれぞれの宗教を概観できる。また、聖書はムハンマド、イエスはコーランといった対比や、仏教の発展の歴史といった、自分が今まで知らなかったことも勉強できた。

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    2018年11月16日
  • 教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

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    まず「宗教学」というジャンルが、特定の宗教についての学問ではなく、幅広く宗教について研究する分野だと本書を読んで初めて知りました。「濃い宗教」と「薄い宗教」という分類など、筆者の主張がとてもユニークで実際にお話を聞いてみたいと思う内容でした。
    無宗教と言われる日本人ですが、本書を読むとそうでもないのだろうと分かるでしょう。タイトル通り、教養として知っておくべきことだと思います。

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    2018年10月10日
  • 聖書、コーラン、仏典 原典から宗教の本質をさぐる

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    正典の確立まで、イスラム教は短かったが、新約、旧約聖書は数世紀かかっている。仏典は、大乗仏教が展開する間に多くの経典が作られ発散していった。また言語も、コーランはアラビア語版が唯一の正典であるが、聖書はラテン語版、ギリシア語版、ヘブライ語版などありそれぞれ内容が異なるケースもあるし、プロテスタントではそれぞれの言語バージョンが作られた。仏典は、元々のブッダの言葉はほとんど残っておらず、日本の経典は、サンスクリット版をさらに漢訳したものを参照しているケースがほぼ全てであり、また内容も不況のためというより、修行の手引きとなるものであり、(ここの宗派においてはあるが)正典なるものは確立していない。

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    2018年07月14日