中村圭志のレビュー一覧

  • マンガ版 教養として学んでおきたい5大宗教

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    宗教について漠然としたイメージしかなかったのですが、世界のことを知りたいと思い読み始めました。
    すると意外と宗教同士でつながりがあったり、宗教上のルールにも大人の思惑があったりと、なるほど〜と思う内容が多かったです。
    漫画でとてもわかりやすく書いてありますが、すこし踏み込んだ内容もあったので、そこは覚えるのは難しそうでした。

    一回読んだだけでは中々落とし込めないので、何回か読むのがいいのかなと思いました。

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    2024年11月28日
  • 先生、宗教についてゼロから教えてください

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    ユダヤ、キリスト、イスラム、ヒンドゥー、仏教。
    現代の文化の根っこにある部分ですね。すぐには争いにはならないがどこかで火種となる。
    一神教は苦しいときに宗教に戻る。

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    2024年11月08日
  • エッセンシャル版 図解世界5大宗教全史

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    エッセンシャル版ということで、主要な宗教の骨格部分がサラッとまとまっていた。
    私のような「宗教を知りたいけどどんなのがあるかよくわかってないからまずはザックリ知りたい」人にはぴったり。
    でもザックリなところは本当にザックリで、解説もなくイラストや写真だけ置いてあるみたいな部分もあった。もう少し詳しく説明してほしいな〜と思った宗教だけ深追いするか、本書のエッセンシャル版ではない方を買うかする。

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    2024年06月05日
  • 教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

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    宗教から一定の距離を取った視点で茶化さずに真面目に書かれている。普通の当たり障りのない宗教紹介本かと思いきや、しっかり主張がある。印象に残ったところ抜粋。

    〜文化としての宗教のもつ「失敗のアーカイブズ」としての役割は大きい。〜そういう意味で我々は、個人的信仰とは別次元の、文化としての宗教という歴史的共有財産に、もっと注意を払うべきなのではないだろうか。

    ドライな切り口カッコいい。

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    2024年03月03日
  • 図解 世界5大神話入門

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    ・1回通読。大ボリュームだけどユーモアに富んでいて一気に読める
    ・好きなエピソードは日本神話の黄泉比良坂、好きな神様はギリシア神話のプロメテウスと北欧神話のオーディン、興味深く、より詳しく知りたくなったのはインド神話の梵我一如と輪廻転生、中東神話のヨブ記とグノーシス主義
    ・神曲、三国志演義、千一夜物語、指輪物語などの古典ファンタンジーが読みたくなったのと、世界中の怪異譚も知りたくなった

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    2024年02月15日
  • 亜宗教 オカルト、スピリチュアル、疑似科学から陰謀論まで(インターナショナル新書)

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    怪しげな風説がSNSにより拡散されがちな昨今、パッと見では判断が付きにくいオカルトも、系譜を追って読むことで陰謀論か否かの判断がしやすくなると思う。
    こういった本は他にも幾つかあるが、こちらは自称の羅列というより、歴史とそれに付随する考察が入ったもので、読み応えがあり面白かった。
    自己啓発本や針、按摩などのオカルトと言い難い分野まで抑えた上で、それらがなぜ大々的にオカルトと言えないか、オカルトと言ってしまうことの問題も(軽くだが)触れられていたのは良いと思う。
    またスピリチュアルや陰謀論のみでなく、ソーカル事件などの根本の知性、科学を疑うものまで触れているのが嬉しい。

    人によってはこの本のせ

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    2024年02月01日
  • 教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

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    宗教とは何か。
    日本人にはなじみの薄い世界の8つの宗教をテーマで切り分ける宗教ガイド。


    ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、ヒンドゥー教、儒教、道教、神道の8つの宗教を分かりやすく解説したガイド本です。
    あらゆる宗教から距離を置いたうえで、教養として様々な宗教やその歴史、背景にある文化などを広く浅く知りたいという方向け。

    入門というだけあって、表紙やタイトルのイメージほど難解ではなく、読みやすいです。どれかの宗教に偏らず、俯瞰した視点で書かれているのでどの宗教の話も頭に入ってきやすい気がします。所々そんな書き方して大丈夫? と思ってしまうようなところもあり、エッセイのような趣もある気

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    2024年01月14日
  • 面白くて眠れなくなる宗教学

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    宗教学、面白い。
    信じるものがある方が、それが道標となり、生きやすいのかな?と思ったり。思わなかったり。
    全ての物事の理由が神だとしたら、割り切れることもあるのかもしれない。

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    2023年10月22日
  • 教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

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    要所要所が抑えてあり、歴史的流れや、地理的な解説もあってとても分かりやすく面白い本だった。この本をとっかかりにして、取り上げられている宗教を勉強するのも良いと、あえて取り上げていないものを調べてみるのも面白いように思う。
    著者いわく、すこし突き放した形で記述してある。けれど敬意は充分に感じられた。
    この本の前に読んだ中野京子著『残酷な王と悲しみの王妃』についての解像度が、かなり上がったのは良い副産物だった。

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    2023年09月04日
  • 宗教図像学入門 十字架、神殿から仏像、怪獣まで

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    宗教で使用されるシンボル(マークだったり像だったり)を、特定の宗教ではなく様々な宗教を横ぐしに見て共通点や違う点を見ていこうという本。特定の宗教でこのような解説をしている本はありますが、様々な宗教をまとめてみる本は今まで見たことがなく斬新です。しかも三大宗教以外の宗教も取り上げているのも面白い。
    そしてこのように様々な宗教をまとめてみると、結構同じような意味合いのシンボルを使っているものだということに気づくことが出来ます。本書では各シンボルは絵で図示されているので、実際に見てみたいです。

