中村圭志のレビュー一覧

  • 死とは何か 宗教が挑んできた人生最後の謎

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    さまざまな知見に基づく
    いろいろな宗教の
    あの世観の比較。
    なぜ、そういう理屈にしたのか
    分析が面白い。

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    2025年01月01日
  • 教養としての仏教入門 身近な17キーワードから学ぶ

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    常々手を合わせるくせに、何も中身がわかっていない、との自覚あり、手に取った一冊。わかりやすいし、へーそういうことなのか、という理解には非常によかった。

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    2024年01月17日
  • 宗教図像学入門 十字架、神殿から仏像、怪獣まで

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    簡単で短い、非常に読みやすい本。
    新書ならではの軽さは相変わらず読むたび嬉しくなる。
    世界各地に流布される様々なイメージ群について、各宗教の根本的世界観や教義等に触れながらシンプルかつ堅実に読み解いていく。
    巻末にある付録も良かったです。
    最高。

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    2023年05月15日
  • 面白くて眠れなくなる宗教学

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    社会はこんな風に成り立っているのかと目から鱗。そのような社会で自分はどのように生きていけばよいのか、考える指針を与えてくれる本。世の中の様々な考え方、人々の特徴ある行動など、今までなんとなく存在を知っていたようなことが、社会学では名前がついて研究対象となっているのだと気がついた。読みやすく、とても面白い。

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    2023年01月02日
  • 図解 世界5大神話入門

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    まともに神話を読んだことがなかったので普通に面白かった。神話は色んな小説のモチーフになっていたり、部分的に引用されたりしているので理解が深まる。

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    2022年01月03日
  • 24の「神話」からよむ宗教

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     予想以上に面白かった。最初は少し退屈に思ったのですが、途中からは面白かったです。やはり今日まで語り継がれる「神話」は、その価値や意味があるのだ。そしてそれが果たす役割があった。
     我々からするとヤハウェなんてとてもまともに信じられないのですが、ユダヤ人は本気で信じています。そしてその宗教的確信が民族としての存続の鍵でした。
     宗教を理解しないと世界も歴史もわからない。真をを理解しないと宗教はわからない。だから神話の大雑把なところは理解しておく必要がある。
     この本のいいところはそれぞれの神話をクールに理論的に語っているところです。旧約聖書もそうだけれど、それ自体を読んでもわからないのだ。そう

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    2021年06月06日
  • 24の「神話」からよむ宗教

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    ネタバレ

    宗教って前から興味があったけれど、なかなか不気味で難しいテーマで、手を出しにくかった。この本はとてもわかりやすく深堀りしてくれている。広く、深く、宗教や信仰心に触れられる良い本だと思う。

    現代では、宗教や神話のエッセンスは、小説や児童文学やアニメなどに息づいているとのこと。村上春樹、宮崎駿、ハリー・ポッター、などなど。確かに現代版の神話となっている感がある。

    多神教は農業から生まれたという。農業という新しい厳しい環境から、その時代の人々の想像力によって、拠り所として生み出された神様たちとその物語。

    多神教の神々はとても個性的で面白い。あまりにやんちゃで奔放すぎるので、しばらくすると筋の通

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    2021年05月02日
  • 宗教学大図鑑

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    今まで「宗教は胡散臭いから苦手」と毛嫌いしていたが、どうやらそうでもないようだ。
    科学と宗教の意外な関係性を知ってしまったら、宗教の歴史を学ばずにはいられなくなった。


    宗教は、何をおいても秩序に関心がある。宗教は社会構造を創り出して維持することを目指す。
    科学は、何をおいても力に関心がある。科学はその「力」を、研究を通して獲得することを目指す。
    科学と宗教は、真理よりも秩序と力を優先する。
    したがって、両者は相性が良い。
    ーユヴァル・ノア・ハラリ


    宗教、芸術、科学はすべて、
    同じ一本の木から生える枝である。

    ーアルベルト・アインシュタイン

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    2018年12月21日
  • 宗教学大図鑑

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    文字通り世界の宗教に関する基礎知識が得られる本。あくまで宗教の知識について史実に基づいて記述しているので、安心して(笑)読める。

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    2015年10月31日
  • 教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

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    最近、自分の内面と向き合い、人生の幸せを考えるようになった。その中で、信仰の力の大きさに触れ、宗教を学ぼうと考えた。
    本書では、宗教の根底をなす真理、儀礼の意味などに関して、現代的な表現でわかりやすく述べられている。
    宗教ごとの共通点や相違点に触れ、それぞれの宗教の概説もなされている。
    これまで何となく触れたりしてきた宗教的な知識や文化の意味がわかり面白かった。

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    2015年02月02日
  • 教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

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    宗教抜きに生きられない現代社会にあっての「真の教養書」。宗教?勘弁して、という反応は、本書で払拭されるだろう。入門とは随分と謙遜したタイトルだ。

    宗教を濃い、薄いで論じる観点も、斬新で素晴らしい。前半の本編と後半の資料編の構成、バランスも良い。

    ・文化としての宗教の持つ「失敗のアーカイブズ」としての役割は大きい。
    ・(どの宗教も)、自己責任論などよりもよほど深いレベルで、悪の「不運」と「責任」の問題と取り組んでいる。
    ・ヒンドゥーの本質とカースト制度は、関係がないと解体がすすんだ。
    ・呪術信仰は馬鹿にされがちだが、実のところ、これは宗教の土台である。
    ・原始に帰れ式の運動はいつもどこかジレ

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    2014年12月19日
  • 信じない人のための〈宗教〉講義

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    宗教について関心をもったらまずこれを一冊、というくらいによくまとまっていると思う。いわゆるキリスト教とか仏教といった創唱宗教から始まり、「宗教」にカテゴライズするべきか迷う儒教や神道、果ては名前のない信仰や文化といった「見えない宗教」までカヴァーしている。

    特に筆者が強調している中で重要だと僕も思うのは、1)「宗教」とひとくくりにされているそれぞれの内実が”構造的”にまるで違うことがあるということ、そして2)「宗教者」はそれほど私達と違わないし、ドラマチックな存在でもないということだ。

    1)については、特にイスラムが例としてわかりやすいだろう。イスラムは法律や政治にまで影響力をもたらす宗教

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    2012年06月22日
  • 聖書、コーラン、仏典 原典から宗教の本質をさぐる

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    各宗教の経典の違いがよく分かった。
    戒律的なユダヤ教と信じることを主とするキリスト教の関係が初期(小乗)仏教と大乗仏教の関係に似ている。

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    2025年11月30日
  • 聖書、コーラン、仏典 原典から宗教の本質をさぐる

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    三大宗教の聖典についての基礎知識がまとめられている。教科書的な本と思って貰えば良い。
    読んで思ったのは、意外にも1番内容を知らないのが日本人的にいちばん馴染みのあるはずの仏典だったな、ということ。法華経に何が書かれているなんて、恥ずかしながら全く存じ上げず……
    なお、仏典を取り上げた章は、初期仏教的なパーリ語のものと、大乗仏教のものの両方を扱う(2章ぶんある)。

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    2025年11月19日
  • 面白くて眠れなくなる宗教学

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    面白くてためになる 宗教学の本。タイトル通り。
    普段は意識しなくても、日常生活の中には宗教的なものはたくさんある。この学問は、宗教を心理学、社会学、人類学的立場から比較考察するもの。表面的なテレビやネットの情報に振り回されてきたが、若い頃に宗教学を学んでおけば、世の中の見方が違っていたかもしれない。

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    2025年10月13日
  • 亜宗教 オカルト、スピリチュアル、疑似科学から陰謀論まで(インターナショナル新書)

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    ここ数年、都市伝説系YouTubeやダンダダンなど、スピ的なコンテンツが再流行してる感じがしていたので読んでみました。
    個人的にスピリチュアルや都市伝説は好きだけど、どっぷりつからず、一歩引いて俯瞰して観るスタンスが一番性に合うなぁと再認識させていただきました。面白かったです!

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    2025年09月18日
  • 教養として学んでおきたいギリシャ神話

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    聞いたことはあるけど、よく知らなかったギリシャの神々の話が知れた。
    またギリシャ神話の話が出てきた時に、戻ってきたい

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    2025年09月04日
  • 教養として学んでおきたいギリシャ神話

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    表題の通り、ギリシャ神話についての入門書
    
    以下、公式の説明
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    ギリシャ神話をきちんと理解することで、もっと教養を深めましょう
    
    「ギリシャ神話」というと、欧米の文化に強い影響を与えたもののひとつです。
    ギリシャ神話を知らないと理解できない文化的な背景が多くあります。
    本書は、学問あるいは教養として知っておくべきギリシャ神話について解説します。
    ギリシャ神話とは何か、?代表的な神々、有名なエピソードなどを通じて、より深くギリシャ神話の世界を知ることができます。
    なんとなくは知ってはいても、きちんを理解していなかったギリシャ神話を正しく知ることで、教養を深め

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    2025年09月02日
  • 教養としての仏教入門 身近な17キーワードから学ぶ

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    なぜ本来仏陀のみを指していた言葉であったはずの菩薩や如来が複数いるのか、どんな経緯で日本において仏教が広まったのか、創価学会や立正佼成会が熱心な勧誘活動をしているのはなぜなのか、こういった仏教に関する疑問にしっかり答えてくれている、入門として最適な書。
    しかし、後半の『銀河鉄道の夜』の解説に繋げるために必要だったのだとは思うが、一神教と比較し共通点を見出そうとする試みは中途半端で、特にイスラム教に関しては良い面だけしか見えない記述がなされているため、やるべきではなかったのではないかと思う。そもそも人や動物の境地である「仏」と、セム的一神教のいう全知全能の「神」とではまったく違う。しっかりわけて

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    2025年05月29日
  • 死とは何か 宗教が挑んできた人生最後の謎

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    ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、神道、儒教、ダンテ、などで説かれてきた、描かれてきた詩の世界、死の受容の話。ユダヤ教ではユダヤ民族の現世の厳しさから来世での救い、ジャスティスを求めてきた。仏教では輪廻転生でそこからの解脱。近代ではより現世でのウェイトが高くなる。

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    2025年03月20日