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    2023年02月25日
  • 教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

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    本書は前半と後半に分かれた2部構成になっています。前半は宗教を「薄い宗教」と「濃い宗教」という表現で噛み砕いて説明しています。後半は世界の8つの宗教の概説です。それは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、ヒンドゥー教、儒教、道教、神道です。ちなみに自分自身は無宗教です。自分が一番興味のあった宗教による救済のカラクリや洗脳の仕組み、また日本人の宗教に対するアレルギー反応、といった事は書かれていませんでした。そういった意味では少々、物足りなかったです。とはいえ、初心者向けの宗教ガイドとして非常に面白かったです。

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    2022年09月01日
  • 宗教学大図鑑

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    世界中の宗教が解説されています。文化や風習などの一般的な知識だけではなく、各宗教の思想、哲学的な面もしっかり学ぶことができます。タイトルが宗教「学」であるのも納得です。

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    2021年12月30日
  • 宗教図像学入門 十字架、神殿から仏像、怪獣まで

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    クールな宗教概論だ。特別な宗教はない、と全体に主張しているように感じる。

    ・大宇宙と小宇宙の照応は、仏教だけでなく、キリスト教やカバラーにもあった。
    ・旧約聖書には、天国も地獄も書かれていない。

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    2021年12月17日
  • 面白くて眠れなくなる宗教学

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    主要な宗教について、それぞれの宗教同士の関わりも含め多様な面から特徴を分かりやすく解いている。著者の時々入る鋭いツッコミも面白い。

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    2022年01月16日
  • 世界の深層をつかむ 宗教学

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    15日のワークブックとして設計されているが、著者のはじめににて「本書をどのように使おうとご自由です」と書いてあったので、重いテーマではあるがさらっと読んでみようという気分になり読み始めた。
    宗教組織に対してマイナスイメージを持っていたが、救いの一つである人々のつながりのために存在していることを思うと必要ではあると思う。

    生きている中で苦難があると、人生は試練や修行の場と捉える考え方に今まで賛同できなかった。
    なぜ人は苦しみがあると、意味づけたくなるのか。
    そしてその救いを宗教、神、スピリチュアルに、求めたくなるのか。

    日本人の民俗的生活のページも興味深かった。
    私たちは何のために、何を信じ

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    2021年10月24日
  • 教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

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    信仰、戒律、儀礼といった、宗教の根本的な概念についてわかりやすく説明されている。後半ではキリスト教、イスラム教、仏教などの主要宗教についての概観もされている。
    宗教に入信したいわけではなく、特定の宗教に特別な関心があるわけでもないけれど、宗教というものに関心がある人に向けた入口となる本。
    宗教についてある程度知識を持っている人でも、その知識の位置付けを知るために大いに役立つと感じた。とりあえず1冊持っておいて損はないだろう。

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    2021年07月15日
  • 24の「神話」からよむ宗教

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    「神話と宗教を一続きの歴史として解説する本」というコンセプトに興味をもち読む。神話と宗教から横断的に共通する部分や異なる部分を抽出しており面白かった。それぞれはダイジェストなので個別にもっと知りたい。意外に仏教を1番知らないかも。

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    2021年06月06日
  • 聖書、コーラン、仏典 原典から宗教の本質をさぐる

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    まず、難しすぎて自分には2割も理解できなかったよ…

    ただ
    一神教(キリスト教・イスラム教)と
    多神教(というか神を崇めるシステムじゃない仏教)はそもそも並び立つ概念じゃない事
    どの宗教も、時代の変遷と共に原典の解釈が変えられ、創始者の想いからかけ離れていく事

    くらいはわかった。

    とにかく、(後書きにもあるように)歴史ある宗教はそもそも思想で、時代と地域風土によってある種必然的に生まれ、またそれによって逆に思想自体が変えられていくものであり
    教祖の承認欲求によって突然変異的に生まれ拡散されるカルトと一緒にしてはいけない事は理解しておくべきかも。

    イスラム教が根源的に交戦的な宗教だとか、そ

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    2021年02月07日
  • 教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

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    ネタバレ

    宗教とは何かという概要を1〜7章で説明し、資料編で主な宗教をそれぞれ解説している。
    教科書の補助として読みやすく、分かりやすかった。
    専門的にそれぞれの宗教を学びたい人にとっては物足りないと思う。教養としての入門書、ほんとにそのまんま。

    「空」は“カラッポ”、「四諦」は煩悩を追い払う4つの過程を“明らかにする”こと、の説明で、だいぶスッキリした。

    以下個人的な要約
    序章
    宗教は文化に根付いており、お辞儀の習慣や「平常心」の用語などにその影響は見て取れる。どこから宗教と括るのかは定義によって変わる。自然などの凄いパワーを表す「神」と救済する(仏陀のような)「神」がいる。キリストが「神」と訳さ

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    2020年08月19日
  • 教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

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    やや突き放したような筆致で宗教を明快に解説した一冊。信仰・戒律・儀礼について、それらの本質を端的に捉えた記述が刺激的。また、「宗教は人間の想像力のアーカイブズである」との指摘は、宗教の意味付けについて再考を迫るものであると評価したい。

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    2020年04月12日